【テンプレあり】Notionで作る新卒採用ATS
こんにちは!ブライエッジ株式会社 RPOチーム チーフコンサルタントの三村です。
突然ですが、皆さんの会社ではATSツールを導入していますか?
採用する人数がある一定を超えると多くの方がATS導入を検討されると思います。
その中で時折、人事の皆様からご相談いただくのがこういったお悩みです。
とりあえず、抜け漏れなく管理できるような無料のATSがほしい
スプレッドシートでも十分だけど、ちょっとだけ使いにくい
そこで今回は、Notion公認資格 Notion Essentials Badgeを持つ私が考えたNotionで構築したATSについてご紹介します!
テンプレートはこちら
ページの概要
本テンプレートは3つの段落で構成されています。
①候補者一覧
②説明会&面接一覧
③面接官向けの情報
1つずつ詳細を見ていきます。
①候補者一覧について
プロパティ
候補者一覧のデータベースのプロパティはこのようになっています。
各プロパティの詳細は以下の通りです。
また、プロパティの下には各学生毎に選考の予定が並びます。
選考の予定が決まった際には、ここに随時選考フェーズと日付を入力していきます。
候補者一覧データベースのビュー
候補者一覧データベースには、3つのビューをデフォルトで設定しています。
①TODAYビュー
NA日が今日の日付と同じ、もしくは今日以前、かつ、選考終了していない候補者のデータのみが表示されるビュー
ボードビュー
選考終了していない候補者を、選考フェーズごとに閲覧できるビュー
ALLビュー
全候補者データを閲覧できるビュー
日々の業務においてはTODAYビューにて抜け漏れなくオペレーションを実施する、ボードビューでフェーズ毎の候補者進捗数を確認する、というイメージです。
②説明会&面接一覧について
プロパティ
説明会&面接一覧データベースのプロパティはこのようになっています。
一次面接・二次面接・最終面接の「項目1」から「項目9」は面接で見るポイントを数字で入力するプロパティです。
「一次_合計」「二次_合計」「最終_合計」は数値を入力すると、自動で合計点数が出るようになっています。
③「面接で見てほしい」欄について
こちらは面接官に伝えたい基本情報について書く欄になっています。
説明会&面接一覧データベースの項目1~項目9と連動させて記載すると、面接評価がつけやすくなります。
使い方
①学生と接点を持つことができたら、まずは候補者一覧データベースに追加します。
②説明会もしくは、面接の予定を表に入力します。
あとは、TODAYビューを見ながら、日々のオペレーションを実行しつつ、面接の日程が決まったら手順②に沿って、面接日程を抜け漏れなく記入すればOKです。
まとめ
本日はNotionを使った新卒採用ATSについて解説しました。Notionはスプレッドシートとは違い、関数を入れてデータを分析するということには向いていません。
そのため、もしデータ分析を行いたい場合にはCSVで候補者データをダウンロードしたうえで、スプレッドシートにインポートするのがオススメです。
皆様の採用活動の一助になれば幸いです!
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