インフレ低下なら年内利下げ支持=米ミネアポリス連銀総裁
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米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は7日、インフレ率が予想通りに年内に一段と低下すれば、トランプ政権の関税などの政策で大きなサプライズがない限り、年末までに金利を現行水準より「小幅」に引き下げることを支持すると述べた。2023年5月撮影(2025年 ロイター/Mike Segar)
[7日 ロイター] - 米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は7日、インフレ率が予想通りに年内に一段と低下すれば、トランプ政権の関税などの政策で大きなサプライズがない限り、年末までに金利を現行水準より「小幅」に引き下げることを支持すると述べた。
カシュカリ総裁はCNBCのインタビューに対し「労働市場が好調さを維持し、インフレ面で極めて良好なデータが得られれば、一段の金融緩和を支持する」とし、「インフレ率が実際に低下している場合、なぜ金利を現行水準に維持しなければならないのか分からない」と語った。
ただ、米連邦準備理事会(FRB)はトランプ政権の関税、移民、税制などの政策を巡る不透明感が払拭されるまで、現行の金利水準を維持できるとの考えを示した。
労働省がこの日に発表した1月の雇用統計によると、失業率は4.0%と低水準にとどまった。カシュカリ総裁は、失業率が1月の雇用統計の中で最も重要な指標だったとの見方を示した。 もっと見る
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