第79回毎日映画コンクールの贈呈式が本日2月13日に東京・めぐろパーシモンホールで行われ、「
長野県に位置する町が舞台の「悪は存在しない」では、つつましく暮らす父娘の家の近くで、芸能事務所によるグランピング場の建設計画が浮上することから物語が展開していく。同プロジェクトは町の水源に悪影響を及ぼすもので、その余波が2人の生活にも迫る様子が描かれた。第80回ヴェネツィア国際映画祭では銀獅子賞(審査員大賞)を受賞した。
濱口は「このような評価をいただけたことを励みにしていきたい」と心境を伝え、「音楽が映画全体を先導してくれました」と石橋英子の音楽賞選出を喜ぶ。さらに「未熟でへっぽこな脚本が観られる(クオリティの)映画になったのは、キャストの素晴らしい演技、スタッフの確かな仕事のおかげだと思います」と同作に携わった人々に感謝した。
映画ナタリーでは、贈呈式の模様を引き続きレポートする。
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濱口竜介の映画作品
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映画『悪は存在しない』4.26fri全国順次公開 @Incline @Incline_LLP
🎊『#悪は存在しない』毎日映画コンクール脚本賞の濱口竜介さん、受賞コメントでは本作の企画者でもある同音楽賞の石橋英子さん、またスタッフキャスト、ロケ地のご協力者にも感謝㊗️ https://t.co/1Twmubs9Do