普段、まったくキモノを着ませんが、舞踊をしていた祖母の形見がそれなりにあるので、親族の結婚式に着てみたいと思いました。髪が長ければ女性らしいまとめ髪も素敵ですが、こちとら年中ハンサムショート、着物に合う髪型がわかりません。ヘアセット屋さんにおまかせすれば確実だけど、よく拝見するような、編み込んだり、ふんわりさせたりは、普段のキャラと違いすぎて嫌だなあ。そもそもヘアカットがそういう感じになっていないしなあ……。そういうわけで、セルフアレンジを選ぶことにし、試行錯誤してみました。今週のお助けコスメはこちらです。
着物系インスタグラムをめくること数日。思い至った(自分なりの)結論
とにかくなんにもわかりませんので、まずは学習&サンプリング。着物系インスタグラムをめくってみました。普段着としてキモノをお召しの方、和の芸能の界隈の方、キモノ屋さんのオーナーの方、茶道を嗜む方などなど、いろんなアカウントが存在します。今回は結婚式=フォーマルということで、「美しいキモノ」のアカウントはやはり頼りになるのではないかと、重点的にチェック。
有名人の方がたくさん出演されているため、その方の洋装のときと見比べることで、和装のときのヘアアレンジの違いを感じやすいのが良かったです。
なんとなく傾向が見えてきました。質感は「サラサラ」よりも「しっとりツヤ」。ボリュームは「ふわふわ」より「タイト」。ラフ感は「後れ毛」よりも「毛並みを揃えて」。おでこは「隠す」よりも「全開」。「毛先で動きを出す」よりも「面できっちり感」を出す。特にフォーマル和装は洋服とは全然違う流儀で考えたほうが良さそう。
というわけで、まずは「しっとりツヤ」「タイト」。私は毛量が多いので「タイト」を目指すにはジェルかグリース。濡れ髪感は、今回はほどほどでいいなと思ったので、ジェルにしました。(普段着の着物だったらグリースもオシャレかもしれませんね!)そして「毛並みを揃えて」、おでこ「全開」のために、マスカラタイプのヘアスティックも用意。後れ毛を許さない、きっちりタイトヘアを目指します。
前回記事「低刺激&これ一個で保湿感。あのヒルドイドの会社が作った不思議バームは「手触り」「メイクしやすさ」揃った名品!」はこちら>>
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