〔金利マーケットアイ〕国債先物が反発で前引け、長期金利0.610%に低下
[東京 10日 ロイター] -
〔金利マーケットアイ〕
<11:15> 国債先物が反発で前引け、長期金利0.610%に低下
国債先物中心限月3月限は前営業日比10銭高の144円80銭と反発して午前の取引を終えた。1月米雇用統計で非農業部門雇用者数の伸びが市場予想を大幅に下回ったことを受けて、前週末の米債相場が買われた流れを引き継いだ。日銀が長期国債買い入れを通告し、需給引き締まりが意識されたことも買いを促した。ただ、飛び石連休の谷間で見送りムードが強く、買い一巡後は狭いレンジでの値動きとなった。
現物市場は投資家の動意が鈍く閑散。先物高を受けて長期ゾーンがしっかりと推移。10年最長期国債利回り(長期金利)は同0.5bp低い0.610%に低下した。
<11:00> 翌日物は0.07─0.072%中心、金先は閑散小動き
午前の短期金融市場で、無担保コール翌日物は0.07─0.072%を中心に取引された。主な取り手は地銀、信託、証券などで、朝方は一部0.075%でも出合いを付けた。金融機関の資金調達意欲は限定的で、取り一巡後は0.065%に弱含む場面も見られた。大手行は0.06─0.065%で調達意欲を示し、0.065%で一部取引が成立。ユーロ円3カ月金利先物は閑散小動き。飛び石連休の谷間で様子見ムードが強い。
<10:13> 日銀が国債買入を通告、3本総額9000億円
日銀は午前10時10分の金融調節で、残存期間1年超3年以下、3年超5年以下、5年超10年以下を対象にした国債買い入れオペを通告した。買入予定総額は9000億円、買い入れ日は2月13日。
日銀買い入れは事前予想通りで、相場の反応は限定的。国債先物中心限月3月限は144円70銭台後半で推移している。
<09:15> 国債先物が反発で寄り付く、米債高で買いが先行
国債先物中心限月3月限は前営業日比3銭高の144円73銭と反発して寄り付いた。前週末の海外市場で、1月米雇用統計後の米債が買いで反応したことを受けて、強含んで取引が始まった。
市場では、1月米雇用統計について強弱材料入り混じり、実態が見えにくくなっているとの指摘が出ている。「政府部門の雇用者数が減少しており、単に悪天候要因だけの影響なのか疑問だ。2月分以降の統計が重要になってくるのではないか」(国内金融機関)という。
<08:30> 翌日物は0.07─0.071%中心、地銀・信託・証券が調達
無担保コール翌日物は0.07─0.071%を中心に取引されている。主な取り手は地銀、信託、証券などで、取引レンジは0.07─0.075%。大手行は0.065%で調達意欲を示しているが、出合いは観測されていない。
取引レンジは、前週末と大きく変わっていないが「0.07%で地銀の調達意欲がややしっかりとしている」(国内金融機関)という。
日銀によると、朝方の金融調節を見送った場合、当座預金残高は106兆6000億円、準備預金残高は85兆2000億円程度となる見込み。
<07:05> 翌日物0.07%前半が中心か、当預106.6兆円程度の見込み
無担保コール翌日物は0.07%前半を中心に取引される見通し。10日は国債の発行要因などで不足地合いになる見込み。市場では「朝方は一定の資金需要があると思われるが、当座預金残高が高水準を維持する見通しにあるため、取り一巡後はレートが低下基調になるだろう」(国内金融機関)との見方が出ていた。
7日の翌日物加重平均金利(速報ベース)は、前営業日比較で0.007%低い0.072%となった。
日銀が朝方の金融調節を見送った場合、当座預金残高は7日に比べて1兆8000億円減の106兆6000億円程度になる見込み。残り所要積立額は2100億円。
国債入札情報
日本相互証券の日中画面
トレードウェブの日中画面
国債引値 メニュー
東証10年物国債先物<0#JGB:>
東証国債先物 メニュー
日本相互証券の国債引値一覧(10年債)・入札前取引含む
日本相互証券の国債引値一覧(20年債)・入札前取引含む
日本相互証券の国債引値一覧(30年債)・入札前取引含む
日本相互証券の国債引値一覧(2・4・5・6年債)・入札前取引含む
日本相互証券の変動利付国債引値一覧・入札前取引含む
日本相互証券の物価連動国債引値一覧・入札前取引含む
日本語債券関連メニュー
スワップ金利動向
ユーロ円金利先物(TFX)<0#JEY:>
ユーロ円金利先物(SGX)<0#SEY:>
無担保コールオーバーナイト金利先物(TFX)<0#JOV:>
TIBORレート
日本証券業協会 短期国債レート・入札前取引含む
日本相互証券 短期国債引け値・入札前取引含む
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」