受験者数が9年ぶりに減少しつつも過去最高の受験率を更新した2024年度の首都圏の中学入試。多くの受験生が志望校の文化祭に足を運ぶ季節となり、2025年度の中学入試に向けた志望校選びも本格的になってきた。
サピックス(SAPIX)小学部が2024年9月22日に実施した「第1回 合格力判定サピックスオープン」の結果をもとに集計した、最新の2025年中学入試 予想偏差値(合格率80%)より、偏差値50以上の学校について男女別に、学校名・入試日・偏差値を、偏差値順に紹介する。
2025年中学入試 予想偏差値(偏差値50以上)
偏差値50以上の学校、男女別リストは下記リンクから。
【2025 中学受験】SAPIX 男子 偏差値(2024年9月)
【2025 中学受験】SAPIX 女子 偏差値(2024年9月)
昨年同時期比較
昨年同時期(男子・女子)の偏差値と比較すると、男子では、筑波大学附属駒場中学校の偏差値が昨年72から71に下がった。聖光学院中学校2回は66から67に上がった。
女子では、渋谷教育学園幕張中学校2次が64から65に、慶應義塾中等部が63から64に上がった。また、2024年度の高校3年生から立教大への推薦枠が97名から160名になった香蘭女学校の2回は53から56に上がった。
サピックス小学部では塾生の学力が相対的に高いことから、他の塾や模擬試験に比べ、全体に偏差値が低めに出る傾向がある。また上位層が厚く、特に上位校の難易度が参考になることから、偏差値50以上の学校のみを掲載した。
サピックス小学部では、この偏差値は「サピックス公開模試受験生の合格力判定サピックスオープン(男女総合偏差値)の平均偏差値をもとに算出し、来年度の動向を予測したものです」としている。
リセマムではこのほかにも、中学受験に関する記事、塾選びに関する記事を掲載しているので、あわせて参考にしていただきたい。