レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2017/05訪問 2017/07/01
こちらは市営地下鉄御堂筋線心斎橋駅の6番出口から徒歩3分ほどのところにあります。
何気に飲み屋が集まるエリアで周辺は夜の繁華街といった感じなんですが、車が通り抜けられない細い脇道を入るとひっそり佇む飾らない外観のお店がこちら。
店内はカウンター9席。
テーブル席や個室は無いようです。
まずは瓶ビール
これはアサヒ熟撰。
個人的に思うけど、これを置いてる店にハズレはありませんね。
あわびと白ずいき。
これは冷たいだしに浸かった料理。
あわびは柔らかく仕上げてあり、ずいきは食感がいい。
鯵の握り。
おろし生姜がのっていてそのまま食べられる。
松の司純米大吟醸。
すっきりした飲み口で米のうま味もしっかり感じられる。
鯛のにゅうめん。
上品なるだしがいいですね。
胡麻豆腐はもっちりした質感でぷるんとしてます。
磯自慢純米吟醸。
メニューはないので大将が料理に合わせて選んでくれます。
何種類あるのか分かりませんが、こちらでは日本酒もおまかせした方がよさそうです。
お造りはまぐろ、うに、いか。
どれも鮮度がよく酒が進みます。
奈良の丸茄子。
これは冷たい料理なんですが、茄子の味がしっかり感じられていいですね(^^)
こんな茄子を食べたら他の茄子が味気なく感じるでしょうね。
稚鮎の天ぷら。
これはそのまま食べられる。
身はホクホクでカラッと揚げてます。
黒龍純米吟醸。
これは黒龍の中でもおすすめの酒。
ソフトクリームのような甘い後味が特徴。
食事は電子ジャーで炊いたご飯と味噌汁、白菜の漬物、太刀魚の味噌漬け。
ご飯はおかわり出来ます。
土鍋で炊いたように美味いので米について聞いたら電子ジャーという意外な答えが返ってきました。
太刀魚の味噌漬けもよかったなぁ。
デザートは白苺、キウイ、メロンにレモンとミントのゼリーをかけたもの。
見た目にも涼しいデザートですね。
締めて17200円。
高級な店ではあるが、思ったほどいかなくてコスパ的にはうれしいですね。
帰りには大将自らお見送り。
軽く会話もありほんとにこやかに店を後にしました(^^)
こちらでは客同士が会話をしてるのを邪魔することなく、ゆっくりと食事を楽しむことが出来ます。
出された料理についてやいろんな話をしながら食べるわけですが、客のペースを尊重して急かすことはしません。
むしろ大将がそんな会話に割って入りさらに楽しい会話をしてくれたりします(笑)
そして食べ終えてもすぐに空いた器を下げることはせず、間を置いてから下げて次の料理を出してくれます。
そんなそれぞれのペースで楽しめる雰囲気を作ってくれるのでとにかく居心地がいいんですよ(^^)
料理はもちろんレベルの高いものなんですが、接客やサービス面がずば抜けてるお店だと思いました。
こんな居心地がよかったらまた行きたいと思いますよね。
滞在時間は2時間ほどでしたがあっという間でしたね。
行ってみてなかなか予約が取れない理由がよーく分かりました。
チャンスがあればまた行ってみたいお店です(^^)
2位
1回
2017/10訪問 2017/12/08
大将の接客で楽しい雰囲気の中、美味しい料理が味わえました(^^)
こちらはJR中央線飯田橋駅西口から徒歩4分ほどのところにあります。
東京メトロは地上に出て「神楽坂下」交差点から神楽坂に進み、ポルタ神楽坂を過ぎてから左に曲がって30mくらい先の右側。
たまには高級な和食の店に行きたいな、と思い選んだのがこちら。
高級店というと紹介制だのお一人様不可だの、何かと制約のある店が多いが、こちらはそんな制約はなくていいですね(^^)
もちろん予約しての訪問だが、席が用意出来たら連絡しますと言われてました。
2巡目ということで21:30からと言われてたが、20:45に席の用意が出来そうと電話がありました(かなりアバウトだね)
カウンター6席と他にもあるようだが、見てないので分からない。
まずは写樂 純米吟醸備前雄町1890円。
米の甘みが強い。
深みがありほどよく余韻が残る。
生酒っぽさのある酒ですね。
百合根のすり流し。
スライスしたトリュフがかけてあり、中の玉子を崩して食べるもの。
トリュフの香りが強くて一気に料理に引き込まれます。
琵琶湖の子持ち鮎と新銀杏。
発酵酢で頂くもの。
酢のさっぱりした味と鮎のホクホク感が堪りません。
鱧と松茸、下に蒸した餅米が入ってる。
軽く餡がかかっていて混ぜて食べると複雑なうま味が感じられる。
柑橘系の後味があり爽やかな印象。
銚子の金目鯛のしんじょう。
焼いたものをしんじょうにしてる。
上には芽ねぎ。
薄いが上品なだしが感じられる。
平目のお造り。
酸味のあるジュレをかけて刻んだみょうがが盛ってある。
あん肝と和えた平目のよさはもちろんだが、ジュレが平目のよさをさらに高めてる感じ。
〆さば。
すだち醤油がいいアクセント。
〆具合はやや強め。
上喜元特別純米からくち(山形県)
辛口が飲みたいと言っておすすめされたのがこれ。
日本酒度+12というかなりの辛口。
キレがよくすーっと胃袋に染みていく。
焼き物は対馬産のくえと白胡麻豆腐。
白胡麻には山椒味噌がかけてある。
くえは上品な甘みとうま味がいいですね(^^)
白胡麻豆腐はまったりした味わいで、山椒味噌がまた日本酒に合いますねぇ。
蒸したあわびと焼きなす。
ゆずのゼリーと肝のソースをあしらったもの。
あわびの上にはうにがのっていて、ゆずのゼリーが爽やか。
のどぐろとかぶら、椎茸、小松菜の炊き合わせ。
先のしんじょうと同様の上品なだしです。
軽く山椒が入っていていいアクセント。
脂ののったのどぐろは皮目を軽く炙っていてうま味がすごい。
食事は松茸の炊き込みご飯に牛肉のしゃぶしゃぶ。
火を通してない牛肉をご飯の熱で温める。
牛肉のうま味と松茸の香りがいいですね(^^)
味噌汁は海藻となめこ。
漬物は昆布、山芋、白菜。
この炊き込みご飯は残ったものをおにぎりにして土産として持たせてくれます。
冷めても美味しい贅沢なおにぎりです(^^)
デザートはラム酒のアイスクリーム。
ナッツ類をあしらっていて、ラム酒とナッツの香ばしさがいいですね。
意外と甘さは残らず引きがいい。
締めて28200円。
これだけの品数ですが、どれもよくてハズレがありません。
料理の説明は軽くさらっとですが、聞けば詳しく話してくれます。
滞在時間は110分ほど。
しかし長いとは感じないし飽きることもない。
それは大将がカウンター席の客にしっかり対応しているから。
私のようなお一人様でも1人にはしない。
積極的に話しかけることによって楽しく食事をしてもらおうという心遣いがはっきりと感じられます。
会話も他の客を巻き込んで全体の雰囲気を盛り上げてくれますから、その場にいる皆が同じような和んだ雰囲気になれます。
個人的にはこんな店が理想ですね(^^)
一見だからといって話しかけない店主もいるけど、それは違うと思う。
どうせなら手間暇かけて作った料理を気持ちよく食べてもらいたいと思うのが料理人。
そんな料理を少しでも美味しく食べたいと思うのが食べる側。
そんな両者を上手い丁寧な接客や会話で楽しい雰囲気を作ってくれるから、より美味しく食べることが出来る。
まさに理想の料理屋だと思います(^^)
3位
19回
2019/08訪問 2019/09/27
まずは前回と同じシャンパン。
“南風” カボチャ ジャスミン
最初はムースと茶色いジュレを使ったかぼちゃのスープ。
まろやかなムースもかぼちゃかな?
冷たいスープで夏向きの一皿です。
ここでミルクパン登場。
いつもあるオリーブオイルがなかったので、パンを割ってこの後出てくる飛騨牛のカルパッチョを中に入れて食べました。
これはイケましたね(笑)
“伝統” 飛騨牛 カルパッチョ
カルパッチョは元々肉を使った料理だったそうですが、魚を使った料理にアレンジされたそうです。
そんなカルパッチョはローストビーフのようなしっとりした肉質で、パルミジャーノレッジャーノがさらにうま味をプラスしてます。
“遭遇” 真鱈白子 帆立 ロックフォール
真鱈の白子と帆立はソテーしてあり、濃厚なロックフォールのソースはまったりとした味わい。
まったりとした白子とロックフォールのソースは合いますね。
そしてブルゴーニュの白ワイン。
フレッシュな感じではなく落ち着いた深みのある味わいで、料理とも上手く調和してます。
天然真鯛のポワレ サフランクリームソース
青い皿に黄色いサフランクリームソースが鮮やかな一皿。
真鯛の皮は別に揚げていてカリカリ。
これは鰻の骨じゃないけど、酒のつまみにいいですね。
真鯛はしっとり柔らかく仕上げてます。
北海道産十勝牛ランプ肉のロースト オリエンタルソース
赤いレアな部分を残した仕上げで、肉のうま味がじわっと感じられる。
いろんな素材から作られるオリエンタルソースはランプ肉に合いますね。
そして赤ワインもブルゴーニュ。
最初は軽めの味わいですが、飲み進めるうちにそこまで軽くないのが分かる。
渋みは控えめですっきりした味わいです。
“球体 NO.9 -秋走-”
球体のチョコレートの中には巨峰のアイスクリーム
小さなグラスの中にはコンポートした巨峰の下にはミントのシャーベット。
ミントのシャーベットはさっぱりしていいですね。
“郷愁・懐古”
チョコレートとバナナのケーキ。
なかなか手の込んだ、食べるのがもったいないほどのビジュアル。
ヘーゼルナッツを使った土台に、中にはバナナが入ってます。
チョコレートに金粉てほんとゴージャスな感じですね(^^)
“向日葵”
パートどフルュイはマンゴー、パッションフルーツ、ライム。
アイスクリームはチョコレートと蜂蜜。
カシスのマカロンとカヌレ。
飲み物はカモミールだったかな?
締めて14733円。
料理はテンポよく出てきて滞在時間は80分ほど。
ワインも泡、白、赤と飲んだし、日常を忘れさせてくれる料理や接客で、仕事はどこか飛んでいってしまいます(笑)
毎回手の込んだ料理ばかりでシェフの力量にも脱帽です(^^)
この日は暑くて30℃を超えてました(>_<)
今年の夏は梅雨が長いというかあまり暑くない日が続いてましたが、この日は日差しが強かったですね(^^;)
そんな日ですからやはり冷たいシャンパンが飲みたくなります。
この日は初めて見るシャンパンでベスラ・ド・ベルフォン。
ややガス圧が低めのタイプとのことだが言われても分からないくらい。
味はいつものと変わらない感じでキレのある葡萄の味。
“旬・摘” 玉蜀黍 乳清
朝採れの知多産の玉蜀黍を使ったフレッシュな甘みが特徴。
変化球的にポップコーンを使用して香ばしさも演出。
“架け橋” 蟹 大豆
蟹の身を大豆で作った皮?で包んだものにサマートリュフをかけてます。
トリュフは食べる直前に摺り下ろしてますので香りも楽しめます。
なんとなく点心的な趣きもある料理でオリエンタルな印象。
“夏 シグナル” 叩き鮪 マンゴー トマト
これは3種類のガスパチョが付いてきます。
鮪のタルタルにかけて食べるわけですが、それぞれの味の違いを感じながら食べることも出来るし、混ぜ合わせても面白いですね(^^)
天然真鯛のポワレ ソース・ヴァンブラン
真鯛の皮目はパリッと、身はホクホクに仕上げてます。
爽やかな酸味の効いたブールブランソースが夏向きですね。
鰹とクレソンの泡はやや和風な趣き。
この日は暑かったのでもうちょっと軽めのさっぱりとしたソースでもよかったなぁ。
三河鶏のコントラスト ポルチーニ・シューフレームソース
3種類の部位が一皿にあって、いろんなものを少しづつ食べられるのがいいですね。
巻物は具材を巻いて焼いたもの。
砂肝はコンフィ。
胸肉は低温で茹でたもの。
ポルチーニソースとフォンドヴォーのソースで味も変化させて食べることが出来ます。
これにはブルゴーニュの赤ワイン。
それほど重く濃いものではなくややライトな味わい。
“球体 NO.8 盛夏”
ライムとシャルトリューズのシャーベット。
スイカのジュレには黒胡麻。
球体のチョコレートの下にはクッキー?
シャーベットは冷たいのでさっぱりしますね。
“常夏・ココナッツ”
ココナッツのアイスクリームになど何種類かのデザートが入ってます。
そこにマンゴーを凍らせたものを器械を使ってスライスして振りかけます。
さらに器かと思われたカップもチョコレートで出来ていて食べられます(笑)
紅茶はジャスミンティー。
“向日葵”
グリオットチェリーのマカロン、パッションフルーツのパートドフリュイ、カヌレ、チョコレートと蜂蜜のアイスクリーム。
締めて13069円。
このところ料理がテンポよく出てくるので滞在時間は80分ほどでした。
まずはさっぱりとした飲み物を。
白ワインとジンジャーエールのカクテル「オペレーター」にしました。
これはほんとさっぱりすっきりで暑い日には最高ですね(笑)
“煌き” 雲丹 とうもろこし
以前にも出てきた料理でキャビアに金箔とかなりゴージャス。
雲丹は見た目からよさが分かる塩水うに。
とうもろこしの優しい甘みと雲丹の甘みがマッチしてます。
“相性 極” 北海道産ホワイトアスパラガス 甘海老
卵黄とすましバターにオレンジの風味を加えた酸味のある爽やかなソースにねっとりとした質感の甘海老。
ホワイトアスパラガスは露地もので湯がいただけで鮮度のよさが感じられるもの。
このソースは夏向きな感じですね。
“滋味” モリーユ茸 ズワイ蟹
これは洋風の茶碗蒸し。
モリーユ茸の滋味深い味わいが和の趣で、器も含めてかなり和風の料理になってます。
ズワイ蟹は中に入っていてほとんど見えなかった(^^;)
ノルウェーサーモンのミ・キュイ サフランクリームソース
半生のノルウェーサーモンですが、皮はパリパリに焼いてあり日本酒のつまみにもなりそうです(笑)
あさりのだしに黄色いサフランを合わせたソース、赤いのはビーツ。
あさりだしは強くないので、鰹の泡も合わせるとまた違った味わいが楽しめる。
しっとりしたサーモン
北海道足寄町石田めん羊牧場産仔羊のロースト ジュ ダニョー
羊の骨からうま味を出したソースと赤ワインソースの2種類のソースで、仔羊は柔らかくキメの細かいというかなめらかな肉質でかなりしっとりとしてます。
今までこちらで食べたことがなかったと思って振り返ってみたが、やはり今回が初めてでした。
特有のくさみは控えめで上品な味わい。
これはクセになりそうです(^^)
その仔羊に合わせるのはシチリアの赤ワイン。
酸味、タンニンは控えめですが味はそれなりにあります。
味わいはなめらかな印象で品のよさも感じます。
品のよさがある仔羊に合ってますね(^^)
“爽・薔薇・柑橘”
グレープフルーツ、薔薇の香りを移したゼリー、グラニテ。
本物の花びらも添えてありますが、味わいはさっぱりさせてくれるもの。
“赤白・再会”
土台のブロンドチョコレートのムース、3種類の桃、アイスクリームなど。
それとゼラチンを加えたシャーベットは真っ赤な薔薇の花びらのようです(^^)
飲み物はジャスミンティー。
“紫陽花”
今回は日向夏のアイスクリーム、ブルーベリーのマカロン、カヌレ、パートドフリュイは木苺?
締めて13306円。
滞在時間は80分ほどとテンポよく料理が出てきました。
このところメインが決まってて選べないんだけど、今回の仔羊は大当たりでしたね(^^)
桜も終わってだいぶ暖かくなりました。
この日は8000円のコースを予約しての訪問です。
まずはいつものシャンパン。
ほんとシャンパンが飲みたくなる季節ですよね。
すっきりとした辛口でいい感じです。
”赤丸” 徳島県産フルーツトマト珊瑚樹 雲丹 キャビア
甘みの強い珊瑚樹という品種のフルーツトマトに甘みのある北海道の塩水雲丹、フランスのキャビアなど。
各食材から優しい甘みなどが一気に押し寄せてきます。
鰹のジュレ?もいい脇役です。
”芽吹き” グリーンアスパラガス フリュイ・ド・メール
グリーンアスパラガスの冷製スープにミルクの泡。
スープ中には軽く焼いたホタテ、ホタルイカ、ムール貝、マテ貝など。
もちろん茹でたグリーンアスパラガスも入ってて、すっきりした上品な仕上がり。
上にのったアズキ菜のフリットは食感的にもいいアクセント。
ここでいつものミルクパン登場。
”相性 極” ホワイトアスパラガス フォアグラ 卵
これは桜のチップで薫香を付けながら登場。
ガラスの内側は白い煙で見えない状態。
中にはフォアグラのステーキ?とホワイトアスパラガス、ポーチドエッグにマデイラワインを煮詰めた甘めのまったりしたソース。
こんなにも大きなフォアグラを食べたのは初めてかも。
フォアグラを黄身に絡めて食べるなんて素晴らしいですね(^^)
生ハムとパルミジャーノレッジャーノも合わさってイタリアとフランスの競演になってます。
北海道産根ホッケのポワレ ジュ・ド・コキアージュ
かつては地元でしか食べられなかった根ホッケですが、愛知県でも食べられるようになったんですねぇ。
蒸した鰻のような柔らかな食感で、貝のだしを使ったソースが合います。
花ズッキーニ?のフリットの中には白身魚の練り物が入ってました。
これには白ワインが合いそうです。
ここで赤ワイン。
ブルゴーニュ産の軽めの味わいですっきりしてます。
ちょっと空気に触れさせると滑らかさとまろやかさがアップしました。
愛知県半田産豚のグリエ ソース・シャスール
赤ワインはキノコや玉ねぎを使ったシャスールソースに合わせた感じです。
それに春菊のソース。
赤身は柔らかく、脂身は甘みがある食感のよい豚肉。
付け合わせのいろいろな野菜が目でも楽しめていいですね。
ナイスなマリアージュでした(^^)
”檸檬 爽”
レモンのグラニテ、爽やかな柑橘系のゼリー、宮崎のマンゴーに金粉をあしらってます。
全体的に控えめな味で冷たいのでさっぱりします。
”向・夏・日”
かなりレア焼きなベイクドチーズケーキに日向みかん。
それと日向みかんを使ったアイスクリーム。
みかんのソースはかなり濃いめで、付ける量により味の強弱を加減出来ます。
飲み物はジャスミンティー。
”Love/Passion”
小菓子は焼き立てのカヌレ、グリオットチェリーのパートドフリュイ、アプリコットのマカロン、チョコとピスタチオのアイスクリーム。
締めて12832円。
滞在時間は95分ほど。
料理の提供はテンポがよかったですね。
料理のクオリティーもボリューム感も十分満足でした(^^)
まずは春らしいカクテル。
イタリアのベリーニ?という桃とシャンパンのカクテルを少しアレンジして桜のエキス?味?をプラスしたもの。
桃はまろやかでやや甘めですが、シャンパンの影響ですっきりした味わいになってます。
ほのかなピンク色で味も見た目も春らしいカクテルです。
”芽吹き” ホワイトアスパラガス キャビア
熊本県産のホワイトアスパラガスをムース状にしたもの。
北海道産の塩水うに、フランス産のキャビアなどに金粉まであしらってます。
まったりとしたホワイトアスパラガスのムースが、まろやかな桃のカクテルとナイスなマッチングでした(^^)
”安堵” 新玉ねぎ 帆立 蛍烏賊
牛乳の泡や新玉ねぎの甘みにソテーした帆立、蛍烏賊はにんにく味が付いてました。
帆立は優しい甘みがしていいですね。
白ワインは2種類。
1つはニュージーランドのカべルネソーヴィニヨン。
すっきりした柑橘系を思わせるフレッシュな味わい。
もう1つはスペイン産の香りが印象的な白ワイン。
樽の香りが移ってるとのことで先のものとは全然違うワインです。
”はざわり” オマール海老 紅くるり
紅くるりというかぶをスライスして間にオマール海老をしのばせてます。
かぶのシャキシャキとした食感にぷりぷりのオマール海老という組み合わせ。
ソースは重くないさっぱりしたもの。
”風味・季節” 甘鯛 菜花 青海苔
甘鯛に春らしいソースや付け合わせで出てきました。
皮目はパリパリに仕上げて身はふっくら。
クレソンと鰹の泡に苦味が効いた春菊のソースがアクセント。
これも重くなくさっぱりしていいですね(^^)
”濃旨” 若鶏 フォアグラ
フランス産の若鶏をフォアグラを包んでロール状に巻いてます。
ソースは濃いめですが、若鶏の肉質がさっぱりしてるので案外口に残らない感じ。
これには赤ワインを2種類用意してもらいました。
ブルゴーニュの軽めのものと、イタリアの重めの濃いもの。
どちらも香りがすごくてワインだけでも楽しめる。
食中酒としてはブルゴーニュの軽めのものがいいんだけど、フォアグラにはイタリアの重めのものが合いますね。
〆はずわい蟹のパスタ。
これにはグリーンアスパラガスとホワイトアスパラガス。
ソースはずわい蟹のうま味が凝縮されたもので、最初は濃いと思ったが案外引きがよくさっぱりしてます。
パスタはやや細めのアルデンテ。
これにも赤ワインを合わせたくなります(笑)
デザートはミツバチ柄のチョコレートケーキやレモンのシャーベットなど。
ブロンドチョコレートには蜂蜜が垂らしてあります。
ミツバチ柄のチョコレートの中にはアイスクリームが入ってました。
ちょっと間違えると虎柄になりそうですが、ちゃんとミツバチ柄に仕上げてあるのはお見事(^^)
次のデザートは3色アイスクリーム、桜のムースの中にあんこ、苺に生クリームなど。
3色のアイスは桜の塩漬け、ミルク、よもぎ。
一番下の皿に塗ってるチョコレートはスモークしたもので薫香がします。
小菓子はライチのパートドフリュイ、ピスタチオのアイスクリーム、ローズのマカロン、カヌレ。
飲み物はジャスミンティー。
締めて15683円。
滞在時間は110分ほど。
ワインは4種類飲みましたが、やはり料理に合わせると相乗効果でお互いを引き立てますよね。
ワインは少量づつ楽しめたので酔ってなかったから、思わず追加しようかと思っちゃました(笑)
たまにはこんなランチもいいよね(^^)
今回は5000円コースを予約しての訪問です。
まずはいつものシャンパン。
これは飲みやすくていいですね。
”綿帽子” 帆立 白菜 塩昆布
大根を摺りおろしたとか細かい泡にしたとかいうクリームみたいな綿帽子の上には金粉。
その下にはキューブ型に切った帆立、白菜、オリーブオイルが隠れてます。
隠れてる食材となめらかな綿帽子を混ぜて食べると、白ワインが飲みたくなります(笑)
で、出てきた白ワイン。
これはオーストリアではメジャーなぶどうグリューナー・ヴェルトリーナーを使ったもの。
2016年ということもあって軽やかでフレッシュな印象が強いですね。
優しい味わいというか上品さもあるが飲み進むとしっかり味が感じられてくる。
”弥生” 蛍烏賊 スルメ烏賊 菜の花
ぼちぼち春も近いという頃をイメージした料理。
菜の花のソースやオリーブオイルのカプセルは華やかな色合いで春らしく、白い粉は溶けきらないで残ってる雪なんだそうです(^^)
蛍烏賊は小さめだが質のよさを感じる。
芽キャベツやうるいなど、柔らかな質感の野菜はまだ春には早いといったイメージが被ります。
次いでカリフォルニアの白ワイン。
シャルドネを使用したものだが、まろやかな味わい。
2015年でこの色合いとまろやかさが出るんですねぇ。
かなり寝かせたものかと思っちゃう、そんなワインです。
後で聞いたら樽の影響だそうです。
樽の香りが移ってウイスキーみたいな上品でまろやかな味わいになるんだそうです(φ メモメモ )
”郷愁” 干柿 カマンベール カルヴァドス
小麦粉をビールで溶いて揚げたもの。
カリカリの衣に包まれた干柿の深みのある味とカマンベールチーズのまろやかさが上手くマッチしてます。
まわりを固めるじゃがいも、干しぶどう、胡桃はカルヴァドスの味も加わわったソースと相性もよくいい脇役です。
メインに合わせる赤ワインは料理にも使ってるとのこと。
マルゴー産のとても香りのよい高級感のあるもの。
マルゴーという名前は素人の私でも聞いたことがあります(^^)
料理は北海道産牛フィレ肉のローストソース・ボルドレーズ。
柔らかくて軽く切れる牛フィレ肉にマルゴー産の赤ワインをふんだんに使い煮詰めた超贅沢なソース。
ぶっちゃけこんなマリアージュはそうそうないですからね。
そんなソースに使ったワインと飲むワインが同じマリアージュですから合わないわけがありません(^^)
味はソースで、香りや余韻は飲む方で楽しむという素晴らしい共演です。
こんな粋な発想はさすが水口シェフですね(^^)
デザートはチョコレートのケーキであるオペラ。
何層にも重なったいかにも手の込んだ高級感のあるケーキ。
これに合わせる飲み物はピーチティー。
ピーチティーってこちらでも人生でも初だと思います。
真っ赤なバラをイメージした花瓶の小菓子はカヌレ、マカロン、パートドフリュイ、アイスクリーム。
締めて10932円。
滞在時間は100分ほど。
あれだけのワインを飲んでこの値段て素晴らしいですよ。
私はワインのことはよく知りませんが、飲んでみて料理に合ってないとか違和感はありませんでしたからね。
ナイスなマリアージュだと思いました(^^)
今回は基本のコースは控えめで、オプションをどうしようかと思ってました。
ですがオプションがなくて拍子抜けでした(^^;)
しかし店側もいろいろと考えてメニューを用意してるとのこと。
なので、今回の私のようにオプションに重きを置くくらいなら電話で予約して、あれこれ要望を言った方がいいみたいです。
他にも細かい要望などがあれば事前に伝えておくのがいいですもんね。
控えめで言いたいことも言えない私なので躊躇してましたが、今後は事前に伝えておこうと思いました(^^)
この日は8000円コースを予約しての訪問です。
まずは季節のシャンパンカクテル。
この日は洋梨とベルガモットでした。
すっきりしてるがやや甘めのカクテル、たまにはこんなのもいいですね(^^)
”春の予感”
兵庫県産ホタルイカ わさび菜
これには鰹のジュレ、クリームチーズ?もあり不思議な味が楽しめます。
ホタルイカは食感もよく、わさひ菜はシャキシャキ。
ただ洋食っぽくなくて完全に和食ですね。
”安堵”
沖縄県産トウモロコシ フォアグラ
初物だという沖縄県産のトウモロコシ。
すんごい甘みでフォアグラのまったりした味わいとリンクしてます。
刻んだトリュフがさらにクオリティーを高めてます。
秋田の何とかという野菜の根に近い茎も入ってます。
ここで毎度お馴染みミルクパンの登場。
”変化”
ノルウェーサーモン デクリネゾン
これはサーモンを使った9種類の料理。
調理法を変えたり、つけ合わせを変えたりしていろんな味が楽しめるもの。
キャビアがのってたり、フリットにしてカラスミをまぶしてあったりいろいろ。
味の濃淡も付けてて、とにかく創意工夫された料理となってます。
これはワインが飲みたくなりますね(^^)
北海道産帆立と小烏賊のソテー バスク風
これは小さな烏賊と帆立にバスク産の唐辛子を使った濃いめのソースを合わせてます。
帆立はひもも付いたまま調理してて鮮度のよさがよく分かります。
やや辛味があるソースは烏賊にも帆立にもあっていて、これには軽めの赤ワインでも合う感じ。
熊本県産牛フィレ肉のロースト
明るいワインソースorオリエンタルソースorゴルゴンゾーラソースからオリエンタルソースにしました。
選べるナイフが出てきたがすでに1巡してるのであまり感動はない(^^;)
厚めにカットされた牛フィレは軽く切れるくらいの柔らかさ。
鳥だし、XO醤、オイスターソースなどいろいろ合わせたオリエンタルソースは牛フィレのうま味を引き立ててます。
牛フィレの下には雑穀を使ったリゾットが隠れてました。
このリゾットにもオリエンタルソースは合ってましたよ(^^)
〆の食事に食べたいくらいのナイスなリゾットでした。
食後の飲み物はカモミールティーにしました。
改めて何種類あるのか聞いたら、カモミール、ジャスミン、アールグレイ、ダージリン、ピーチティーの5種類だそうです。
しかしピーチティーはまだ飲んだことがないかも。
”球体 NO.5-YUZU-”
上にはクッキーとチョコレート。
小さなグラスの中には柚子のゼリーとミントシャーベット。
食後にさっぱりさせてくれますね。
”氷結 苺 ふわとろ”
苺やクリームを使ったデザート。
凍らせた苺をスライスしてふりかけるという演出もありました。
金粉もふりかけてありゴージャスなビジュアルです(^^)
”Wintfr Fairy”
これはいつもの小菓子。
カヌレ、マカロン、アイスクリーム、パートドフリュイ。
締めて11643円。
滞在時間は90分ほど。
ほんと毎回びっくりするほど手の込んだ料理ばかりで圧倒されます。
ランチ時の利用なので酒は控えてるんですが、ワインと楽しみたい料理ばかりですね(^^)
このような限定コースは出来ることならカップルで行くのがベターなんでしょうが、相手がいない人は仕方がないよねぇ(>_<)
ってことで、クリスマス限定のコースなので回りはカップルだらけであろうことは承知の上で行ってきました(^^;)
まずはシャンパンカクテル。
いつも同じシャンパンなのでたまには違うものを、と思い苺を使ったオリジナルのカクテルにしました。
ちょっと甘く感じるけど酸味もあるので、甘ったるさが残ることはない。
最初はX’mas限定 海と大地のオードブル盛り合わせ。
なんと12種類の料理が登場です。
1 ハマグリのドーピング ハイビスカス パッション
2 鮑のフリット セモリナ竹炭 カラスミ
3 鴨肉のローストと葱のテリーヌ
4 黒トリュフと卵、パルメザンチーズのビスケット
5 フォアグラのムース 金柑のコンポート
6 仙台牛スネ肉の赤ワイン煮込み
7 里芋と生ハム、桜海老、青海苔のベーニエ
8 石川県産椎茸と黒豚のパテ
9 カボス釜 寅河豚のマリネ トマトのムース
10 冬野菜のテリーヌ
11 越前セイコ蟹のテリーヌ
12 金目鯛の昆布〆 蜂蜜シェリービネガーソース 胡麻油粉
野菜、肉、魚が4種類づつということで、バランスも考えてます。
どれも美味しいのは当然ですが、目でも楽しめて食べるのがもったいないです(笑)
”温 Nukumori”
鳥取原産ズワイ蟹 胡桃 湯葉
前回も出てきた料理だが、今回はクリスマスバージョンということでトリュフの雪が積もってます(^^)
やや濃いめのまったりとしたソースに湯葉と蟹がマッチしてます。
”旨包”
海の幸 ポワソンムース キャベツ
車海老、ほたて、つぶ貝、ムール貝をキャベツで包んだもの。
アメリケーヌソースにあおさという組み合わせですが上手く合わさって違和感がありません。
”爽”
柚子 ビーツ ハチミツ 生姜
複雑な味わいの口直し。
柚子と生姜で酸味と苦味がきました。
さっぱりして爽やかさはあるんだけど、大人の味わいといったグラニテです。
”伝統 作曲”
北海道産牛フィレ肉 フォアグラ ロッシーニ
牛フィレ肉がほんと堪りませんね(^^)
フォアグラときのこの何とかに少しトリュフも入って香りもいい。
これはやはり赤ワインを合わせるのがいいと思います。
”聖 緋 贈”
苺 白チョコ
飲み物はジャスミンティー。
ぱっと見サンタクロースと分かるデザートはムースのケーキ。
ひげはホワイトチョコレート、プレゼントが入った袋は求肥で作った雪見だいふく。
竹炭のスポンジなど小技が効いてます(笑)
締めて16395円。
滞在時間は100分ほど。
今回は12000円のコースのみでしたが内容は盛り沢山でしたね(^^)
特に前菜は素晴らしかったです。
しかしかなり手の込んだ料理ばかりですから食べるのはすぐですけど、作るのは大変でしょうね。
たまたま限定コースの日に行けたけど、満足度も高かったので行けてよかったです(^^)
久しぶりに来ました。
前回はぼちぼち秋を感じる料理でしたが、もう完全に冬になってしまいました(^^;)
しかし今年の冬は暖かいのであまり冬という実感はないんですけどね。
まずはいつものシャンパン。
ほどよい辛口で飲みやすくていいですね。
”安堵” 帆立 蕪
鰹だしなど和のテイストを感じさせながらも洋風に仕上げ、手の込んだ調理法でレベルの高い料理になってます。
蕪は柔らかく甘みがあり、帆立も軽く焼いてあり優しい甘みがいいですね(^^)
”香旨” 金目鯛 下仁田ネギ 胡麻油
食材だけを見ると和風の料理かと思うが、しっかり洋風の料理に仕上げてます。
胡麻油と一味のパウダー、何かのジュレ、トマトのムースなどで頂くもの。
下仁田ネギは甘みが感じられてほどよい食感。
金目鯛は皮目を焼いているが刺身のような感じ。
しっとりとした質感の金目鯛は日本酒が飲みたくなる(笑)
”雲海 北の海”は何回か出してるので違うものを、ということで変更になりました。
出てきたのはずわい蟹と湯葉。
生と乾燥したもの2種類の湯葉を使った料理で、ずわい蟹は別に調理して合わせてます。
ややこってりした味わいのクリームがずわい蟹や湯葉と合わさり堪らない味わいになってます。
説明を聞いてるとほんと手が込んでるんですが、その発想には毎回驚かれます。
ここでいつものミルクパンが登場。
試験管に入ったオリーブオイルも毎度お馴染みです。
バルサミコのカプセルも入ってます。
”瞬燻” ノルウェーサーモン
アボカド、いくらとビーツなどのソースを混ぜ合わせて食べるように言われました。
柔らかくて脂ののったノルウェーサーモンはアボカドやいくらとも合ってますね。
いくらは醤油漬けかと思うが、ここでも和のテイストをさりげなく使ってます。
”初雪” 里芋 生ハム ブリー・ド・モー
里芋を茹でてから桜海老を使った衣で揚げてます。
ブリー・ド・モーというチーズを敷いてその上に置いてますが、さらに香り高いパルミジャーノを振りかけて雪に見立てています。
まったりとした味わいのチーズに里芋が上手くマッチしてます。
名古屋の初雪はまだですが、季節感のある料理になってますね(^^)
北海道産キンキ ベルモット
高級な北海道産のキンキを使った料理。
皮目をパリッと焼いてますが身は脂がのって柔らか。
ベルモットのソースに鰹とクレソンの泡を付けて食べますが、この日のソースはまったりした濃いめの味わいが多かったです。
ソースの味付けも冬バージョン?
北海道牛フィレの赤ワイン煮込みに白トリュフ
黒トリュフは2g3000円(フランス産)で、白トリュフ2g6500円(イタリア産)季節限定です。
去年はスルーしてたので、今年は是非食べてみたいと思ってました。
赤ワインをたっぷり使った牛の煮込みは柔らかくそれほどワインの味はしませんね。
白トリュフは近くに置いただけでもいいにおいが漂ってきます。
味はさっぱりしてますが、においが独特なのでこの赤ワイン煮込みに合ってますね。
去年は+3000円でしたが倍以上に値上がりしてましてかなりの高値になってるようですから、来年はさらに高くなるかも知れません(>_<)
アバンデセールは洋梨とゼリー。
ベルモットを使ったゼリーに小さく切った洋梨。
泡の上には金箔があってゴージャスな一品。
デザートは柚子のゼリー、ヨーグルト、アイスクリーム。
マロウ茶という紫色の液体をかけると柚子の酸に反応してピンク色になると言われたが確かに紫色は薄くなりピンク色になりました(^^)
しかし混ぜたらヨーグルトに隠れてピンク色は見えなくなっちゃいました(>_<)
飲み物はカモミールティー。
小菓子は栗とチョコレートのアイスクリーム、アプリコットのパート ド フリュイ、ピスタチオのマカロン、カヌレ。
アイスクリームはさっぱりした甘さ。
アプリコットのパート ド フリュイはゼリーみたいな感じでけっこう甘い。
ピスタチオのマカロンはかなり甘い。
カヌレは外側はカリカリで中はもっちり。
締めて18890円。
滞在時間は1時間50分ほどでした。
今回は肉は控えめで海の幸が多く出てきた印象ですね。
やはり冬は魚介類が美味しい季節ということなんでしょう。
先にも書いたようにソースも冬バージョン?でいろんな味わいが楽しめました(^^)
なんだかんだで10回目の訪問となりました。
何度も行ってる店は他にもあるけど、以前のカウントは1回にまとめられてしまったので、今ではこちらが1番行ってる店になってますね。
毎度おなじみのシャンパンから。
辛口で飲みやすいのがいいですね。
まずは仙鳳趾牡蠣とキャビア。
有名な牡蠣の産地である仙鳳趾ですが、ちょっと前に黒門市場でも食べました。
今回は牡蠣とキャビアという豪華な組み合わせ。
さらに金粉も添えてあり見た目がいいですね(^^)
牡蠣は磯の香りが残りすっきりしたうま味で、きゅうりとホワイトバルサミコを合わせたソースにオリーブオイルのいくら。
きゅうりの爽やかさが感じられてとてもさっぱりしたソースになってます。
次いで利平栗を使った料理。
皿の松ぼっくりなど演出が秋を感じさせますね。
葉っぱの上には栗を使ったクッキーと何やら手の込んだ作りのものがのってます。
塩気を効かせた味のクッキーで栗の味は控えめ。
ボールには栗を使ったスープ。
下には栗が沈んでいてすっきりした甘さのスープは優しい味わい。
鳥羽産の真鯵。
シェフが自ら海釣りに行き釣ってきたそうです(^^)
付け合わせはマイクロトマト、オリーブ、大根など。
オレンジ風味の泡のソースや何種類もの色のソースで食べられるので見た目もいいし楽しいですね(^^)
クミンのような香りもして和なのか洋なのかインドなのか?
いろいろな印象を与える無国籍な料理になってます。
というか、個室で楽しめる演出をコンパクトにまとめた感じになってますね。
愛知県産チェリバレー鴨。
鴨ロースに胡桃オイルを粉末にしたものとカカオパウダーを振りかけてます、
ビーツは乾燥したものと生の2種類を添えてます。
厚めにカットされた鴨は軽く焼いていて肉の風味が感じられる。
ビーツのソース?も鴨肉に合ってますね。
ここでミルクパンが登場。
次いで真鱈の白子。
天ぷらとフライの中間のような揚げ物にしてます。
タルタルソースのようなベルモットはまったりした味で、白子の味と合ってます。
白子は比較的後に残らない上品な味わい。
これは白子の天ぷらみたいな感じだけど、感想としては洋風の料理ですね。
三重県鳥羽の太刀魚。
これは釣ったものではないそうです(笑)
太刀魚を焼いて焦がしバターをかけてます。
北海道産のほたてもあってワインが飲みたくなります。
ほたてにはじゃがいものピューレが敷いてある。
焦がしバターにバジルだかパセリだかが入っていて、それの主張がやや強かったですね。
その分ほたての甘みは感じられたかも知れない。
北海道産のミント鳩。
これは以前も食べたことがあるが、いつもあるわけではなく入荷した時しか食べられないので選びました。
まったりした濃いめのソースは味のしっかりした鴨肉に合ってますが、これは赤ワインが飲みたくなりますね。
というか、赤ワインに合わせるという前提の料理かな?
鴨よりも味が濃いから軽く塩だけでもいい感じですね。
これは入荷してたら食べておいた方がいいかも。
デザートは梨のゼリーやシャーベット。
ドリンクはダージリンティー。
丸い球体の中に梨のシャーベット、下の小さいグラスには梨のゼリー。
それと2皿目は無花果とチョコレート。
ビターなチョコレートにすっきりした甘さの生クリームもあります。
小菓子はカヌレ、マカロン、アイスクリーム、ゼリーみたいなもの。
アイスクリームは見えてる部分はほうじ茶?でコーンの中はチョコレート味の2種類の味が楽しめる。
飾りも秋らしくなってますね(^^)
締めて11160円。
滞在時間は110分ほど。
今回は肉と魚がバランスよく出てきました。
これだけの数の料理が出てきてこの値段はほんと良心的だと思います。
このレポートをアップする頃には2年目に突入してるわけですが、2年目はどんな料理や演出で楽しませてくれるのか?
ほんと楽しみですね(^^)
今年の名古屋はほんと暑いですよね(>_<)
この日は40℃に迫る勢いでかなり暑かったのでシャンパンではなく生ビールから。
アサヒの豊穣とのことだが、のどが渇いてたのでほんと美味い(笑)
ほとんど一気飲みでしたので追加でシャンパン。
これは前回も飲んだものですね。
ラベルに見覚えがありました。
しかし昼間飲む酒は効きますね(^^;)
そして最初の料理は境港産のズワイ蟹を使ったもの。
カリフラワーと和えていてまったりとした味わい。
器もそうだが、細かく切った野菜やジュレなどの見た目が夏向きですね。
次いで平貝、平目。
大きな平貝の貝殻を器にしてます。
平貝はほどよい食感で平目は柔らかい。
中華の食材である金針菜もあってほんとフレンチの枠を超えてます。
”雲海 北の海”は甘海老と帆立。
-196℃の液体窒素をかけるとひんやりした白い雲海が現れます。
これはほんとひんやりしてるので暑い日にはいいですね(^^)
鰹節メインの和風だしの中にある甘海老と帆立は甘さが出てていいですね。
だし汁はやや濃いめの味わいです。
次いで以前も出てきたトリュフコロッケ。
それとポルチーニ茸を使ったソース?
黒いまりもみたいなのがトリュフコロッケ。
インカのめざめを使ったものでホクホク。
もちろんトリュフの香りがいい感じです。
ポルチーニ茸のソースはまったりした質感でパンに付けて食べると合いますね。
色卵は温泉玉子みたいな感じですが洋風な味わい。
しかし下には桜海老が隠れていて、温泉玉子を混ぜて食べると日本酒が飲みたくなりますね(^^)
写真は撮らなかったが、色付き玉子は黄色を選びました。
山口県産の甘鯛。
白ワインのソースに梅をあしらったもの。
あっさりした梅の味でさらっと爽やかさが感じられる。
うろこをパリパリにした甘鯛は身がホクホク。
白ワインのソースは甘鯛のうま味を邪魔しませんね。
マッシュルーム?は焼き色を付けて味わいが増してます。
〆はパエリア。
レモンを搾るだけでも十分だが、にんにくサフランマヨネーズがいいアクセント。
パエリアって夏の料理なの?
今年の夏は何気に食べてますよ。
米は若干硬めの仕上がり。
揚げた海老はサクサクで、細かく切った野菜はシャキシャキ。
デザートはマンゴーのチーズケーキにココナッツのアイスクリーム、螺旋のホワイトチョコなど。
飲み物はアイスティーにしました。
甘さ控えめのケーキで後味は比較的さっぱりしてます。
ラストはいつもの小菓子。
今回は夏らしくひまわりでした(^^)
フィナンシェ、洋風の羊羹みたいなもの、ピスタチオのマカロン、ほうじ茶のアイスクリーム。
締めて10575円。
今回の滞在時間は100分ほどでした。
〆にパエリアが出てきたのは意外でしたね。
夏向きにそうめんとか意表を突いて和風の料理かと思ってたが、普通に洋風の料理でした。
思ったよりボリュームがあったし、いろんな凝った料理が楽しめてこの値段は良心的だと思いますよ。
今回は久しぶりに夜の訪問です。
グランドダイアの動画
https://youtu.be/K4vCsyLCpN4
まずはスパークリングワイン。
前にも飲んだことがあるかなぁ?
すっきりした辛口で好みのタイプ。
最初の料理は甘みのあるフルーツトマトの中をくり抜いて何かを詰めてます。
キャビアの上には金粉が光ってますね。
キャビアの塩気とフルーツトマトの甘みが合わさって全体の印象がアップ
グリーンのスープがきれいで見た目もいいですね(^^)
次いで千葉県産のハマグリ。
ハマグリの煮汁と生クリームなどを合わせたものをハマグリに注射するというもの(笑)
ぷりぷりのハマグリの下にはパッションフルーツ。
これらを一口で食べるとハマグリのうま味を存分に味わえます。
白ワインはカリフォルニアのナパバレー産のカベルネソーヴィニヨン。
若いビンテージでフレッシュな味わい。
若いだけあってぶどうの味より余韻はアルコール感が強め。
北海道噴火湾産のぼたん海老。
頭の部分は一部を揚げてあり、揚げてある部分はそのまま食べられる。
桃とぼたん海老に何かのムースが添えてある。
さっぱりしたゼリーも加わり夏向きの爽やかな料理になってますね(^^)
TARUTARUは熊本牛を軽く炙ってから叩いてスパイスと合わせたものをメキシコ由来の薄焼きのパンにのせたもの。
キャビアとバラのエキスを加えてるそうだが、スパイスが強かったのか薔薇の香りはよく分からなかった(^^;)
イメージとしては硬めのバゲットにコンビーフをのせた感じですので家でもアレンジ出来そう。
とうもろこしのポタージュに鴨のフォアグラ。
とうもろこしのひげはシャキシャキで初めて食べたが悪くないですね(笑)
ミルクの泡に鴨のフォアグラが合わさるとフォアグラの味が幾分押さえられますね。
20年もののポートワイン。
これは鴨のフォアグラに合わせる形で少量登場。
甘みを感じるが深みのあるうま味もあってフォアグラの味を昇華させてます。
そして以前もやってもらった目の前で実演する演出。
何種類かのソースと食材を使ってキャンバスに描いていく。
王様やひよこの絵柄は遊び心もあってみるみるうちに仕上がっていくのは見ていて楽しいですね(^^)
各種ソースを合わせて好きな味で食べられるのもいいですね。
次いで南アフリカの白ワインとフランスボルドー産の赤ワイン。
白は香りに特徴があり、赤はうま味がありながらも比較的すっきりした味わい。
河豚の白子の天ぷらには枝豆のピューレと刻み海苔ではなく黒トリュフがかけてある。
フレンチなのに白子の天ぷらとは恐れ入りました。
マデラ酒のソースが白子のまったり感と合ってます。
まったりとした白子には赤ワインが合う感じですね。
次いでオマール海老、鮑、フカヒレの競演。
中華の食材であるフカヒレの登場です。
フカヒレには味を染み込ませるため2日?ほど時間をかけて仕込んでるそうです。
全体的にはアメリケーヌソースが素材のうま味を引き立ててます。
それぞれの食材のよさが出ていて意外にもフカヒレが1番よかったかな。
というか、赤ワインに1番合ってました(^^)
次いで神戸牛のフィレ肉。
最高級の部位ということで野路菊の旗も付いてました。
柔らかくて口に入れるといつの間にかなくなってます(^^)
黒トリュフと赤ワインを合わせたソースが高級感をさらに高めてる感じ。
ずわい蟹のカレー。
これはまかないで食べられてるものかな?
ずわい蟹の身が入ったほどよいスパイス感のカレーにトマトのピューレが添えてある。
このカレーを食べてからトマトのピューレを食べると福神漬けのような味になるから不思議(笑)
食べ合わせで、ないものの味がすることがあるがほんと面白いですね(^^)
アバンデセールはマンゴーとココナッツのアイスにパッションフルーツのソース。
マンゴーは薄くスライスして薔薇のように盛り付けてます。
デザートはヘーゼルナッツにチョコレートのムース。
飲み物はジャスミンティー。
小菓子はほうじ茶とチョコレートのアイスクリーム、すみれのマカロン、フィナンシェ、南国フルーツで作ったゼリー。
締めて32616円。
滞在時間は品数が多かったこともあり2時間15分ほど。
この日はお高いコースを選んだがテンポよく出てきてました。
いろんなワインも飲めてゆっくり楽しめました。
手の込んだ意表を突く料理や演出など、常に新たな驚きがあり毎回行くのが楽しみですね(^^)
約3ヶ月ぶりに行ってきました。
まずはスパークリングワイン。
ぶどうの味がはっきりしたすっきり辛口。
スパークリングワインはこんなタイプがいいですね(^^)
宝石箱。
これにはプチトマトのゼリー寄せ、自家製モッツァレラチーズ、3種類のじゃがいもチップス、鮎の最中が入ってました。
鮎は本物をリエットにしてます。
きゅうりを添えて食べれば夏向きの料理に。
鮎はツナのような味わいで、おやつ感覚で食べられます。
毎度のことですが、説明を聞いたけど見た目からは想像も付かないほどほんと手が込んでます。
新緑 アスパラガス。
これは冷製スープ。
アスパラガスのスープ、タピオカみたいなオリーブオイルの玉にミルクの泡がかけてある。
これにホワイトアスパラとベーコンを凍らせたものをかける。
青々としたアスパラガスの爽やかさが感じられるし洗練された料理ですね。
氷結 帆立 ミネストローネ。
柔らかくレア気味に焼いた帆立の下にはミネストローネ。
一見温かい料理かと思うが、ここに凍らせたスープと液体窒素をかけると、一瞬で冷製スープ煮早変わり(笑)
まだ5月でそんなに暑くないんだけど冷製で攻めてきますねぇ。
帆立とミネストローネの相性はよくて、演出抜きでも十分楽しめます。
海恵 金目鯛 とり貝 昆布。
大量の利尻昆布の下には軽く焼いた金目鯛、とり貝、きゅうりをリボンみたいに結んだものがありました。
こんなにも昆布があると、昆布のにおいがすごいのと、お高い利尻昆布をこの後どうするんだろう?という思いが頭をよぎる。
金目鯛もとり貝もフレンチっぽさはなく、普通に和食といった感じ。
鮮度のよさが感じられるし、ワインではなく日本酒が飲みたくなります(笑)
碗 旨味 鱧 桜海老。
これは鱧と桜海老の天ぷらにからすみとあさりのだしで炊いたご飯が入ってる。
そこにあさりのだしをかけてお茶漬け風にして食べるもの。
もはや完全に和食ですね(笑)
天ぷらは衣にビールを加えることでサクサクの食感を実現。
この料理にも日本酒ですよね(^^)
っていうか〆の食事みたいな料理ですね。
ここでいつものミルクパン登場。
オリーブオイルにバルサミコ酢も入ったものを付けて食べます。
北海道産キンキ イサキ 南仏。
贅沢なキンキにはクレソンの泡がかけてあり、アメリケーヌソース?が添えてある。
軽く火を通していて柔らか仕上げ。
海老は軽く揚げてあり、オリーブオイルの玉とともにスープに浸かってます(笑)
メインは北海道牛フィレ 赤葡萄酒 飴玉。
赤身を柔らかくレア焼きにしてます。
フィレ肉に玉ねぎを炒めたもの?をのせていて、いっしょに食べると、肉の甘みと玉ねぎの甘みと合わさり優しい味わい。
濃厚なソースを付けるとまた違った味が楽しめます。
付け合わせはじゃがいものピューレや瓜のピクルスなど。
デザートは緑球 メロン 檸檬木。
飲み物はダージリンティーにしました。
メロンはホワイトチョコレート。
その中にメロン味のアイスが入ってる。
クッキーの下にはゼリーやアイスなど。
これらを食べると後味がメロンソーダになるという変わったデザート(^^)
ほんと発想が凄いですね。
紫 香 ラベンダー ローズマリー ライチ。
他ライチのムース?、メレンゲ、ゼリーなど。
それぞれを混ぜて食べるように言われましたが、アイスとゼリーをいっしょに食べるってなかなかない気がする。
紫陽花。
これはいつもの花瓶に飾られた小菓子。
ほうじ茶のアイスの下にチョコレート味のアイス、紅茶のマカロン、グレープフルーツとパッションフルーツのゼリー、フィナンシェ。
締めて11168円。
滞在時間は2時間10分ほど。
どの料理も手が込んでいて、この品数ですとコスパもよいと思えます。
今回はランチタイムということもあり、女性客が多くてまぁまぁ賑やかでしたね(^^;)
今後エスカレートするのかと思うと気が滅入るが、この流れは仕方ないでしょうね(>_<)
今回は8000円のコースを予約しての訪問です。
まずはシャンパン。
すっきりした辛口で好みのタイプ。
なんとなく、グラスの底から立ち上る泡をぼーっと見ながらちびちび飲むのもいいなぁなんて思いました。
そんなゆったりした時間を過ごすのっていいですよね(^^)
まずは螺旋階段のようなものに4つの缶詰?が置いてある。
どれもポワローという玉ねぎのムース?って言ったかな。
ホワイトソースのようなものが敷いてあり、その上にキャビア、ズワイ蟹、浜中町産塩水うに、大間の鮪が手の込んだ仕事を施して盛られてます。
これはワインが進む料理ですね(^^)
次いでグリンピースのソースに北海道産の帆立、そら豆が配置されてます。
グリンピースのソースは鰹だしで炊いて・・・あさりのスープで伸ばして、といった感じでさり気なく和の趣きもあるし、とにかく見た目では分からないほど手が込んでます。
上品にさっぱりと仕上げたグリンピースのソースは緑が色鮮やかですね。
帆立は柔らかく優しい味わいでオリーブオイルのカプセルと共に食べるもの。
松坂牛のローストビーフ。
バルサミコ酢を小さなカプセルにしてありますが、ここまで3つの料理で3種類のカプセルが出てきました。
しっとりと仕上げたローストビーフは白いソースも添えてありますが、やはり肉のうま味が前面に感じられる。
ホワイトアスパラの食感もいいですね。
鴨のフォアグラ。
軽くソテーしたフォアグラの下にはマデラ酒で味付けしたリゾット。
フォアグラは品のある味わいで口に残らない。
ビアンケットトリュフという春トリュフとチーズがいい香り付けになってます。
ここでミルクパンの登場。
次いでパスタ。
フレンチなのにパスタという固定観念にとらわれないところがこちらのスタイル。
アーリオオーリオで仕上げた極細パスタ。
にんにくのにおいとあさりの風味も感じられます。
筍、うるいなど春を感じさせる食材を使用していて食感がいいですね(^^)
次いで三河スズキ。
白ワインとバターのソース、クレソンのソース、桜の粉末など色とりどりのソースにレアに仕上げたスズキがいい感じですね(^^)
スズキの中には黒オリーブが詰めてある。
振り返ってみると前回もスズキだったが、今回の方がよかったですね。
メインは北海道産牛フィレ、鴨、蝦夷鹿から鴨にしました。
北海道滝川産の鴨は軽くソテーしてあり柔らかな肉質が楽しめる。
さっぱりしたうま味の鴨に小さいじゃがいものチップス、ホワイトアスパラなど。
赤ワインのようなソースは肉のうま味を引き立ててます。
デザートはタタン四姉妹。
りんごのシャーベットやコンポートなどにクッキーを砕いて合わせて食べるもの。
タタンの意味はよく分からないが、シャーベットの冷たさとコンポートの酸味がさっぱりさせてくれますね。
クリームブリュレの上にバニラアイス。
塩が振ってあり金粉がゴージャスですね(笑)
これはかなり甘いです。
小菓子はフィナンシェ、洋風の羊羹、マカロン、アイスクリーム。
飲み物はカモミールティー。
締めて11168円。
今回は品数も多かったし滞在時間は120分ほどでした。
この日はマダムのグループが複数来てたが、節度のある方々でうるさくなかったのでよかった。
毎回いろんな演出で楽しませてくれますが、次はどんな料理に出会えるのか?
ほんと楽しみです(^^)
今回は5000円のコースを予約しての訪問です。
まずは色付きの玉子を選ぶように言われて、鮮やかなブルーの玉子を選びました。
なんでも食用の粉で色付けしていて、中の白身に色が付くんだそうてす。
どんな料理が出てくるのか楽しみですね(^^)
まずはジェンガの中に3種類のカステラ。
鶉の玉子とチーズ、金時にんじんとレーズン?、菜花とホワイトアスパラというカステラ。
しかし盛り付けというか演出の発想がすごいですよね。
ちなみにこのジェンガは接着剤でしっかりくっつけてあるので崩れません。
次いで鱈場蟹。
ワインを煮詰めたゼリーがのっていて、回りにはとびっこ、オリーブオイルで色付けした人工いくらが彩りを添えてます。
三河みりんを使った和のテイストですが、ワインを煮詰めたゼリーが全体の印象を洋風にしてますね。
虎河豚と白子のロワイヤル。
天草産の虎河豚を昆布締めにしたものと白子を使った洋風の茶碗蒸し(と言ってた)に鰹だしがかかってる。
器は洋風だが、料理は完全に和風ですね。
これには日本酒を合わせたいですね。
蛤とホワイトアスパラ。
ぷっくりとした蛤と初物の佐賀県産ホワイトアスパラをソテーしたもの。
蛤自体の味もいいんだけど、卵黄を使ったサバイヨンが蛤のうま味をさらに高めてます。
シャキシャキのホワイトアスパラは食感がいいですね(^^)
最初に出てきた玉子を使った料理。
温泉玉子に仕上げていて、よく見ると白身の部分がブルーがかってます。
ただ味は普通(^^;)
温泉玉子にベーコンが入っていて、ピタパンに入れて食べるというもの。
ピタパンの中には砕いたハッピーターンが入っていて、軽く塩味というかサラダ味のせんべいの味です(笑)
遊び心のある料理ですね(^^)
メインはスズキ。
ごぼうやにんじんをスズキの身で包んだものにクレソンの泡をかけてある。
それにあさりのコンソメスープですからさっぱりした料理になってます。
スズキの淡白な味わいをあさりのコンソメスープでうま味を底上げしてる感じなので、物足りなさはないし十分メイン料理ですね。
食後の飲み物はジャスミンティー。
デザートは愛知県産の苺と苺のムース?
クランチ的な口の中でパチパチする菓子も入ってます。
それに練乳をかけて食べれば甘さが強くなるのでスイーツっぽく感じます。
それと恒例の小菓子。
この日はアイスクリーム、フィナンシェ、マカロン、カシス味の洋風の羊羹。
締めて5940円。
この日の滞在時間は1時間35分ほど。
この値段でも品数が多いし十分楽しめます。
しかしこちらの料理はフレンチという括りではなくイノベーティブというジャンルの方がしっくりくる気がします。
と感じてたが、いつの間にかイノベーティブ、フュージョンのジャンルが追加されてました(^^)
振り返ってみると今回は海の幸ばかりになってましたね。
まぁこの日は肉って気分じゃなかったからメインにスズキを選んだわけですが、見事に海の幸のオンパレードでした。
たまにはこんな日があってもいいですよね(^^)
この日は年末年始特別コースということで、7500円と15000円の2コース(だったかな?)だったので15000円コースを予約しての訪問です。
この日も運良く?個室に案内されました(^^)
まずはスパークリングワイン。
これはぶどうの味がしっかりしたやや辛口。
高そうな箱に入った玉はにんじん、たまねぎ、牛肉、かになど。
カレーに使われるスパイスを使った米粉チップスといっしょに食べればあら不思議!
口の中で見事にカレーらしい味わいになります(笑)
箱の中にはエクレア。
これは甘いスイーツとは違いシュー生地を使って別の料理に仕上げてます。
次いで鮮やかなブルーの器で出てきたのはほたてのプリン?にじゃがいもの泡。
これに海老のみうま味を凝縮させたコンソメスープをかける。
海老のうま味にほたてですからナイスな組み合わせです。
ここで白ワインが2種類。
写真の右は味のしっかりしたタイプで、左は味も強いが香りも強いタイプ。
キャビアに蕪のムース。
貝殻を集めた変わった器で登場したが、食べるのは上の小さなカップの中だけ。
キャビアは一度塩抜きしてから鰹だしに漬けてるそう。
冷たい料理で白ワインに合いますね。
玉子の形をした器にはポルチーニ茸などを使った香りのよいムースが入ってる。
それを上にのったパンに付けて食べるというもの。
ほんと演出が凝ってますよね(^^)
さらに切り株の中にはホクホクのコロッケ。
きたあかり、トリュフなどを使ったコロッケです。
次いでテーブルに大きなビニールシートを敷いて、これが皿になるという。
このために個室に通されたのかな?
そしてシェフ自ら具材一式を持ってきて、シートをキャンバスに見立てて料理を仕上げていきます。
大間の鮪、蝦夷鮑などを並べて、各種ソースを配置して、仕上げに冷凍した食用の花をパリパリに細かくして振りかけたら出来上がり。
こんな演出は見たことないですね(^^)
次いで仔牛胸腺肉とフォアグラ。
シャンパーニュのソースとポートワインのソース。
柔らかい胸腺肉とフォアグラはほんと口の中でとろけます。
インパクトはあるが引きのよいソースです。
ここで先に出てきたのと同じパン。
いつもの2種類のオイルも登場。
これは仔牛胸腺肉とフォアグラのソースを付けて食べるのがいいですね。
タリアテッレのカルボナーラ。
白トリュフがたくさん振りかけてあり香りがすごい(^^)
まったりした味わいのカルボナーラに白トリュフの香りって合いますね。
こんな贅沢なカルボナーラはなかなかありませんね(笑)
オマール海老は味噌漬けにしたものを炙ってます。
その下にはべったら漬けと緑色したクレソンのリゾット。
オマール海老がとにかくぷりぷりで甘みがあっていいですね。
リゾットには竹の子も入ってた?
写真だとクレソンの泡でよく見えないが、オマール海老は大ぶりで存在感があります。
肉料理はA5松坂牛のフィレ(+3500円)
これにはフィレだけでなくシャトーブリアンも使って、根菜などといっしょに盛り付けてある。
シャトーブリアンは柔らかいけど脂が濃いので、個人的にはさっぱりしたフィレの方が好みですね。
しかしこんな高級な肉を食べ比べるなんてほんと贅沢な話です(笑)
アバンデセールは逆苺大福。
大きな熊本産の苺の中に求肥と生姜味のあんこが入ってる。
その苺を飴でコーティング?してる。
苺やあんこのさっぱりした甘さがいいですね。
デザートはヌガーグラッセ。
ピスタチオ、ヘーゼルナッツ、ドライフルーツなどを使ったものの下にはパッションフルーツのソースが塗ってある。
棒のような固めたメレンゲには、口に入れるとパチパチする粒が付いてて遊び心を感じますね。
食後の飲み物はカモミールティー。
小菓子はいつものようにアイスクリーム、マカロン、フィナンシェ、マドレーヌの4種類。
マカロンはアールグレイ、バニラアイスの下にはカシスアイスが入ってます。
締めて23642円。
今回は品数の多いコースだっので滞在時間は長めの140分ほど。
しかし料理はテンポよく出てきたし飽きずに楽しめました。
ビニールシートに料理を並べるのは意表を突いた演出でほんとビックリしました。
毎回いろんな演出で楽しませてくれるので訪問が楽しみですね(^^)
今回は夜の訪問です。
円形のカウンター席が埋まってるということで、ワインセラーの奥にある個室に案内されました。
最初はスパークリングワイン。
フランス産の辛口で、酸味が前面に出たすっきりした味わい。
まずはお口取り。
甘海老ときゅうりの酢の物。
オマール海老を使ったソースときゅうりとはちみつなどを使った2種類のソース。
キリッと締まった酸味がシャンパンと合ってますね。
スープは聖護院かぶ。
蓮根を纏った海老団子が入ってる。
鰹だしを泡状にしていて、フレンチのスープですがすっきりしたもの。
これは言われなければ和食かと思うかもね(笑)
2杯目は白ワイン。
南イタリア産の酸味がかなり控えめでぶどうの味がしっかり感じられる。
パンは2種類。
じゃがいものきたあかりが中に入ってるものと、コッペパンみたいな形のもの。
これにはオマール海老の殻から抽出した風味を移したオリーブオイルともう一つのオリーブオイルが付いてくる。
オマール海老、石川県産の椎茸にカリフラワーのムース、コンソメのジュレ、とびっこ。
オマール海老の爪の部分の肉がそのまま入っていて、肉厚の椎茸はうま味があってワインと合いますね。
カリフラワーのムースはさっぱりしてて口に残らない。
ほんとフレンチと和食の中間といった感じですね(^^)
ここで貴腐ワインと山梨のワイン。
貴腐ワインはフォアグラに合うということで出てきました。
単体では甘ったるい貴腐ワインがフォアグラには絶妙なマリアージュですね(^^)
仔牛の胸腺肉はマデラスソースに合ってます。
こちらは赤ワインが合いますね(^^)
魚はすずき。
低温で軽く焼いてから蒸し焼きにしてるので生のようなレア感が残ってる。
味噌漬けにしたほたてといかを焼いたものは味に深みがあり年代物の白ワインに合ってますね。
和風のソースが続いてましたが、アメリケーヌソースがまた深みのあるワインに合っててナイスなマッチングです(^^)
その白ワインはフランスブルゴーニュ産。
2007というビンテージでシャルドネを使った白ワインですが味に深みがあります。
肉料理は蝦夷鹿。
柔らかくクセのない味で、赤ワインや豆板醤、甜麺醤などを使ったソースに合ってますね。
しかし変化球のソースを使って上手く仕上げますよね(^^)
付け合わせはヤングコーンとごぼうで、じゃがいものピューレが敷いてあります。
こんなさっぱりした肉ならもっと多くてもいいかも(笑)
ここでオムライス(^^)
ハーフサイズで出してもらいましたが、とろとろの玉子にケチャップライスはケチャップ控えめ。
牛肉、ヤングコーンと芋?が細かく切って入ってます。
クドくないのでペロッと食べられちゃいます。
食後の飲み物はアールグレイティーにしました。
レアチーズと苺のムースに新物の苺は知多産。
ピスタチオのアイスにラズベリーなど。
弧を配置も洒落てます。
アールグレイティーは濃いめでほどよい渋み。
恒例の小菓子はフィナンシェ、マドレーヌ、アイスクリーム、マカロン。
締めて15565円。
滞在時間は2時間ほど。
今回は特別室に1人という願ってもないシチュエーションでゆったりと寛いで過ごせました。
気になるスマホのシャッター音もなく、落ち着いた雰囲気の中で食事が出来てよかったです(^^)
前回の印象がよかったので、今回は8000円のコースを予約して来てみました(^^)
今回は酒が飲めなかったが、それでも楽しめました。
お口取りは、わかさぎのフリット、トマトのコンポート、カリフラワーのムースに釧路のうに、甘海老ときゅうりのなんとか、ささみにゼラチン?をコーティングしたもの、甘海老の頭を香ばしく焼いたもの。
旬の素材はもちろん、手の込んだ料理もあってじっくり味わって食べないと罰が当たりそうです(^^;)
北海道芽室牛蒡とフォアグラ。
昆布だしなどを使った和風とも洋風ともとれるとろみのあるスープ。
中にはフォアグラのソテー、刻んだきんぴら牛蒡も入っていてうま味も感じられますね。
上にのった牛乳の泡はスープにまろやかさが加わりいいアクセントとなってます。
回りを囲む松ぼっくりなどの飾りも季節感があっていいですね(^^)
松川鰈と蕪のカルパッチョ。
ソース類はくるみのドレッシングやオリーブオイル、蕪のムースなどが配置されている。
それらと炊いた蕪や生の蕪、キャビアなどをいっしょに食べるといろんな食材の食感や味がいい感じに合わさって楽しめる。
鰈はまったりした質感でそのままでもイケる素材のよさが感じられる。
それに剣先いか。
これには柚子を散らしていて和の趣があります。
自家製パンはかぼちゃのパンなど。
すましバターとオマール海老の頭から抽出したもの。
前回も見た試験管に入れられて出てきました(笑)
鱈の白子と鮑、トリプルコンソメ。
大きくて高さのあるカクテルグラスに入った料理。
鱈の白子、蓮根、長芋、うにが入ってる。
トリプルコンソメは鳥、鰹、昆布のだし。
-196℃の液体窒素をかけると、雲海のように見えるという演出。
スープ自体も塩分控えめの海水みたいな味わいで、海に沈んでる食材を探すような気分ですね(^^)
山口県萩の甘鯛の海老出汁。
甘鯛は皮目をパリッと焼いていて香ばしい。
身はゆっくり熱を加えて柔らかく仕上げたもの。
それに合わせるのは海老だしのソース。
他にいか、ほたて、芽キャベツ、ほうれん草、蓮根。
それぞれの素材のよさが感じられていいですね(^^)
メインは4種類の中から+1500円の北海道ミント鳩にしました。
アップルミントを食べて育つという鳩で、フランス産の鳩を北海道で養殖?していて、三河みりんを使ったソースを合わせます。
内臓を使ったクロケット、焼き茄子のパスタも楽しめます。
胸肉使用ということだが、意外に味がありますね。
ソースはやや濃いめのもので肉料理に合ってます。
クロケットは心臓、砂肝などを使ったもの。
変なクセはなく、赤ワインに合いそうな料理です。
竹炭を使ったパンをパン粉にしてるそうで、ほんと手が込んでます。
パスタも焼き茄子を練り込んでるそうです。
ここでナイフを選べるサービスもありますが、物の価値が分からない私は一番安いナイフを選んでしまいました(>_<)
口直しにゼリー。
これは薔薇の香りがする液体を合わせるもので、グレープフルーツなどが入っていてさっぱりしてる。
デザートはシャインマスカット、特製ショートケーキ。
食後の飲み物はコーヒーにしました。
シャインマスカットを使ったショートケーキはさっぱりした生クリームで、シャインマスカットの爽やかさが感じられる。
それにラズベリーのアイスクリームとチョコレート、ピスタチオの粉が散らされている。
小菓子は花瓶に飾った演出で、マカロン、フィナンシェ、マドレーヌ、アイスクリームの4種類。
アイスクリームはバニラの下にチョコレート味のアイスクリームが入って2層になっている。
締めて10217円。
滞在時間は2時間弱。
このくらいの時間だと会社の昼休みには来れないですね(^^;)
前回同様接客は申し分なく、リラックスして過ごせました。
料理はおおよそ一ヶ月で切り替わるそう。
ということですが、ヘビーローテーションする方には同じ料理が出ないようにしっかり対応するとのこと。
それは引き出しの多いシェフだから出来ること。
そんなわけで次回にも期待が膨らみます。
タイミングが合うならまた行ってみたいですね(^^)
こちらはあおなみ線ささしまライブ駅から徒歩2分ほどのところにあります。
何度か行ったことのあるJICAの南隣り。
新しく出来た36階のビルで、5階までは飲食店などのテナントが入ってます。
その上は29階までオフィス、さらに上はホテルといった感じ。
しかし名古屋は新たなビルが次々オープンして話題になってますね。
個人的には実感がないけど、景気がいいということなのかな?
そんな新しいビルに人気のフレンチ「ビストロダイア」がオープンするということで、招待葉書は来なかったので5000円のコースをネット予約して行ってきました(^^)
以前行ったビストロダイアはカジュアルフレンチといった感じで、私のようなむさっ苦しいおっさんでも受け入れてくれたが、こちらのお店は完全に高級路線といった感じ。
私を見た瞬間「ご予約はありませんねぇ、、、」と門前払いされないか心配でしたが、さすがは名の知れたお店です。
気持ちよく笑顔で受け入れてくれました(^^)
店内はかなりシック&ゴージャスな大人の空間でジャケットくらいは着てないと・・・という雰囲気。
私の正装であるジャージにサンダルで行ってたらお断りだったかも知れません(^^;)
円形のカウンター11席、4人席×5と個室が1つ。
メニューは予め置いてあったがコースごとに分かれてるのかな?
まずはスパークリングワイン。
シャンパーニュ地方の作りのしっかりしたもの。
キリッとした辛口のシャンパンで、いくらでも飲める軽い口当たり。
お口取りはパプリカのムース。
油を上手く使って甘みが出るように工夫したパプリカのムース。
その上に甘海老、キャビアなどの魚介
いきなり手の込んだ料理が出てきました。
しかしキャビアなんて何年ぶりだろう?
近頃ではやたら高くてスーパーなんかでも気軽に買えないですからね。
そんなキャビアが多めに入ってて高級感があります(^^)
写真の順番からすると2品目に出てきたんだと思うが、メモがないし他のレビュアーさんの写真にもこの料理がないということで「謎のスープ?」としました。
2品目なのにメモも書いてないなんてほんと摩訶不思議です(^^;)
早くもボケが始まったかな?(>_<)
ただメニューには、スズキ、帆立、烏賊、海老出汁というのがあるので、もしかしたらそれかも。。。。
いずれにしてもメモがないので何だか分かりません。
だからその場で書かなきゃダメなんだよね(>_<)
栗のスープ。
フォアグラのポアレが入って上に栗をスライスしたものが散らしてあります。
フォアグラの甘みと栗の甘みが相まってまろやかな味わいになってますね。
器の周りには秋を感じさせる栗、どんぐり、松ぼっくりなどが配置されていて、目でも楽しませてくれます(^^)
次いでノルウェーサーモン。
46℃で調理した柔らかなサーモンに味噌と三河みりんのソースを添えてます。
緑色した昆布のソースは軽い苦味があり三河味醂とは違った味わいが楽しめる。
パンにはバターの上積みの部分とオマール海老の風味を移したオイル。
パンの中には松茸が入ってました(^^)
鱈の白子とうに、鮑。
海水と同濃度の塩水に入ったもので、すっきりした塩味になってます。
白子はそれほどまったりしたものではなく、塩水に似たニュアンス。
ゼリーも入っていてほんと趣向を凝らした料理です。
メインは魚介、鴨、羊から選べるので鴨にしました。
見るからに柔らかそうな鴨肉にトリュフのペースト、きのこのピューレが添えてある。
深い味のある鴨肉、そこにトリュフを削ってかけてます(^^)
このトリュフの香りがまたすごい。
個人的には鴨肉はもちろんだがきのこのピューレがよかったですね。
デザートはチョコレートとヘーゼルナッツのムース。
回りにはピスタチオで飾ってます。
甘さ控えめで滑らかなムース。
高級感のあるビジュアルもいいですね(^^)
食後の飲み物はコーヒーか紅茶なので紅茶にしました。
砂糖はまたしても試験管で出てきました(笑)
小菓子はアイスクリーム、フィナンシェ、マカロン、マドレーヌの4種類。
生け花をあしらったもので、花瓶に立てた枝に刺してあります。
まるで秋の実りを取って食べるような感覚で遊び心が感じられますね(^^)
締めて7604円。
滞在時間は2時間弱。
休みを取ってゆっくりと来たいレストランですね。
器などもオーダーで発注したりとかなりこだわってるのが分かる。
どの料理もプロの技がいかんなく発揮されてるので、料理の説明は長くて覚えきれないのが難点(>_<)
味はもちろん目でも楽しませてくれるし、緩急を使い分けたベテランピッチャーのようでもあります。
それはやはり技量とセンスがあるから出来ることだと思います(^^)
4位
1回
2017/02訪問 2017/04/28
こちらは一畑電車の松江しんじ湖温泉駅から徒歩16分ほどのところにあります。
松江大橋の通りである県道261号線からちょっと入った辺り。
和風な佇まいのちょっとよさそうなお店といった感じです。
店内は入ってすぐのところにカウンター5席、奥には座敷もあるようで、盛り上がってる酒席の様子が窺えました。
今回は6000円のコースで予約しておきました。
日本酒は何故か岩手の赤武(純米酒)780円。
これは常温で美味いと書いてあったので注文。
確かにクセがなく飲みやすいですね。
日本酒の初心者向けの酒だと思います。
まずは前菜。
白身魚、貝、豚肉、菜の花、なまこなど。
地の物を織りまぜて見た目もいいですね。
お造りはよこわ、のどぐろ、かわはぎなど。
かわはぎの肝で作ったソースを絡めて食べるという変わり種。
しかしこの食べ方はかなりナイスですよ(^^)
鍋はねぎ、水菜、えのき、白菜。
そこに鍋のメインディッシュである穴子をしゃぶしゃぶして食べるというもの。
穴子のしゃぶしゃぶなんて聞いたことないですよね。
しかもしゃぶしゃぶで食べられるので刺身でもイケるとのこと。
実際に食べてみるとクセはほとんどなく、あっさりした中にもうま味があり日本酒に合いますねぇ(笑)
穴子のしゃぶしゃぶなんて初めてでしたが、これはいいですよ(^^)
王禄超王禄(300ml)1400円。
「食中酒としての抜群の味わいの純米酒。その風味をぜひお試しください。」とのこと。
ラベルを見たら無濾過本生と書いてあります。
精米歩合60%ですが、そこまで重くないので食中酒には最適な酒質かと思います。
甘鯛のかぶら蒸し。
少し干してから調理するというもので、だしの効いた餡が絡んでいい感じです。
次いでサービス出だしてもらったスモークチーズとからすみ。
どちらも穏やかな味わいで、既成の概念のものとは違いますね。
説明されたが企業秘密として詳細は書きませんが、柔らかな味わいのスモークチーズ&からすみですよ。
もうね、この一皿で日本酒一合飲めますよ(マジで)
これは酒飲みにはうってつけのつまみです(^^)
白魚とふきのとうの天ぷら。
白魚は条件が整わないと獲れないそうで、この日は運がよかったようです。
ふきのとうは味が濃く苦味が強いもの。
こういうものは好き嫌いが分かれますが私は好きですよ(^^)
鰆の桜焼き。
これは脂ののり具合を見極めて調理するというもの。
茄子田楽もあり酒を追加してしまいますね(笑)
鰆は通年で食べられるので、食べる機会は多いですよね。
次いで和牛ステーキ。
出雲和牛と大山牛のコラボレーション。
これには舞茸のバター焼きもあります。
出雲和牛は赤身、大山牛はややサシが入った赤身だがうま味は違いますね。
どう違うのかは実際に食べ比べてほしいと思います(^^)
握り寿司はよこわと鯛だったかな?
質のよい素材を使ったもので味は言うまでもないですね(^^)
ラストのデザートは苺のプリン。
完全に和のお店なんですけど、こんなデザートも出せるのかと引き出しの多さを実感しました。
締めて8834円。
いろいろ出てきましたが、地の物を使い季節感のある料理が楽しめるお店ですね。
この内容でこの値段ですから悪くないですよね。
カウンターと言うことで大将ともいろいろ話が出来てよかったですね。
料理の説明も聞けて楽しい時間が過ごせました(^^)
5位
1回
2017/12訪問 2018/01/12
こちらは広電白島電停から北西に徒歩2分ほどのところにあります。
JR広島駅からだと徒歩25分ほどかかります。
大通りから1本入ったところで、斜め前がコインパーキング。
この日は15000円コースのみということで予約しての訪問です。
17時からと20時からの2部制で一斉スタートと言うことでした。
店内はカウンター8席、4人席×1で禁煙。
まずは宝剣純吟愛山。
どっしりした柔らかみのあるうま味で生酒寄りの味わい。
広島県産の牡蠣を使った椀物。
牡蠣のうま味があって、溶き卵としめじも入ってる。
牡蠣は火を通しても大粒でうま味がしっかりしてます。
お造り。
玄界灘の鰆は背と腹の部位。
平目はえんがわもあり、寒ぶり、水いかはうにを巻いている。
皿は有田焼を使用。
なおこちらでは皿や器にも凝っていて、それらに精通してる人なら料理以外の楽しみもあります。
2つ目のお造りは上関産の天然とらふぐ。
しっかり味わえるようにあえてぶつ切りにしてるとのこと。
皮の湯引きもあり自家製ぽん酢で頂きます。
薄造りにしても10枚くらいガバッと取るわけですから、ぶつ切りの方が食べやすさもありますよね。
富久長特別純米八反錦直汲み本生(安芸津町)
八反錦らしい膨らみのある米のうま味がいいですね。
生酒派におすすめ。
蟹のしんじょう。
輪島塗の大きな椀の中には蟹のしんじょう、よもぎの生麩、平茸。
蟹の身がそのまま使われていて、身の甘みと上品なだしのうま味がいいですね(^^)
焼き物は対馬産ののどぐろ。
脂ののりがあって身はホクホク。
あしらいは酢に漬けたみょうがとぎんなん。
宮崎牛のイチボを使ったローストビーフ。
雌牛を使い絶妙なレアな仕上げで赤身を残している。
赤身らしい肉のうま味がいいですね(^^)
山形の和菓子「のし梅」は口直しに。
蓮根まんじゅう。
これは200年前の古伊万里で出てきました。
鶴と亀をあしらった縁起のいい器です。
丁寧に作られたもちもちの蓮根まんじゅうは醤油系の餡がかけてある。
ふぐの白子の茶碗蒸し。
食べるのに夢中でメモしてなかった(>_<)
自家製のぽん酢をかけていて日本酒が進みます。
食事は土鍋で炊いた鯛飯。
こちらの店は炊飯器のCMに出てましたが、炊飯器ではなく土鍋を使ってるんですね(笑)
鯛のうま味が染み込んだ炊き込みご飯はほんと美味しいです(^^)
味噌汁は豆腐、わかめ、なめこ。
だしのうま味がしっかり感じられる。
漬物はかぶ、ぬか漬けのきゅうり、柚子大根、葉わさびのぴり辛の漬物。
デザートは安納芋を使ったスイートポテト。
くるみなどが入って甘さ控えめ。
締めて19220円。
最後にあのご飯を食べたこともあり、いい印象が強く残りましたね。
大将は職人気質で積極的に客に話しかけることがない反面、女将さんは大阪のおばちゃんのように喋るのが仕事かと思うほどよー喋りますわ(笑)
全体的に全ての客に話しかけるなどしっかりした接客をしてましたが、お一人様である私に対してのケアは厚かったように感じました(^^)
料理は旬の素材を活かしたクオリティーの高いものばかり。
特に蓮根まんじゅうのように、どうやって作ってるかの説明書きを読んだらなんとなくではなく大事に味わって食べるし、真摯に料理に向き合いますよね。
のどぐろの焼き物に関してはフォロアーさんのレポートにもあるが、もう少し皮目がパリッとしてるとよかったかなぁ。
とは言え、接客面も心地よくとても満足して店を後にしました(^^)
6位
1回
2017/10訪問 2017/12/15
こちらは鹿児島の路面電車朝日通電停から山側に徒歩9分ほどのところにあります。
西郷隆盛像の脇の一方通行を抜けて、突き当たりを左に100mほど進んだ左側。
ビルの半地下1階にあるので階段を下ります。
店内はカウンター5席、テーブルは4卓くらいあるのかな?
今回は5500円のコースで予約しておきました。
席に着くとまずはコースの説明。
鹿屋産の豚の説明とパスタは3種類から選べますのでポルチーニ茸のトマトソースにしました。
そしてワインはペアリング5種類で5500円、てことは料理と同じ値段ですね(^^;)
飲兵衛はどうしても飲み代が嵩んでしまいます(笑)
まずはイタリア産の白ワイン。
熟成が長いため樽香がするが魚介類に合うとの説明。
これにムール貝のキッシュを合わせます。
フルーティーな白ワインは深みがあり余韻が楽しめるタイプ。
モンサンミッシェル産のムール貝を使ったキッシュ。
にんにくソースがまたムール貝のうま味を高めてますね。
これは確かに白ワインが合います。
ひと手間加えたぎんなんはホクホクした感じでじゃがいものような風味が感じられる。
次はドイツ寄りの北イタリアの白ワイン。
これに合わせるのはビシソワーズ。
すっきりしたうま味のワインにさっぱりしたビシソワーズ。
じゃがいもの味がすっきりしてるので、似たような組み合わせですね。
さつまいものフォカッチャ。
これはやたら油っぽいので手がベタベタになる(>_<)
次はイタリア産のスパークリングワイン。
ぶどうの味は控えめでキメの細かい泡が上品。
クリスタルサラダ。
秋らしい根菜がちらほら入ってます。
蓮根、にんじん、ゴーヤー、かぼちゃ、トマト、里芋、なす、レタス、パプリカなど。
ドレッシングがかけてあるが、塩やソースも添えてあり素材によっては付けて食べてもいいでしょう。
次いでトスカーナ産の赤ワイン。
ヴィンテージは2003年の深みがあるもの。
香りも味もしっかりしてるが、引きはほどほどですから肉料理に合いますね。
とは言っても重さはなく、おかわりしたくなる(笑)
トスカーナ原産である鹿屋産の豚のソテー。
中まで均一に火が通ってる感じだが、硬くならずに柔らかさがありますね。
もも肉なのでジューシーさはなく、さっぱりした肉で脂身に甘みがあります。
付け合わせのじゃがいものピューレは想像通りのもので、キャベツはソテーしたものが添えてある。
けっこう大きな塊でボリューム感があります。
パスタに合わせるのはイタリア産のオーガニックワイン。
味も香りも立っていて赤ワインらしい赤ワインですが、すっきりした後味。
パスタはポルチーニ茸とトマトを使ったミートソース。
パスタは硬めの仕上がり。
トマトの酸味とミートソースのうま味がいい感じです。
丼のような器で出てきたのは料理人のセンスとこだわりを感じますね。
ただパスタはもう少しもっちり感があるのが好みですね。
デザートは3種類から選べます。
桃のコンポート、ティラミス、アフォガートからティラミスにしました。
やはりバブル世代ですからティラミスにはピクッと反応してしまいます(笑)
飲み物は紅茶が6種類から選べるがカモミールシトラスにしました。
またコーヒーもあります。
ムースたっぷりで黒糖をかけて焼き付けてるのでハーブだかスパイスのような香りがします。
キウイとバナナも入っててかなりのボリューム。
黒糖のアイスクリームもありけっこう甘いので辛党の人にとってはちとキツいかな(>_<)
紅茶はカモミールのすっきり感がいいですね。
この紅茶とティラミスを足して2で割るとちょうどいいかな?
さらに焼き菓子などが出てきました。
フィナンシェとチョコレートと、チョコレートのアイスとかぼちゃのスープの2品。
フィナンシェはやや甘いが焼き立てでホカホカ。
チョコレートはクランチのような食感です。
アイスは甘くて女性に喜ばれそうですね。
締めて14018円。
滞在時間は2時間半ほど。
思ったよりも品数が多くてボリュームもあったから腹一杯でした。
ただ飲兵衛の私はデザートが要らない感じでしたね(^^;)
甘いものが好きな人には堪らないだろうけど、私にはキツかったなぁ(>_<)
食べログにあるお店の説明は、ややとっつきにくい印象を受けるが、全然そんなことはなくこだわりが強いとアピールしてるように思います。
しかし変なこだわりではないし、誰もが気軽に利用出来るお店だと思います。
特に女性店員の接客サービスは抜群ですね。
30前後かと思われる美人ですが、私にとってはほんと心地よい接客でした(^^)
料理やワインの説明はきちんとしてくれるし、嫌味なところが全くなくて素晴らしいと思います。
こんな接客ならリピートしたくなりますね(^^)
7位
1回
2017/09訪問 2017/12/01
コスパのよさがハンパない、千葉県の旬の食材を存分に堪能(^^)
こちらはJR松尾駅から徒歩30分以上。
のどかな田園風景の中に民家がぽつぽつあるエリア。
国道126号線「猿尾」交差点から県道58号線に南下して新しいローソンのちょい南側の手押し信号を右に曲がる。
信号名はないが酒蔵寒菊の看板、「すまいの発見館」の倉庫のそばの信号です。
信号を曲がり西に進み突き当たりを右、すぐを左、ちょっと行った左側。
案内がないので分かりづらいが、普通の民家が点在する中に洋風の建物があります。
駐車場は店前に13くらい。
店内はテーブル14席と奥には個室があるようです。
今回は3800円のコースを予約しての訪問です。
まずは飲み物。
のどが渇いてたのでさっぱりした千葉県無農薬麦茶。
大麦の香りがしっかり感じられる。
まずは千葉県産の落花生。
ペースト状の上に茹でたものが3つ。
落花生のみの料理から出てくるなんて千葉県のお店らしいですね(^^)
九十九里産鱧のパッポーレ?って言ったかな?
上にのってるのはわさび?
鱧は骨の食感があるが気になるほどではない。
柔らかく煮込まれていて軽く噛むだけで崩れる。
あっさりした味付けでさっぱりした後味。
かぼちゃの花のオーブン焼き。
自家製生ハムと千葉県産の栗が添えてある。
さっぱりした栗と塩分の濃い生ハムはややミスマッチな気もする。
かぼちゃの花はホクホクしたかぼちゃが甘い。
すずきを焼いたものと新米のリゾット。
はたけしめじとなんとか茸を使ったもの。
すずきは軽く塩焼きになっていて、千度のよさが分かるホクホク感がいいですね。
素材がいいと簡単な調理でも美味しく食べられますよね(^^)
リゾットはきのこ類のシャキシャキした食感がいいですね。
米はやや固めに仕上げていて、何味と言っていいのか分からないがとりあえず美味しい。
自家製ホォカッチャ。
焼き立てで切ると湯気が出るほど。
もっちり感のあるものでさながら蒸しパンですね。
こしょう鯛、黒鯛、真鯛を使ったタルタル。
柑橘系の酸味が爽やかで、みょうがのシャキシャキ感がよく、ローズマリーもいい脇役です。
鯛の鮮度はもちろんのこと、やや濃いめの味付けで素材のよさが際立ってます。
これは白ワインが飲みたくなりますね(笑)
自家菜園と地元の農家の野菜を使ったサラダ。
クレソンなどクセの強い野菜は逆に味がよく分かるからいいですね。
ほうれん草やモロヘイヤも味が強くて美味い。
九十九里オーシャンスタービーフのハンバーグとステーキ。
ステーキは薫香のあるもので赤身が残るレア焼き。
肉のうま味と薫香のおかげでそのままでも十分食べられる。
ハンバーグはつなぎがないためかフォークを入れると思いの外崩れる(^^;)
肉のうま味がよく分かる粗挽きで、ステーキと共に赤ワインが飲みたくなる。
口直しのシャーベット。
ステーキの余韻が残ってたが、優しいゆずの風味で一気にリセット出来ます。
自家製の手打ちパスタを使ったスープパスタ。
鳥と豚のスープにチーズが散らしてある。
自家製パスタは太めでもちもちしてる。
スープはあっさりした塩味でパスタとの相性はいいと思う。
食後には自家製の牛乳で作ったアイスクリームとヨーグルト。
アイスクリームの下に酸味のあるヨーグルトがありました。
さっぱりした乳脂肪分控えめなアイスクリーム。
そのアイスクリームの器の下というか中にはいちじくが隠れてました(笑)
そんなサプライズはかなりびっくりでうれしかったが、洋酒系のソースはミスマッチな気がした。
コーヒーか紅茶は紅茶。
角砂糖、千葉県産の黒糖と自家製の牛乳も付いてました。
なので、ミルクティーにも出来ますね。
締めて5108円。
品数が多くて目でも楽しめました(^^)
少しづついろんなものが食べたいという人にはきっと満足出来ると思います。
この品数でこの値段は良心的というか信じられない!!!
食器や水差しはほとんどガラス製で涼しげな印象です。
料理の提供は概ねテンポよく、品数は多かったが滞在時間は90分ちょいでした。
サービス面も気持ちのいい接客で帰りにはお土産が付いてお見送りもありました。
ほぼ千葉県の食材だと思うが、素材を活かした料理で味も満足です(^^)
8位
1回
2017/10訪問 2017/12/22
こちらはアストラムラインの新白島駅と城北駅から徒歩3分ほど、広電の白島駅からは徒歩5分ほどのところにあります。
大通りから中に入った住宅地といった感じのところにあるフレンチレストランです。
古い民家を改装した店舗でモダンな雰囲気の外観ですね。
店内はカウンター4席、4人席×3、2人席×2。
靴のまま入るんだけど、絨毯が敷いてあり高級感があるしモダンな感じです。
今回は3800円のコースを予約しての訪問です。
まずはスパークリングワイン。
デ・ボルトリ ジャン・ピエールプリュット(オーストラリア)
フレッシュで爽やかな酸と優しい果実味だそうです。
ぶどうの味は控えめですっきりした飲み口。
バゲットにはバターが付いてきた。
秋刀魚とじゃがいものブランダードと季節の野菜。
ペースト状にしたものにパン粉をかけてオーブンで焼いたもの。
パン粉の香ばしさとじゃがいもが合いますね。
秋刀魚はクセがなく、日本酒が飲みたくなる料理かも(笑)
広島産の牡蠣を使ったグラチネと十六穀米のリゾット、セミドライの椎茸と平茸。
クリーム系のセップ茸のソースが牡蠣と合っていてワインが進む一品。
リゾットは焼いてるようで、おこげ的な粒の固さがあった。
これもソースに絡めるといいですね(^^)
季節のスープは種子島産の安納芋を使ったスープ。
甘みのあるさつまいもですが、すっきりした後味に仕上げてます。
魚料理は瀬戸内の天然鯛。
根セロリと和風だしを使ったソース。
鯛の下にはれんこん、ごぼう、里芋などの根菜類。
鯛は皮目がパリッと焼かれて、身はふっくらホクホクした仕上がり。
あっさりしたソースが鯛に合ってますね(^^)
肉料理は鴨のもも肉のコンフィ。
これは+1000円の料理。
つけ合わせはブロッコリー、にんじん、かぼちゃ、オクラなど。
つけ合わせとは言えそれぞれの素材にしっかり仕事がされてます。
鴨のコンフィは思ったよりも大きい。
皮目はパリッともも肉は柔らかさがありながらも弾力がある。
もも肉ならではのうま味がしっかり感じられて、カルダモンの香りがさらに料理の質を高めてます。
デザートは藻塩を使ったアイスクリーム、チョコレートソース、バナナのムース?にフランスの焼き菓子が刺さってます。
飲み物はアールグレイティー。
締めて6156円。
滞在時間は80分ほど。
ちなみにワインを5杯飲んで60分ほどで帰ってる人もいたので、時間のない人にもきちんと対応してるようです。
王道の部分と創意工夫された新しい部分を織り交ぜていて、味はもちろん目でも楽しめました。
接客は丁寧で料理の説明もしっかりしてくれます。
モダンな雰囲気の中でいただく料理はまた格別ですね(^^)
帰りにはシェフ自らお見送りもあって気持ちよく店を後にしました。
9位
1回
2017/03訪問 2017/05/19
こちらは京王井の頭線の西口から徒歩7分ほどのところにあります。
セルリアンタワーの南側で若者が多い賑やかなエリアではなく、静かな住宅地といったロケーション。
ひっそりと佇む隠れ家的な居酒屋で、客層は40代以降という大人のための店といった感じ。
店内はL字のカウンター9席と奥にはテーブルもあり禁煙。
まずは喜久酔特別純米(静岡県)
すっきりした米のうま味がすーっと入ってくる。
割りと品のいい純米酒ですね。
前菜は煮豆とシャキシャキの野菜。
シンプルで素朴な料理ですが、日本酒にはよく合いますね。
お造りは岡山のシャコ、金華山のたこ、豊後水道の鯛。
金華山と言えば鯖は何度か食べてますがたこも獲れるんですね。
鯛はほのかな甘みがあり、しっとりとした質感。
シャコは肉厚でこれも甘みがあります。
宗玄無沪過生酒(石川県)
生酒らしいどっしりしたうま味がいいですね(^^)
重厚な米のうま味と果実のような香りが堪りません。
ポテトサラダ。
燻製の薫りが付いた半熟玉子がのっていて、割って黄身を絡めていただくもの。
うま味の濃い生酒に燻製の香りが合いますねぇ。
こんなポテトサラダは初めてです。
蛤の茶碗蒸し。
と言ってたが、蛤の他にも海老、鶏肉も入ってました。
しかし個人的には百合根もよかったです(^^)
餡掛けには蟹の身も入っていて贅沢な作りの茶碗蒸しです。
写真にはシュウマイがあったがメモがない・・・(^^;)
肉のうま味が強く感じられるもので、生酒や山廃を合わせるのがいいでしょう。
金華山の穴子のフライ。
肉厚でうま味もしっかりある洋風の料理になってます。
いやぁ~ほんと日本酒に合うのでつい飲み過ぎてしまいそう(^^;)
大衆居酒屋の揚げ物ではなく、ちゃんとした和食の店で出てくる品のある揚げ物ですね。
締めて12900円。
今回は2人で行ったので1人6450円。
メニューは飲み物だけで、料理はおまかせというシステムだが料理にハズレがないんですよね。
ハズレがないどころか、大当たりの料理ばかりです(^^)
これは人気になるのも分かりますよ。
ただあえてマイナス面を言うなら、複数で行っても自動的に同じ料理が出てくるからいろんな料理を頼んでシェア出来ないのが残念ではありますね。
客はそれなりに経験値の高そうな大人ばかりなのも納得です。
決して安くはないけど、そんなことを気にしないくらいの満足感があります。
料理、酒、接客、店主の気配りなど、どれもクオリティーが高く、私のツボを押さえてくれました(^^)
10位
1回
2017/02訪問 2017/02/23
こちらはJR唐津駅北口から徒歩3分ほどのところにあります。
アーケードの京町商店街にありますが、朝早くからやってるのはここくらいですね。
基本は豆腐屋ですので、お店では豆腐や油揚げ、豆乳などを売ってます。
飲食出来る店内はL字のカウンター9席。
完全予約制ということで、事前に予約しての訪問です。
ちなみに朝は8時、10時と2時間区切りになってますが、滞在時間は長くなっても50分~1時間ほどだと思います。
朝昼の料理は3種類ありますが、今回食べたのは「焼魚付 2160円」です。
これは豆乳、おから炒り、黒胡麻豆腐、ざる豆腐、厚揚げ、焼魚、みそ汁、麦粥、香の物、デザートが付いてくるまさに豆腐づくしの料理になってます。
豆乳はさっぱりしていて体によさそうな感じがします。
ざる豆腐は出来立てぷるぷるで温かい。
これはおかわりが出来るというのでおかわりしました(^^)
おから炒りはにんじんなどの野菜も入ってます。
ぱさぱさしてないし、軽い醤油系の味付けでご飯に合うおかずですね。
日本酒のつまみにもいいと思います。
黒胡麻豆腐は柚子味噌がかけてある。
柚子味噌は濃すぎず口に残らない。
黒胡麻の香ばしさが感じられる豆腐です。
厚揚げも出来立て。
これは醤油をかけて食べるのがいいですね。
ちなみにこれもおかわり出来るのでお願いしました(笑)
焼魚はかますの塩焼き。
これも日本酒が飲みたくなりますね(^^)
みそ汁はもちろん豆腐入り。
大きなお椀にたっぷりのみそ汁で体が温まりますね。
麦粥は麦のみで米は入ってない。
ここにも豆腐で、軽い塩味とわさびが入ってます。
麦は独特のもちっとした食感で、塩とわさびのシンプルな味付けですが美味いんだよなぁ(^^)
香の物はにんじん、山芋、白菜、かぶ、菜の花。
塩分控えめであっさりした味付け。
デザートは豆乳プリン。
上に黒豆と黒蜜があり、甘いんだけど後味はさっぱりしてます。
ざる豆腐と厚揚げをおかわりしたこともありけっこう腹一杯になりました。
これにビールでも飲んでたらほんと満腹でしたね。
事前予約が面倒ではあるが行く価値はありますよ。
接客は丁寧で好感が持てるし、たまにはこんなリッチな朝食もいいんじゃないでしょうか(^^)
今年も満遍なくいろんな地域に行ってきました。
振り返ってみると35の都府県に行ってました。
前半に和食系の店が多くなったのは、自宅で飲むためのワインをたくさん買ったので外食は洋食系を避けたためです。
だいたい行くのは一人が多いので、和食系の店の方が行きやすいというのもありますね。
今までもそうですが、接客やサービス面がイマイチな店は味がよくても評価が下がります。
店側の気遣いが感じられない店は気分がよろしくないですからね。
今後も「どれだけ満足して気分よく帰れたか?」というのを基準に評価していきます。
それと期限までに投稿出来ないとマイ★ベストレストランに載せられずに埋もれてしまう店も出てくるので、個人的には下書きにある口コミからも選べるといいんじゃないかと思います。
いずれはアップすることになるわけだし、せっかくいいお店だと思ってマイ★ベストレストランに載せたいと思っても、時間が無くアップ出来ない店はその後のアップになってしまい、次回のこの時期には「去年の店」ということで載せられません。
そんな理由で埋もれてしまうのは残念な気がします。