パナソニックエナジー、中国依存削減「第一目標」 米電池供給で
[ラスベガス 6日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラ(TSLA.O)のサプライヤーであるパナソニックエナジーは、米国製EV用電池のサプライチェーン(供給網)で中国への依存を解消する計画だ。ネバダ州ラスベガスで開催される「テクノロジー見本市(CES)」で6日、ノースアメリカ社長のアラン・スワン氏がロイターのインタビューに応じた。
スワン氏は中国の供給削減が「第一の目標だ」と語った。
同氏のコメントは、トランプ次期米大統領が計画する中国製品に対する輸入関税引き上げを受け、世界の企業が製造プロセスの見直しを余儀なくされている状況を浮き彫りにしている。
パナソニックエナジーは日本の大手電機メーカー、パナソニック(6752.T)の傘下企業。
スワン氏は、トランプ氏の関税計画に関してまず対処しなければならないことはサプライチェーンを中国に依存しないようにすることだと語った。
同社は米国ではネバダ州で工場を運営しており、今年カンザス州に第2工場の開設を予定している。
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