オリンパスの新経営陣会長、三井住友銀元専務の木本氏を軸に調整

オリンパスの新経営陣会長、三井住友銀元専務の木本氏を軸に調整
2月22日、オリンパスは新経営陣の会長に、主力取引銀行の三井住友銀行元専務の木本泰行氏を迎え入れる方向で調整に入ったことが分かった。昨年12月撮影(2012年 ロイター/Kim Kyung Hoon)
[東京 22日 ロイター] オリンパス<7733.T>は新経営陣の会長に、主力取引銀行の三井住友銀行元専務の木本泰行氏を迎え入れる方向で調整に入ったことが分かった。複数の関係筋が22日、明らかにした。
木本氏は現在、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>傘下の日本総合研究所社長を務める。オリンパスの経営陣候補を選定している経営改革委員会は、大株主のサウスイースタンなどが銀行出身者の招へいに反対の意向を示していることを踏まえ、慎重に検討。週内にも内定したうえで、4月の臨時株主総会で正式決定する。
新社長は、内視鏡などの医療事業を担当している笹宏行執行役員の昇格で調整している。

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