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2回の自殺未遂で障害が残った21歳女性「再スタートする決心ができた」理由

 自殺で命を落とす者たちがいれば、未遂で生き永らえる者たちもいる。“死ねなかった”人々はどんな後遺症を抱え、その後どのような人生を歩むのか。彼らの声に耳を傾け、“生きること”の意味を考える。

父の性的虐待で最初の自殺未遂

[自殺に失敗した人]が生きる人生

飛び降りた結果、腰や脚などに複数のボルトが入っている ※写真はイメージです

 劣悪な環境から解放されたくて、二度の自殺未遂を経験したという山川佳純さん(仮名・21歳)。最初は父の性加害が原因で17歳のときにマンションの6階から飛び降りた。