「三婆」は、有吉佐和子が1961年に発表した小説をもとに、1973年に小幡欣治の脚本で初演された作品。以降、上演が重ねられ、今回は松竹創業130周年、新橋演舞場100周年を冠して公演が打たれる。劇中では、昭和38年の初夏、武市浩蔵が愛人・駒代(
会見には、水谷、波乃、渡辺、そして八百屋の辰夫役の川﨑皇輝(少年忍者)が出席。見どころについて、水谷は「私の役は2号で、家の風呂場で旦那さんが死んだことで、本妻が来るかもしれないと、こんな格好であたふたとする役でございます。ぜひぜひどんな愛人役か見てやってください」とコメント。波乃は「各場各場が見どころ。言うよりも、早く観ていただきたい」と有吉作品の魅力に触れ、渡辺は「男の存在がないと生きていかれなかった女性たち3人が、男の人を奪い合ったり嫉妬したりしつつ、肩寄せ合って自立して生きていく、女の人情みたいなところが見どころかと」と話す。
川﨑は「このお三方のお芝居のテンポ感や間の取り方など、稽古場で観させていただいているときから、学びがたくさんありました」と述べつつ「特に印象に残っているのは2幕最後に、お食事を取られるシーンが25分ほどあるのですが、長尺にも関わらず、観ていて飽きることがなくすごく楽しく、最高なんです。ぜひそこは注目していただけたらなと思っております」と絶賛すると、水谷は「素晴らしい、ありがとう! ゲストの方にこんな風に言っていただけるなんて」と喜びの声を上げた。
東京公演は2月9日まで。その後本作は、13日から24日まで京都・南座でも上演される。
二月新派喜劇公演「三婆」
2025年2月1日(土)〜9日(日)
東京都 新橋演舞場
2025年2月13日(木)〜24日(月・振休)
京都府 南座
スタッフ
原作:有吉佐和子
脚本:小幡欣治
演出:
出演
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【会見レポート】「三婆」開幕、水谷八重子・波乃久里子・渡辺えりの演技を川﨑皇輝が絶賛「学びがたくさん」(舞台写真あり) https://t.co/wiKCs2frYc
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