「欲しいけど要らない」がいっぱいだ！ “いらない発明品”ばかりを生み出す発明家がユニーク
不必要だけど見てるとだんだん欲しくなる？
AirPodsと合体したリップスティック、オンライン会議に写りたくないときのためのPC用ブラインド――米国の発明家マット・ベネデットさんが生み出す「Unnecessary Inventions（不必要な発明品）」が注目を集めています。
音楽を聞きながらいつでも唇に潤いを与えられる「AirChaps」は、AirPodsとリップスティックが合体したマットさんの自信作。他にも、在宅勤務でのオンライン会議中に自分だけ休憩を取りたいときに、カメラに自分の姿を写さないようにするノートPC用ブラインド「Zoom Shutters」、爪をかむ癖がある人のための、指型模型の先にビーフジャーキーを挟んで食べる「JerkyNails」など、普通の人が思いつかないような不必要な発明品が盛りだくさんです。
マットさんの不必要な発明品は、誰も問題だとは思わないような問題を解決するのに本当に役立ちそうな発明品ばかり。つま先にスマホを固定できるサンダルは、歩きづらそうだけど最高のセルフィーが撮れそう。箸がうまく使えない人には、先端が手の形になった使いづらそうな箸、ナゲットケースを首にかけていつでもチキンナゲットが食べられるネックレスなど枚挙にいとまがありません。
マットさんのInstagramには45万8000人以上ものフォロワーがおり、多くの人が彼の不必要な発明品に魅了されているようです。ここまで人気が出ると不必要なものだとしても欲しくなりそうですね。
マットさんは自分のアイデアを形にするため、3Dプリンターや金型の製造、または自分で縫うなどして発明品を手がけているそうです。例えば失くしがちのiPhone用イヤフォン「AirPod」を巨大サイズにした「The MegaPod」（これなら絶対なくさない！）は3Dプリンターで作られています。
マットさんの不必要な発明品、実は一部の商品を販売しているんです。興味のある方はマットさんの公式ホームページをのぞいてみてください。
画像提供：マット・ベネデットさん（Webサイト／Instagram／YouTube）
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