当社について

2025.01.24

開発部で行っているLT大会の誕生秘話

当社の開発部では、週に1回「LT大会」を開催しています。

LTとは「Lightning Talk」の略で、日本語では「稲妻のように短いトーク」という意味です。つまり、LT大会は1人あたりの持ち時間が5〜10分という短いプレゼンテーションを指します。

「LT大会」をはじめたのは2021年からですが、その10年以上前から開発部では社内勉強会を行ってきました。

本記事では、LT大会の歴史を振り返ります。過去に掲載されたLT大会に関する記事もぜひご参照ください。

LT大会でデザイナーが発表している様子

勉強会の始まり

2011年11月ごろ、現在のLT大会の原型となる開発部の社内勉強会が始まりました。

当時、当社が提供しているプラットフォーム「不動産投資の楽待」の全面リニューアルに取り組んでおり、開発部社員の技術意識を高める目的で開催されていました。

発表者1名あたりの持ち時間は30分で、UX (サービスや製品を利用することで得られる体験の意) や技術に関するテーマを持ち回りで発表する形式でした。勉強会は毎週金曜日に行われていました。

当時の社内勉強会のスケジュール表

当時はデザイナーの人数が少なかったためか、デザイナーはUX勉強会のみ、エンジニアはUX勉強会と技術勉強会を担当していたようです。

技術勉強会については、技術的なネタのみをテーマとしていました。

UX勉強会については、エンジニアも勉強しやすいように、他社サイトの分析 (良い・悪いと思った点等) も発表内容として許可されていました。

この、楽待の全面リニューアルの開発をきっかけに始まった勉強会は、2012年4月中旬まで行われ、一旦休止となりました。

休止した理由は業務に集中するためです。休止期間中には、iOSアプリの内製化やフルリニューアル、新サービス開発と大きな案件が続きました。

そして現在のLT大会へ

2021年9月、社内勉強会は「LT大会」として再開しました。この再開の背景には、新入社員が増えたため、社員の技術力の向上という目的がありました。

現在は、発表者1名あたりの持ち時間を最大10分とし、開発や技術に関するテーマを立候補制で発表する形式です。毎週金曜日にzoomを使って開催しています。

どんなことが発表されているの?

開発やデザインに関することであればなんでもOKとなっています。
これまで発表されたテーマを分類してみても、幅広い範囲のテーマが取り扱われていることが分かります。

・業務で使用している技術を深く学んでみた
・気になる技術を試してみた or 分析してみた
・技術イベントへの参加してみた
・楽待の仕様の共有

また、会社の方針で扱ってよいテーマの範囲が広がることがあります。最近では、会社が社員に投資資金をキャッシュバックするという取り組みを行っていることもあり、「投資に関すること」をLT大会の発表テーマに含めていいという周知がありました。

社内SNSでのやりとり

LT大会は、自分の興味関心や勉強したことを一緒に仕事をしているメンバーに発信できる良い機会となっています。

自分の興味があることを発信することで、その技術周辺に対して知見のある社員から、どういう風に技術にアプローチしていけばよいかアドバイスをもらえることがあります。

このように、LT大会は新しい視点や知識を共有する場であり、参加者同士で互いに刺激し合える貴重な時間となります。

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