横須賀市と防災協定
2025-01-28 17:28:22

阪急交通社が横須賀市と防災協定を締結し地域防災力を強化

阪急交通社が横須賀市と防災協定を締結



株式会社阪急交通社と神奈川県横須賀市は、災害時における連携と協力を強化するための防災協定を締結しました。この協定は、地震や台風による大規模災害、そして感染症発生時など多岐にわたる状況において、迅速かつ円滑な対応を目指すものです。2025年1月28日に正式に締結されたこの協定は、横須賀市にとって初の旅行会社との連携となります。

横須賀市の風景

阪急交通社は、1995年に起こった阪神・淡路大震災から約30年が経過した今、東日本大震災や近年の石川県能登半島地震、さらには自然災害の発生が続いていることを受けて、地域の防災マネジメントの重要性を認識しています。特に、近年の気候変動や環境変化により自然災害が頻繁に発生し、その対応力が地域に求められています。

このような背景の中、阪急交通社は2024年4月に、自社の旅行事業で構築した地域との関係性を活かす形で、自治体の災害時支援を行う「DHAT(Disaster Hankyu Assistance Team)」を発足予定です。このチームは、災害発生時において自治体のニーズに応じた支援を行うことを目的としています。

横須賀市は、東京都内へのアクセスが良好で、自然環境が豊かで歴史的な魅力もある地域です。人口は約37万人で、政令指定都市に次ぐ中核市として、今後さらなる都市機能の強化が求められています。特に防災面での強化は、地域住民の安心を確保するために不可欠です。

協定の内容


この防災協定は、具体的には以下の主な内容が含まれています。

1. 福祉避難所等の開設・運営: 災害時に必要な避難所を設置し、円滑な運営を行います。
2. 人員や物品の手配: 看護師や介護士などの人材、必要な設備や物資の確保を行います。
3. 宿泊先や交通手配: 災害時に必要な宿泊施設や交通手段、食事の手配を行います。
4. 防疫業務の支援: 感染症や鳥インフルエンザに対する防疫措置の補助を行います。
5. その他の必要事項: 各自治体から求められる支援に関する項目も含まれています。

阪急交通社は、これらの協定の締結を通じて、横須賀市における災害時の都市機能維持に貢献し、地域社会における防災体制の強化に努める方針です。災害に強い街づくりの実現を目指し、地域住民の安全と安心をこれからも支える取り組みを続けていきます。

阪急交通社の今後の活動に注目し、地域防災の新しいモデルとして全国的に広がることを期待しています。


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