竹の未来を探る！高知での講演会が注目を集める

高知での竹に関する講演会の紹介

高知県において、竹に関する魅力を深く語る講演会が開催されるということで、多くの関心を集めています。2025年2月27日（木）13:00より、高知市文化プラザかるぽーとにて行われるこのイベントでは、虎斑竹専門店「竹虎」の四代目社長である山岸義浩氏が登壇します。この講演は、高知県高坂学園生涯大学の授業の一環として開かれ、地域の皆様に竹材や竹製品の魅力を伝えます。

講演の主なテーマ

講演では、現代において持続可能な天然資源として注目される「竹」について、その価値や可能性について詳しく探ります。竹は、その成長スピードの速さと環境への負荷が少ない特性から、SDGsの観点から見ても非常に価値のある資源として評価されています。

特に注目されるのは、高知県須崎市で取れる特産の竹、虎斑竹（とらふだけ）です。この希少な竹は、美しい虎模様を有し、伝統工芸品としても非常に高い評価を得ています。こうした貴重な資源をどのように活用し、未来に次世代へと引き継いでいくのか、山岸氏が自身の経験を交えながらお話しする予定です。

講演の意義

この講演会は、竹や環境問題、そして伝統工芸に興味を持つ人々にとって、貴重な学びの機会です。竹は日本文化の中で、古くから建材や生活道具として用いられ、その魅力が再認識されている現状にあります。竹虎の山岸社長は、竹が持つ多様な可能性を提示し、聴衆とともに竹の未来を考えるきっかけとなることを目指しています。

高坂学園生涯大学の魅力

講演会が開催される高知県高坂学園生涯大学は、昭和57年に開校された歴史ある生涯学習の場です。この大学の最大の特徴は、「学生の、学生による、学生のための大学」というモットーで、すべての運営が学生自身によって行われている点です。60歳以上の高齢者が中心となり、さまざまなテーマや時事問題に関する講義を通じて、学びや交流を深めています。

現在、69歳から97歳までの幅広い年代の学生、約570名が在籍し、学びを通じて生きがいのある生活を送っています。このような環境の中での講演が、より多くの人々にとって新たな視点をもたらすことは間違いありません。