ギリシャ国民8割の個人データ保有、35歳男を逮捕
[アテネ 20日 ロイター] ギリシャの首都アテネの警察当局は20日、同国の人口の約8割に当たる個人データを盗んだ容疑などで35歳の男を逮捕したと発表した。
警察の広報担当者によると、容疑者の男はコンピュータープログラマーで、住所や納税者番号、車両登録番号を含む900万人分のデータファイルを盗み出し、売却しようとした疑いがあるという。ギリシャの人口は約1100万人。ファイルは男の自宅から発見された。
容疑者が政府のサーバーに侵入してデータを盗んだ可能性や共犯者の有無など、現在捜査中だとしている。
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