再送:ノルウェー政府系ファンド、米国で初の不動産投資 約6億ドル規模
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[オスロ 11日 ロイター] ノルウェーの政府系ファンド(SWF、運用資産7000億ドル)は11日、約6億ドルを投じ、金融サービス企業のTIAA─CREFから不動産物件5件の権益49.9%を取得すると明らかにした。
初の米不動産への投資で、欧州に重点を置いた投資戦略を緩やかに転換し、保有資産の多様化を目指す。
投資対象はニューヨークやワシントン、ボストンの不動産物件。TIAA─CREFは残る50.1%を保有、ファンドと共に運営する。
ファンドは「合弁事業で主にこれら3都市の事業所物件の追加取得を模索する」とした。
ファンドの不動産事業責任者、カルステン・カレビグ氏は「世界最大の不動産市場である米国は、ファンドの長期資産ポートフォリオの重要な一部を占めていく」と述べ、手始めに東海岸の主要都市への投資機会を模索するとの考えを示した。
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