高知・鵜来島で繰り広げられる尾長グレ釣りの極意とは？

高知・鵜来島の尾長グレ釣り

日本の磯釣りの聖地とも言われる高知県・鵜来島。ここでの釣りは、ただ魚を釣るだけではなく、釣り師の技術や感覚が試される舞台でもあります。特に大物の尾長グレを狙う場合、その魅力は他に代え難いものがあります。今回、 フィッシングDAYS の放送にて、西森康博氏が鵜来島での釣りを初披露します。彼は鬼才松田稔の教えを受け継ぎ、独自の「見えグレ」釣り技術を駆使し、約60cmを超える尾長グレの捕獲に挑戦します。

尾長グレの魅力

尾長グレは、その名の通り、メジナ科の魚の一つで、特に引きが強いことで多くの釣り人を魅了しています。尾長グレと口太グレの違いは、エラブタの縁や鱗の斑紋、そして尾ビレの形状にあります。尾長グレは口太グレよりも大型で、体力も強力です。釣り上げる際には、しっかりとした技術が要求されるため、釣り師にとっての憧れの対象でもあります。

鵜来島の釣り場

鵜来島は、四国の南西部に位置し、大型尾長グレの釣り場として知られています。宿毛市からも近く、訪れる釣り師たちにとっては夢のようなフィールドです。この島では、深い海域までさまざまな魚が集まり、特に尾長グレは浅いタナにも浮いてくるため、独特なスタイルの釣りが発展しました。魚影も濃く、時には60cmを超えるような大魚が現れることも。さらに、鵜来島は観光地としての側面も持ち合わせており、自然を楽しむアトラクションや民宿も充実しています。

西森康博の釣り哲学

西森康博氏は、その腕前が広く知れ渡る磯グレの達人。彼の釣りスタイルは、先手を取ることに重きを置いた非常に攻撃的なアプローチです。目の前で動く魚を分析し、釣り糸のわずかな動きから合わせる瞬間を逃しません。過去には60cmオーバーの尾長グレを40尾以上も捕獲しており、その実績は真っ当な実力を物語ります。また、彼はアユ釣りでも名を馳せており、様々な魚種に対する深い知識と経験を持っています。