浅草うねうね食べある記
浅草大好きな著者が、和洋食、カフェ、スイーツ、パン、お酒、雑貨屋など、行列のできる店から地元の人だからこそ知る名店まで、あらゆるジャンルの厳選店を紹介したコミックエッセイ! 中には「テレビはNGだけど、マンガなら…」と取材を受けてくれたお店も! オールカラーで食べあるきMAPつき! ガイドブックとしても使える1冊です★
なのは洋菓子店のいい仕事
[神のみぞ知るセカイ]の若木民喜が贈る、三兄弟のパティスリーコメディー!! 丘の上にあるケーキ屋さん「なのは洋菓子店」は、ワガママだけど腕の確かなシェフ、長男タイム、しっかりもののクーポンマニア、次男セージ、天使のような三男ぱせりの三兄弟のお店です。絶対美味を確約する「なのは」ですが、タイムのワガママのせいで、お店はいつも開店休業状態… 次男のセージはいつも頭を抱えています。謎あり、恋愛あり、美味しいケーキありの盛りだくさんの物語が繰り広げられる、「なのは洋菓子店」を貴方も是非訪れてみてください!!
スイーツ先生!
厳しい生活指導で不良たちからも『悪魔のカズセン』と恐れられる高校教師数一樹(かずいっき)は大の甘い物好き。だが校内では『恐怖の対象』で居続けなければならないと、甘ったるいスイーツ好きの一面は隠していた。いつものように仕事帰りの糖分補給に立ち寄ったカフェでスイーツを爆食いするカズセン。そしてその光景をその店でバイトする教え子・高城心(たかぎしん)に見つかってしまうのだが……学校では怒りまくり、プライベートでは甘々の二面性が、ツンデレチックなカズセンと、禁止されているバイトをこっそり続けるカワイイJKヒロイン・心ちゃんが織りなすうんちく満載のスイーツな掛け合いはクセになること間違いなし!!
泣きたい夜の甘味処
とある町に、ひっそりとたたずむ一軒の甘味処。熊と鮭が営むこのお店は、夜だけしか営業していません。提供するのは温かいお茶と、甘いもの一品だけ。今夜も、疲れて泣きたい人々がこの店に迷い込みます。夢をあきらめた夜、愛する人を想う夜、自分のことが嫌いになった夜。―そんな夜は、この店で涙を流してもいいんだよ。主人公たちが知らない、もうひとつの視点から綴った描き下ろし52Pに加え、11のお菓子レシピがついています。もくじ・疲れ果てたビジネスマンと昔ながらのドーナツ・会社を辞めたOLさんといちご大福・落ち込んだ新人さんが干し柿を拾う話・夫を亡くした奥さんと梅酒ゼリー・私だけのパフェ・ギャルとばあちゃんとマフィン・がっちゃんのココアクッキー・心配性なお母さんとバナナケーキ・緑のライオンと栗きんとんのパイ・3人の青春とプリン・夕暮れのチーズケーキ
キャラクターたちもとてもおもしろいです。 ケーキもおいしそうです。 そして、ケーキ屋さんに訪れる、ケーキに対してワクワクした気持ちを抱いたお客さん(モブ)が見られるのも、また良いです。 ケーキ屋さんで少しだけお手伝いをしたとき、ケーキ屋さんあるあるな面倒くさい客の話を聞かされましたが、だいたいのお客さんはそのお店のケーキを楽しみに来店される方でした。 そして、そのだいたいのお客さんはご機嫌です。 自分を思い返してみても、ケーキ屋に入れば幸せな気持ちになっています。 幸せそうな人たちを見るのは楽しいです。 そして、本編には関わりのないモブな人たちが、ケーキを食べて幸せそうにしている姿も見るので、自分もケーキが食べたくなってきます。 物語はといえば。 何も問題を抱えていない人なんてめったにいなくて。 ケーキが生活を変えるきっかけになって、前向きな未来へ繋がっていく幸せな話です。 明日、ケーキを買いに行こうかなと思いました。