「タスクシュート認定トレーナー」になったので、今後の活動方針を定めました。
2023年11月1日に認定試験に合格し、晴れて「タスクシュート認定トレーナー」になることができました。
Q.タスクシュート認定トレーナーとは?
A.タスクシュート協会が体系的に整理したタスクシュートの教えを土台として、自分らしいやり方で教えることができるタスクシュートの先生のこと。
これからの人生では「タスクシュート認定トレーナー」を名乗り活動をすることで、愛すべきタスクシュートのことを今まで以上に世の中にお届けすることができます。
この記事には、
「タスクシュートって何?タスクシュート協会って何?」
「なぜタスクシュート認定トレーナーになろうと思ったのか?」
「タスクシュート認定トレーナーとしての活動方針(現時点)」
について書いています。
ご興味を持っていただけましたら是非、最後までお読みいただければと思います。
タスクシュートって何?タスクシュート協会って何?
「タスクシュート」とは大橋悦夫さんにより考案された「タスク管理メソッド・時間管理メソッド」のことです。
そんなタスクシュートは「1日のタスクを直列に並べて1つずつ片付けていく習慣」を強力に後押ししてくれます。
メソッドを実践するためのツールは幾つかありまして、自分の状況に応じて選択することができます。
・TaskChute2(Excelベース)
※外部ソフトが使えない会社員の方、公務員の方向け
・たすくま(iOSアプリ)
・TaskChute Cloud(PC、スマホ)
・タスクシュート手帳(紙)
私自身は長らくTaskChute Cloud(利用歴4年以上)を愛用しています。
今やもうTaskChute Cloudが無い人生なんて考えられない。
No life No TaskChute Cloud.
以下の画像はTaskChute CloudのPC版の見た目例です。
そして、このメソッド及びツールをより普及していくために、2022年11月に「タスクシュート協会」という一般社団法人が設立されました。
代表理事にはタスクシュート考案者の大橋悦夫さん。
理事には、タスクシュート第一人者である佐々木正悟さんと、TaskChute Cloud開発者であるjMatsuzakiさんが就任されています。
以下は協会理念の引用です。
「自分らしい時間的豊かさを追求する」
私たちは人々が楽しく生き生きと、安らぎを持って豊かに働ける社会を作ります。時間の使い方と向き合うことでこれらを実現できるよう、サポートします。
本当の意味での豊かさは収入や仕事の内容だけでは得られません。「経済的な豊かさ」「多くの人から注目を浴びること」「効率的に働き続けること」でなく、豊かな時間の使い方を学び、人それぞれの尺度に適う時間的豊かさを発掘することによって誰もが真に豊かになれることを伝え導きます。
豊かな時間を得て、仕事と家庭の両方で「楽に、楽しく、楽しませる」生活をつくり、その結果として満足のいく成果へとつながる支援をします。
これを実現する人を一人また一人と増やし、その影響が周囲へと自然に伝播していくことで、世界中で心から幸せだと感じられる時間の総量を増やします。
それらを学ぶための教育と場づくり、そして指導者を育成します。
一般社団法人タスクシュート協会 理念
一言でいうと「自分らしい時間的豊かさを追求する」こと。
この理念に私は遥かに大きな共感を覚えました。
そして、タスクシュートを通して今この瞬間もまさに、自分らしい時間的豊かさを追求することができています。
なぜタスクシュート認定トレーナーになろうと思ったのか?
私が「タスクシュート認定トレーナー」になろうと思った理由についてもここで書いておきたいと思います。
タスクシュートのことをもっと多くの人に知ってもらいたい。
タスクシュートをもっと多くの人に使ってもらいたい。
端的に言えば、自分自身が4年にわたり、タスクシュートを使い続けてきてこういう思いがどんどん強まっていったから。
そしてある時、偶然にも「タスクシュートの先生になりませんか?」というメールが届いているのを発見。
内容を読んで「これは・・・!」と思い、ほとんど迷うことなく申し込み。
そして、2023年9月3日からスタートしたタスクシュート認定トレーナー養成講座第一期の受講を通して、前述の思いはより強いものへと変わっていきました。
受講する以前に、
「タスクシュートはもっと多くの人の役に立つはず」
という仮説を持っていたのですが、この仮説は今や完全に確信へと変わっています。
タスクシュート認定トレーナーとしての活動方針(現時点)
現時点における認定トレーナーとしての活動方針は大きく3つあります。
1つ目は「タスクシューターを増やす活動」です。
これまでもタスクシュートのことを、ブログに書いたり、Xに投稿したり、対面でお伝えしたりしてきましたが、これからはこの活動を一人の認定トレーナーとして引き続き行っていきます。
先日、タスクシューターの知人とやり取りをしている中で「タスクシュートは最初のハードルが高いから、使い始める人へのエスコートがうまくできるかが重要ですよね」という話がありました。
その通りかもしれません。
さらに、私はユーザー期間4年強のうち「タスクシュートから一時的に離れた期間がある」のですが、何かしらの理由でタスクシュートに挫折して途中で離れてしまう人もきっと一定数はいるはず。
認定トレーナーになったからには、ただ単にタスクシュートを広めるだけでなく、特にこういう部分のケアに力を入れていきたいと思っています。
そのようなハードルを乗り越えることで得られる「自分らしい時間的豊かさ」を実感してもらいたいと真に思うからです。
ちなみに、プロジェクト推進支援を行うハグルマニが提供する歯車(中)以上のサービスプランには「タスクシュートミニ講座」が特典としてついてきます。
これもタスクシューターを増やすための一環です。
2つ目は「タスクシュートをマスターする人を増やす活動」です。
私自身、この機に初めて認定トレーナー養成講座の一環で「タスクシュートマスター講座」を受講したのですが、受講して心から良かったと思っています。
「タスクシュート力(自分らしい時間的豊かさを感じる力)」というものを仮にも定義したとすれば、マスター講座を受講したことで私のこの力は文字通り劇的に高まりました。
その証拠に、タスクシュートを実践することが今まで以上に劇的に楽しくなり、自分らしい時間的豊かさを追求したいと思う気持ちは一層強くなっています。
「男子、三日会わざれば刮目して見よ」という慣用句がありますが、人は割と短い期間で大きく変わるのだと思います。
だからこそ、
「タスクシュートを使っているのだけど、時間に追われている感覚が強くある」
「タスクシュートを使っているのだけど、この使い方でいいのか不安がある」
このような悩みを抱えているタスクシューターには、マスター講座の受講を丁寧にオススメしていきたい。
そして、公式のマスター講座の内容に「私の人生経験」や「私のタスクシュート経験」を織り交ぜながら、自分らしいマスター講座を提供できるようにしていきたいと思っています。
そして、最後の3つ目は「タスクシュート協会を盛り上げる活動」です。
タスクシュート協会というのは、3名の理事と認定トレーナー30名弱(この記事を書いている時点での人数)の「全員がタスクシューター」という世界初のプロジェクトになります。
私自身これまでの人生で様々なプロジェクトに関与してきましたが、この手のプロジェクト(全員タスクシューターによるプロジェクト)は初体験です。
この状況に対して、ワクワクせずには正直いられません。
私なりに貢献できることを探して、協会の活動が盛り上がることに繋がる取り組みをしていきたいと強く思っています。
今回書きたかったことは以上です。
引き続きタスクシュートを通して自分らしい時間的豊かさを追求し、認定トレーナーとしての活動に反映できるリアリティのある経験を蓄積していきたいと思います。
タスクシュートのことで何かお困りのことや相談してみたいことがありましたらお気軽にご連絡ください。
以前RANGERに書いたタスクシュートの関連記事ももしよければご覧ください。
参照:「全部タスク」にしたら、今までとはまるで違う人生が訪れた、という話。
参照:「追われる」仕事の時間を減らす努力は、「人生の質」を良くしていく、という話。
参照:「一日を短く感じてしまう」といった悩みを知人から聞いた時の話。
UnsplashのLaura Chouetteが撮影した写真
【著者プロフィールと一言】
著者:田中 新吾
プロジェクトデザイナー|プロジェクト推進支援のハグルマニ代表(https://hagurumani.jp)|タスクシュート(タスク管理術)の認定トレーナー|WebメディアRANGERの管理人(https://ranger.blog)|「お客様のプロジェクトを推進する歯車になる。」が人生のミッション|座右の銘は積極的歯車
タスクシュート認定トレーナーになることができたのは今年のハイライトの一つです。
●X(旧Twitter)田中新吾
●note 田中新吾
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・昔の時間の使い方を再利用できる場合、時間の質を大きく変えることができる
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