人間を卒業した『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 3D』のバグありRTA　ホームボタンを活用したフレームごとのキー入力で大幅な短縮に成功

　今回紹介するニコニコ動画は、ニンテンドー3DSで発売された『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 3D』のRTA動画。

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　『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 3D』は、NINTENDO64で発売された名作3Dアクションが携帯機向けに移植されたもの。
　本作のAny%RTA【※】については、今回の動画を投稿したいわびさんが2021年に33分台の世界記録をマークし、長らくそれを超える記録は出ていなかった。しかし、今回はその記録をみずから9分も短縮している。

　本作では3日間の時間がループしながら物語が展開していくのだが、オープニングからの約20分間で描かれる最初の3日間は短縮できる部分がほとんどないとされていた。
　しかし、2024年に発見された新たなテクによりデクナッツから人間に戻るまでの過程が大幅にカットされることとなる。

　全体的にタイムを短縮するテクが凝縮されている本動画だが、序盤のルピー集めから始まるいくつかの運ゲー区間も存在する。
　そのなかでも見どころとなるのが、人間の姿に戻るためにとある建物に侵入する場面。所定の立ち位置についてから3DSのホームメニュー呼び出しを利用し、1フレームごとに特定の操作を行い、約50秒のあいだに15ステップもの手順を踏んで不法侵入を決める。

　1フレームごとに入力を切り換える精密さもさることながら、タイミングの指標がない場面ではメトロノームを使って操作の瞬間を調整するなど、なかなかに人間離れした技が披露されており、理解はできないがすごすぎて笑える異様な光景が展開する。

　その後もリンクの膝の曲がり具合でタイミングを計るなど、何を言っているんだ状態のプレイが続くため、本作のファンはもちろん未プレイの人でも笑うしかない動画となっている。

『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 3D』走者が人間を辞めてリンクが人間に戻るRTAhttps://t.co/OaaSmTSXpF

3DS版『ムジュラ』の世界記録保持者がさらにタイムを9分短縮。
1フレームごとの入力やメトロノームを使ったタイミング把握により、最初の3日間で無理やり人間に戻ることでタイムを一気に詰める。 pic.twitter.com/cJrZBwJzzw

— ゲームやりこみ学会 (@game_yarikomi) May 27, 2024

■関連リンク

・動画（ムジュラの仮面3Dを24分28秒でクリアするRTA）URL
https://www.nicovideo.jp/watch/sm43740845

・動画投稿者（いわびさん）の投稿動画一覧
https://www.nicovideo.jp/user/36640559/video

・ゲームやりこみ学会Twitter
https://twitter.com/game_yarikomi

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