先回りブクマで「お気に入り」られろ! - 耳をすませば 聖司くんに学ぶ
暑い日々が続いていますね、特に日本海側はフェーン現象もあって日中は厳しい暑さでした。地域によってはまだ1週間はこの暑さが続くとのこと、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私が学生の頃はこう暑いと勉強も進まず、また自由研究の課題をこなすためにも、図書館に通って涼を得つつ宿題をこなすことが多かったですね。家で机に向かうよりも、ちょっとした緊張感があり効率よく進めることができましたし、まぁ、勉強のついでということで、小説なんかを読みふけって却って効率が悪くなることも多かったです。
図書館というと、思い出すのが「耳をすませば」という作品
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ただ、現在では図書館も電子化が進み、貸し出しの手続きにはこうした記入式の紙のカードを使うところは少なく、映画のような図書カードを使ったアプローチというのは出来なくなりました。IT化で失われた昭和の風景、といったところでしょうか。ですが、現在でも同じようなアプローチの手段があります、それが はてなブックマークです。
ところで、はてなブックマークを利用している方は経験があると思うのですが、注目エントリーや人気エントリーなどからブックマークしようとしたら、いつも同じユーザーがブックマークしていて気になったことがないでしょうか?
「あぁ、このユーザーさんとは いつもブックマークが重なるな」
というユーザーが1人くらいはいると思います、それが「はてなブックマークの聖司くん」です。
前置きが長くなってしまいましたが、夏と言ったら恋の季節!というわけで、今回は「聖司くん方式」で、意中のはてなユーザーにアプローチする方法を紹介したいと思います。
「聖司くん」になって、意中のはてなユーザーにアプローチする方法
ここでは、特定のはてなブックマーク利用者に
- はてなブックマークで気になる存在としてアピール
- そのユーザーのあとからブックマークするのではなく、先にブックマークする
- そして「お気に入り」に登録してもらう
ということを目的とした、アプローチ方法を紹介していきます。
はてなのCTOも これからは「お気に入り」が重要視される時代だ と言っているように*1、「お気に入り」誰を登録するか、また「お気に入り」をどう活用するのか、という点が今後のはてな人生において大きなポイントになってくるそうです。
はてなブックマークを図書カードと考えたとき、いつも名前を見かけるという存在、それが「聖司くん」になるわけですが、むやみやたらとブックマークをしたからといって、効果が得られるわけではありません。
ここでは、対象となるユーザーの傾向を掴むことが重要です。
まず、そのユーザーのはてなブックマークのトップページをチェックして、ブックマークしているエントリーや、つけられたタグをチェックし、どういった分野に興味があるのかを調べましょう。
タグは大きくなっているもの*2が、最も多く使われているものですから、それを見るだけでも参考になるはずです。
また既にお気に入りに入れられているユーザーも合わせてチェックしておくと良いでしょう。
他にできる事としては
はてブお気に入りサジェスタ
を利用するのも必要です。特に「この人をお気に入りに推薦します」の欄に挙げられているユーザーも参考にした方がいいですね。
それらの情報を整理すれば、そのユーザーの自ずと興味のある分野が掴めるはずです、あとはその方面に絞って情報収集をしてかつブックマークをすれば「聖司くん」になれるはずです。
ただ、ブックマークを先んじているだけでは、まだまだアピールが足りません。
もう1歩進んだ、気になるユーザーになるためには何が必要でしょうか。
- アイコンを登録する
- これは最も必要な作業の一つです。標準のアイコンでは他のユーザーに紛れてしまって目立ちませんから、オリジナルのアイコンでアピールすることが肝心です。
- ウェブサイト設定をする
- これも必要な作業の一つです。運良くブックマークページに来てもらったとして、その後の誘導ができなければ何もなりません、自分のダイアリーか、またはブログなどへのリンクを張りましょう。
- コメントをする
- ブックマークされたエントリーに対して、的確なコメントするユーザーは記憶に残りやすいものです。これも重要なアピールポイントでしょう。
ですが的を射たコメントと、ただの文句とは雲泥の差ですから、その点は注意が必要です。ブックマークを利用していると、ついつい言葉が悪くなってしまいがちですから、一気に評価を下げないように気をつけておきましょう。 - 解説をする
- これもコメントをつける、に含まれますが Webサービスや、海外のページなど、一見してどういうエントリーか分からないようなページを解説する、というのも評価が高いです。
自分だけのことを考えるのではなく、他のユーザーのことを気にかけている姿勢はきっと好印象を与えるでしょう。 - 関連URLを追加する
- こちらも上記と同じことですね。
- タイトル / エントリーページを編集する
- Webページによってはきちんとタイトルが取得できなかったり、エントリーページに概要が取得できない場合*3がありますから、それらについて編集して修正するという作業が必要なことがあります。この作業には履歴が残りますからそうした気遣いを静かにアピールすることにもなります。
- カテゴリを編集する
- はてなブックマークにはカテゴリがあり、自動で割り振られますけれども、なかなか適切なカテゴリが選ばないこともあります。これは割と地味な作業ですし(おそらく誰も気がつかないでしょうが)、こうした気配りを忘れない心こそが本当に重要なことです。
これらを全て実行することは難しいでしょうが、頭のスミに置いてブックマークしていきましょう。
また、もう最後にもう一つアピールする方法としては はてなブックマークのデザインのカスタマイズがあります。
自分のセンスの良さを示すのにもってこいの表現の場で、理想的なのは b:id:amerioさんのように、ブックマークのページ自体がブックマークされて注目されることですが、そこまでのデザインセンスはさすがに難しいです。はてなブックマークをカスタマイズしているユーザーは b:id:laisoさんがタグ「カスタマ」で補足されていますから、それらを参考にするのも一つの手ではあります。
それまでは望まなくとも、最低限、デフォルトのデザインではなく テーマくらいは変更した方が印象が良いでしょう。
如何でしょうか?
これできっとあなたは意中のユーザーの「お気に入り」に登録されるはずです!
この作戦の特徴としては、なによりも さり気ないアピール方法なので、ここまでの過程では 他のはてなユーザーに決して悟られることがない*4、という点です。恋愛に奥手なトゥーシャイシャイボーイ(ガール)にはもってこいの手法です。
「お気に入り」に入れられたあとは、ブログにコメントをするなり、そのユーザーのエントリーをブックマークするなりして、コンタクトを取っていきましょう。そのときには相手はきっとこう思うはずです
「私が お気に入り に入れたから興味を持ってくれたのだ」
と。
まず最初のコンタクトから好印象でスタートできるのも、この作戦の特徴ですね。その後は、自分が管理する はてなグループに招待するなり、はてなリングで繋がるなり、有料オプションで共同ダイアリーをするなりして関係を深めていきましょう。
最後に、自転車で急な坂を2人で登り、朝日を見ながら
「これからもずっと 君のためにブクマしていくよ」
などという台詞で プロポーズをすれば完璧です。
ネタばらし
このエントリーは id:motimoti3さんの リクエストで書きました。って、たぶん思っていたのと違うと思いますが。
参考:勝ち猫 もちの マターリぶろぐ またーりしようよ’ - はてな図書館
そうは言ったものの個人的なお気に入りの選び方
まぁ、上のエントリーは[ネタ]ですし、「聖司くん」方式なので、そうやって書きましたが、個人的はお気に入りを決めるのは別な基準ですね。
まず消去法で言うと
- ブックマーク数が多くないこと
- アルファブックマーカー/クリッパーではないこと
- ネガティブコメントをつけない
- ネガティブコメントをわざわざ「お気に入り」でチェックしたくはないです
- コンセプトがない/ブログがない/傾向が分からない
まずはそういう条件で。
あとは「お気に入り」にする理由
- ブログの読者であること
- 私自身が、そのブックマークユーザーのブログを読んでおり魅力的で興味深いので、その情報収集などや、嗜好にも関心もある、という動機で「お気に入り」に登録することが最も多いです。
- 自分とブックマークする傾向が重ならないこと
- 自分とブックマークするエントリーが重複する人よりも、もっと違う分野のアンテナを持っている方というのが重要視しています
- はてなブックマークの注目・人気エントリーとは違う評価軸を持っていること
- 注目・人気エントリーならそれぞれを見ればイイだけなので、それらをあまりブックマークしない方も「お気に入り」に登録する側からすると有り難いです。
この3点を基準に選んでいますね。
*1:ブックマークのみ利用のユーザーであっても、傾向が明確であれば構いません。
大地の芸術祭 - 新日曜美術館
今日の新日曜美術館では大地の芸術祭 - 越後妻有アートトリエンナーレ特集。そう言えば先日行ってきたときのフィルムをまだ現像してなかったので、現像に出してきました。
番組内では「脱皮する家」の制作過程や、木村崇人さんの映像があったりして個人的には楽しめましたね。ただ取材した日があいにく雨模様だったようで、画面的にはあまりはっきりとしていなかったのが残念。
写真ができたら、行ったところの写真なんかを交えてエントリーを書く予定です。
ちなみに「脱皮する家」は会期(9月10日)が終わっても公開されるそうなので、もう1度くらい行ってみようかと思ってます。
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