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2016年末には食べログの点数が上がっているであろう店10選 by 東カレWEBプロデューサー 兼 食べロググルメ著名人

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前振りはTheStartupのこちらの記事をご覧ください。

食べログのグルメ著名人になったよ。

The Startupの記事でも軽く紹介済みですが、レストランの各ジャンルごとに「梅木エクセル」を持っていて、そこに食べログの点数もプロットしていますが、3ヶ月に1度くらい食べログの点数を最新版に更新し直します。よって、食べログの点数のアップダウンを把握しているんですね。(残念ながらネット系企業の時価総額のように、推移まではプロットしていなかった)

自分が「ここは美味い!」と思った店の点数が上がっていたり、「これでなんで4.4とかなの?」という店の点数が下がっていることも多く、食べログの点数の読み方には結構気をつけています。今まで投稿は全くしてきませんでしたが(Retty派でしたので)、食べログを相当ROMってきたと自負していますので(ひどい時は1日1時間ROMる日々も。店選びに必死なんですよw)、まずは無料部分で「梅木的食べログの点数の読み方」を披露します。

①:レビュー件数を把握
②:点数ではなく採点分布を確認
③:新店はオープン1,2年後にバブりやすい(過大評価な時期がある)
④:老舗の点数は大きく変動しない

食べログアナリスト・梅木が一つずつ解説しましょう。

①ですが、レビュー件数が少ないと反映される点数にボラティリティが出やすいです。一桁から20件台までは評価が安定しにくいでしょう。初心者が陥りがちな罠として「3.03か、たいしたことないな」と思っても、レビュー件数2件とかよくあります。推測ですが食べログ側もレビュー件数の少ない店にいきなり高得点は与えにくく、4,5件のレビュー件数で4点台などほとんどありえないでしょう。

逆に100件以上のレビュー件数だと、その後点数が大きく変動することはない気もしています。これは④の老舗の点数は大きく変動しないの法則とも連動する話であり、老舗とレビュー件数には比較的相関があります。特に飲食激戦区や、著名な老舗の場合は、レビュー件数が100件を超えており、点数は安定して3.8前後で推移することが多い気もします。

②ですが、特にレビュー件数が10,20件程度の店を見極める時に役立ちます。4点評価の分布が多い上での4点なのか、4.5以上の評価が多いが、3点台が1,2軒あっての4点かなどで違うでしょう。気をつけるべきは、5点と3点の評価が分かれている店で、そういう店は自分にとって好きか嫌いかがはっきり分かれるかと思います。4点前後に分布が集中する店は、無難に美味いけど、まあ無難。というケースが少なくないのでは。

事例としては、蒲田の「初音鮨」は4.42ですが、4.42にも限らず、評価分布では3.0-3.4が5件、3.5-3.9が14件(レビュー数全117)もあり、評価が分かれています。実際に私はあまり好きではなかったので、4点台はつけることはありません。このように、4点台の店でも、評価分布を確認しておくことで、自分の好みにハマるかハマらないかのリスクがどれほどあるかを見極めることができるのではないでしょうか。

4点台だと「美味いに違いない!」という期待値で臨んでしまうことも多く、ゆえに「4点台なのに...あれ?」と思ったことも、みなさん一度や二度はあるはず。評価が高い店は、有り難がられたり、その点数の高さにレビュアーがアンカリングされる可能性が高く、正確なジャッジが下されていない可能性を鑑みて、ちょっと疑って試みるのが良いです。一番良いのは、信頼できる友人に直接聞くことだと思いますけどね。

③ですが、新店の場合、人気が出ると4点台にひょいっと上がって、しばらくすると下がるというケースが見られました。これは私が好きな麻布十番の中華「ナポレオンフィッシュ」がそうでした。美味いことは美味いが、チャイナバルで4点台はさすがにバブりすぎていたのかもしれません。2016.5.7時点では3.69ですが、個人的にはコスパを鑑みると4点台の資格があると思っていますけどね。ラーメンなどのカジュアルものも、点数が4点台までは上がりにくい傾向が見受けられます。

よって、比較的新しいお店(オープン1-2年程度)はようやくレビュー件数も増えてきて、レーティングされていく時期ですが、レビュー件数の少なさゆえに、実力以上の評価がなされている店も散見されます。「4点台だけど、行ってみてそこまでとは思わなかった」となるリスクが高い店舗群のため、①②などを見た上で、期待値コントロールをして、臨む必要があります。

「食べログの読み方」はそこまで。ここから先は、私が予測する「今後食べログの点数が上がると思われる店10選」をロジック付きでご紹介します。以下有料です。

注記:食べログ点数予測に関しては、カカクコム社及び各店舗からの依頼によるステルスマーケティングの類はございません。梅木雄平によるフラットなレーティング予想となります。

<グルメ関連noteのご紹介>
秘書&経営者必見!東カレWEBプロデューサー厳選の個室があるレストラン50選(2016.3.26発売。販売数100冊越え、Googleスプレッドシートへのアクセス権限付与付き)
東カレWEBプロデューサーが選ぶ、2015年に行って2016年も行きたい!リピ確定レストラン(+イマイチだと思った有名店)20選(2015.12.28発売)

以下有料です。これらのお店を押さえていれば「食べログに頼っている」と思われず、かつそのうち点数が上がってきて「ほら、俺の目利きは正しいだろ?」とドヤれますよ!(わざわざそういう心理を書かなくてもって思ったけど、書いといたw)


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