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Casualな江戸前天婦羅
本日(令和3年10月10日、日曜日)、廣島市中區堀川町にあります「天冨良 津久根島」さん(以下、「津久根島」さんと記します)にて、御晝を頂きました。
「食べログ」にてレヴューを書くのは、今年の二月に續いて二囘目ですが、以前のレヴューに記したやうに、當店には、三十年以上、通つてゐるものと思はれます。廣島市に於て、東京スタイルの天婦羅を提供されてゐる老舗です。
開店時間である11時30分ちやうどに御店に到著すると一番乘りです。後の客は、3組5名ぐらゐだつたでせうか。カウンター席のみですが、未だコロナ對策の爲か、座席數は嘗てより少ない状態かも知れません。
メニューは――
天丼(1,200圓)
梅コース(1,800圓)
松コース(2,400圓)
竹コース(4,200圓)
特別コース(5,500圓)
――とあります。詳しくはアップロードする畫像を御覽下さい。亦、以下に記す御料理に就いても、何時ものとほり、畫像を御覽下さい。「百聞は一見に如かず」と申しますから。
一般的には「松竹梅」と云ひますから、「松」が一番高價かと考へるものですが、當店では、一番賣れるであらうと御店が見込んでゐるらしきコースが「松コース」と名附けられてゐます。私も、長年、こゝに來ると「松コース」(2,400圓)を註文します。
氣輕に東京スタイルの天婦羅を食べるのに、當店は向いてゐますが、少し落著いて食事をしたい、食事に加へて接客も重視したいと云ふ方達であれば、近くにある「天冨良 天甲本店」さんをお勸めします。
「津久根島」さんのばあひ、店主さんと思はれます、天婦羅を揚げて下さる職人さんの所作に就いては、Casualと云ふイメイジです。東京邊で、ちよつといゝ御店にて天婦羅を食す事に慣れてゐる方々には、少し驚かれる點があると思はれます。亦、之は以前のレヴューにも書いたかも知れませんが、當店のばあひ、比較的、シッカリと天婦羅を揚げられるばあひが多く、熱々の状態にて直ぐにカウンター上に運ばれる爲、その點に就いても、好みが別れませう。
註文して3分後に、まづは、サラダ、みぞれ入の天つゆ、漬物などを載せた御盆が屆きます。更に3分後に、ご飯と赤だしです。カウンターうへのカスターには、鹽(岩鹽?)、カレーパウダー、天つゆ他が置いてあります。私は、鹽と天つゆを好みで使ひ分けて、天婦羅を食べます。
まづは「海老」と「紫蘇卷き海老」です。普通の海老は鹽で、紫蘇卷き海老は天つゆで頂きます。天婦羅と云へば、海老と云ふ代表的な種ですね。以前より、少し小さいかな、とも思ひましたが、鹽で食すと甘味が引立ち、海老に獨特なプリ/\な食感も樂しめます。
次に「南瓜」です。此方も二つに切られてゐますから、一つは鹽で、一つは天つゆで頂きます。此方も矢張り甘さが特徴の一つであり、ホク/\とした食感もまた特徴の一つです。
「玉葱」です。二つにカットされてゐますが、いづれも鹽で食します。鹽はわづかに留めて、玉葱自體の甘みを味はひます。
「ワカサギ」が一尾です。勿論、頭から尻尾迄食べる事が出來ます。以外にも淡白な味が特徴です。此方は、鹽のみで食べます。
「牡蠣」が一つです。此方は、鹽も天つゆも利用しません。御盆の皿に添へてあるレモンを適量絞つて頂きます。カキフライでも同樣ですが、之が一番美味しい食べ方だと思ひます。
「茄子」が一つです。天婦羅の茄子あるあるですが、熱いので、火傷に注意ですね。此方は、少し茄子を冷ませる爲もあつて、始めから天つゆに浸けて食します。
「メゴチ」が一つです。今迄、私は食べた事がない魚のやうに思はれますが、淡白でありながら鱚のやうに美味です。調べて見ると、高級魚ではないものゝ、傳統的な江戸前の天婦羅の種として珍重されてゐるとか。
この邊で、ご飯と赤だしを食べ終へた爲、ご飯をおかはりします。が、直ぐには食べずに、掻揚げが屆いた際、掻揚げ丼にして食べる爲の準備です。御店の方々が、他のお客さんの對應で忙しい中、おかはりを頼むのは、何となく氣が引ける爲、忙しくなさゝうなタイミングで御願ひしました。
「榎茸」です。天婦羅としては珍しい種のやうに思へるのですが、當店に於ては御馴染みの種です。
この邊で、追加註文として、「銀杏」(Ask)を御願ひします。
次に「紫蘇卷き餠」です。此方は天つゆで頂きます。表面のパリ/\とした食感とお餠のモチ/\とした食感との對比が樂しいです。
「掻揚げ」です。此方は上述しましたやうに、おかはりしたご飯のうへに乘せて、カスターの天つゆを適量かけて、「掻揚げ丼」として食します。珍しく、掻揚げには「かしは」も入つてゐたらしく、その事も含めて美味しく頂きます。
追加註文の「銀杏」。一串三つつのものが二串です。鹽を極少量つけて食べます。
水菓子は「ネーブル」です。シンプルな切り方ながら、丁寧な庖丁の仕事が伺へます。酸味よりも甘みが強く、デザートとしてぴつたりです。
御店を出る際、サーヴィスの「天かす」を頂きました。關東では「揚げ玉」と云ひますね。うどんに入れて食べると美味です。特に當店の「天かす」は、魚や野菜の旨みを澤山含んでゐますから。
とまれ、御馳走樣でした。
氣輕に頂くには良いと思ひます
昨日の御晝は、廣島市の八丁堀界隈、胡子神社南にあります津久根島さんにて、天麩羅を頂きました。
私が未だ高校生だか大學生の頃には、御歳の男性が揚げていらつしやいましたが、今の御若い方に代はられて、それなりの年數が經過したやうに思はれます。
御晝の天麩羅は梅、松、竹、特別とありますが、當店に來た際には、必ずと云つていゝ程、2,150圓の松を註文します。
カウンターのみのお店で、席の數は十でせうか。御晝は、上述した職人さんが一人で、最大十名を相手にせねばならず、忙しいものと思はれます。たゞ料理を食べてゐるだけでも、私は途中で暑く感じたくらゐですから、休みなく天麩羅を揚げてゐる職人さんは、可也暑いでせう。その爲かどうかは分りませんが、少し仕事が雜なやうにも思へます。
東京のそれなりのお店であれば、職人さんが苛つくやうな樣子は見せないものですし、仕事は丁寧な處を見せて呉れる事と思ひます。天麩羅に就いても、タネによつて揚げる加減は異なりませうが、ものによつては、やゝレア氣味に揚げるでせうし、いづれのタネも、揚げて後、少しの間、冷まして、餘熱によつて天麩羅を蒸らすのが常道と思はれますが、當店は、少なくともランチでは、そのやうな事は行はないやうです。
いづれのタネも、しつかりと揚げるのが當店のランチでの特徴で、何度たづねてもそのやうな傾向です。その良し惡しに就いては、食べる側の好みで決まる事でせう。私はこれはこれでアリだと考へます。たゞ東京であれば、さう云ふタイプの天麩羅を食べようと思へば、神保町に未だいもやさんがあり、御求め易い値段で定食が食べられる事を付記して置きます。
また廣島で、落著いて天麩羅を食べようと思ふならば、當店の近くにあります天甲本店さんへ行けばいゝでせう。
以下に、昨日の松の内容を記して置きます。
海老
紫蘇卷き海老
南瓜
玉葱
牡蠣
菜の花
茄子
紫蘇卷きイカ
榎茸
紫蘇卷き餅
かき揚げ
御飯
赤だし
サラダ
香の物
水菓子
天麩羅は、つゆ、鹽、レモンを用ゐて食べます。牡蠣は、レモンのみが美味しいですね。かき揚げは、御飯を御代はりして、御飯のうへに乘せて、天つゆをかけて、かき揚げ丼にして食べるのが、私の御決まりです。各種のタネに就いては、百聞は一見に如かずと申しますので、畫像を御覽下さい。あれやこれやと書きましたが、大變美味しく天麩羅を頂きました、と最後に書いて置きます。
支払ひの際、レジにて、天かすを一袋頂けます。仄かに魚介や野菜の風味がして、うどんやそばに入れて食べると美味しいのです。
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早稻田の文士
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店名 |
天冨良 津久根島(つくねじま)
|
---|---|
ジャンル | 天ぷら |
予約・ お問い合わせ |
082-243-0284 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
八丁堀駅から131m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥6,000~¥7,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX) 電子マネー不可 |
席数 |
12席 |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ホームページ | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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昨日(令和5年3月2日、木曜日)、廣島市中區堀川町にあります「天冨良 津久根島」さん(以下、「津久根島」さんと記します)にて、御晝を頂きました。
「食べログ」に於ては、一昨年の10月以來のレヴューです。そんなに長く、同店をたづねてゐなかつたものか、と少し驚いてゐます……。そして、當時のレヴューに於ても、コロナ禍に關して記述をしてゐます。と云ふ事は、「そんなに長く」日本國はコロナで騷いでゐると云ふ事ですね。
まあ、然し、コロナに關しましては、最早、政治問題として扱はれてをり、一種、イデオロギイ化して來た傾向がありますので、之以上、言及しないはうがいゝでせう……。何せ、サーヴィス業に於て、政治、宗教、學歴に關する話はご法度ですから。尤もそれは御客樣に對してであり、不斷、一個人として、どのやうな考へや信仰を有しようが、基本的に日本國にあつては自由であります。
扠、2月から3月へと月が變はり、少しばかり暖かく感ずるやうにもなりました……。私、春と云へば、山菜が大好きですし、特に蕗の薹が好きでして、その蕗の薹と云へば、矢張り、天麩羅にして食べるのが一番です。春を感ずるかをりと程良い苦味とが特徴である蕗の薹が好きなのは、私だけではない筈です。
廣島市の中心部で蕗の薹の天麩羅を食べられる處と云へば、私は「津久根島」さんや近くの「天冨良 天甲本店」さんぐらゐしか知りません。そのうち、地元の人間が氣輕に江戸前天麩羅を食べられる御店としては、長らく「津久根島」さんが愛用されてゐます。「天甲」さんに就いては、接待や記念日に於ける利用が好ましいと私は思ひます……。
11時50分ぐらゐに御店にはひると、先客はなし、後のお客は二組三名です。私は、と云ひますか、我が家では、長年、「松コース」(2,400圓)を食べてゐます。加へて、追加の種は店内に貼紙してあるのですが、どうやら蕗の薹は記載されてゐないやうです……。其處で、「松コース」に追加して、壁に記載されてゐる「牡蠣」と「白子」とを註文します。
さうかうして、サラダや御飯が提供されて來たのですが、どうにも蕗の薹を諦められず、私は思ひ切つて、「蕗の薹はいつ頃出るのですかね……?」とカウンター越しで店主さんにたづねて見ますと、「ありますよ」との事です。其處で、私は心中、嬉々として、「それでは蕗の薹、一つ」と註文しました。
因みに「津久根島」さんのInstagramに據ると、たらの芽も用意されてゐるとの事です。と云ふ訣で、當日、私の註文は以下のとほりです――。
「松コース」(2,400圓)
「蕗の薹」(Ask)
「白子」(Ask)
「牡蠣」(Ask)
合計3,800圓
――以上です。因みにレシートの記載に據ると「津久根島」さんの正式名稱は、「江戸前天冨良 名代 津久根島」さんとの事です。子供の頃から利用してゐる私ですが、初めて知りました(笑ひ メニューの内容に就いて、詳しくはアップロードする畫像を御覽下さい。
加へて、上述しましたメニューに就いても、何時ものとほりアップロードする畫像を御覽下さい。「百聞は一見に如かず」と申しますから。「牡蠣」や「白子」は、そろ/\旬がをはりませうし、「蕗の薹」は之からが旬です。旬と旬との狹間で、美味しい天麩羅を頂く事が出來たと思ひます。
天麩羅の種に就いて、以下、順番に箇條書きして置きます――。
「海老、紫蘇卷き海老」……海老は鹽で、紫蘇卷きのはうは天つゆで食べます。
「南瓜」……一つは最初、鹽で、もう一つは後に天つゆで。
「新たまねぎ」……南瓜と同樣に。頗る瑞々しく、鹽を適量くはへる事で、その甘みが引立ちます。
「牡蠣」……牡蠣に關しては、鹽も天つゆも一切附けず、レモンを絞つて食します。カキフライもさうですが、之が一番美味しい食べ方だと私は思ひます。
「蕗の薹」……私が最も好きな天麩羅です。鹽を適量つけて食します。春を感ずるかをりと心地好い苦味が美味です。
「紫蘇卷き烏賊」……此方は天つゆで。
「菜の花」……春の味覺の一つです。蕗の薹同樣、心地好い苦味と適度な齒應へとが魅力です。
「白子」……專用のポン酢にて食します。外はカリッとしてをり、中はトロリと……。濃厚な甘みが特徴です。
「茄子」……非常に熱々に仕上がる種です。前半は鹽で、後半は天つゆで。
「ワカサギ」……4尾とヴォリュームも滿點です。鮎のやうな苦味と白身の甘みとが混在してゐます。
「えのき茸」……熱々の状態を天つゆで。
「掻き揚げ」……御飯を御代はりして、御飯に乘せて、卓上の天つゆをかけて、掻き揚げ丼として頂きます。〆の丼を自作すると云ふ訣です。
――以上です。廣島市の中心部にて、江戸前の天麩羅を氣輕に食べる事が出來る「津久根島」さんは、矢張り、美味しいです。とまれ、御馳走樣でした。