Marbull Xがスポーツの新しい楽しみ方を提案
最近、スポーツファンの間で注目されるようになったのが、Marbull X株式会社が提供するNFTを活用したロイヤリティプログラム「FAN’s STAMP」です。このプログラムは、ラグビーチーム「浦安D-Rocks」にてトライアル導入され、ファンにとって新たな楽しみ方を提供しています。
導入の背景
2024年2月8日に秩父宮ラグビー場で行われた「NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25 ディビジョン1 第7節 浦安D-Rocks vs 三重ホンダヒート」の試合を皮切りに、「FAN’s STAMP」が試験的に導入されました。この試合では、ファンが会場で特別なデジタルアイテムを受け取る機会が設けられました。その結果、想定を上回るアイテムが発行され、ファンから好評を得ています。
今後も3月14日には、「第11節 浦安D-Rocks vs クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」の試合が予定されており、先日配布されたデジタルアイテムを保有している来場者には、実物のステッカーが提供される予定です。このような施策は、ファンとの絆を深めるだけでなく、参加して楽しむことができる新しい体験を生み出しています。
FAN's STAMPの仕組み
「FAN's STAMP」は、公式LINEを通じてアクセスできる専用サイトを介して利用できます。専用のミッションをクリアすることで、試合の名シーンや結果が刻まれたデジタルアイテムを手に入れることができます。これらのデジタルアイテムは、単なる画像ではなく、ブロックチェーン上に記録されたNFTであり、価値があるコレクタブルアイテムなのです。
さらに、NFTを受け取るためのデジタルウォレットはLINE連携機能を利用して簡単に生成可能。これにより、ユーザーはweb3を特別視せずにシームレスに体験することができます。また、デジタルアイテムを獲得したファンに次回の試合でリワードを提供するなど、ブロックチェーン技術を活用した効率的なリピーター施策も展開されています。
Marbullコネクトの特徴
Marbull Xの「Marbullコネクト」は、企業や店舗がNFTを活用したキャンペーンやプロトタイプの実施を促進するためのSaaS(Software as a Service)ソリューションです。多様なクエスト機能やユーザー管理機能を搭載しており、デジタルコンテンツの販売も一手に行える一体型サービスとして急速に導入が進んでいます。
このシステムは、LINEなどの既存プラットフォームに追加実装できるため、ユーザー向けのロイヤリティプログラムや地域活性化の取り組みにも幅広く応用が可能です。技術基盤としては、株式会社NTT Digitalが提供する「scramberry WALLET SUITE」を採用しており、高い信頼性を誇ります。
Marbull Xの展望
Marbull X株式会社は、web3技術を世の中に広めることを目指し、簡単に活用できるマーケティングソリューションの開発に注力しています。さらに、コンサルティング事業を通じて、新規事業の立ち上げやキャンペーンの企画など、幅広い支援を行い、新しいビジネスの形を提案しています。
このように、Marbull Xはスポーツ界に新たな風を吹き込みつつあり、NFTを通じてスポーツファンの体験を一層豊かにすることに期待が寄せられています。