3回
2024/01 訪問
食は芸術
名古屋市、JR中央本線、鶴舞駅より徒歩3分にあるお店です。
前回初めて伺いめちゃくちゃ気に入ったフレンチのお店です。
ジャンルとしては「イノベーティブフレンチ」と言いましょうか
言葉の意味通りの食体験を味わえます
まさに「革新的」
一歩間違うと奇をてらう感じになりがちですが、こちらの食材の組み合わせは素晴らしく頂くとすべてが正しい計算がされているようで
今日もランチでの訪問となります。
(ランチコース)
◆化石の上
・米粉と海苔のチップスの上に北海道生雲丹
・カワハギ(三重) 肝 キャビア
・真鱈の白子 コンソメスープの茶碗蒸し風
・イカ墨のベニエ2種類(猪のロース、アオリイカ)
・ブリのタルト
・黒毛和牛の生ハム
ラ・ヴァガボンドさんのアミューズは毎回ワクワクさせてくれます!見事な発想力でどれも美味しかったです。
◆セイコカニ(兵庫県)
3層に分かれており一番下は岩手産の黒米、2層目がブロッコリーのペースト。
セイコカニは身の他に外子、中子が中に隠れています。
3層を混ぜて食べてくださいとのことで。なんかせっかくのセイコカニがもったいないかなと思いましたが
混ぜて頂くと、見事に調和されてマリアージュされています!
天才肌のシェフの凄さを感じました。
◆九絵
上にはたっぷりのあおさ海苔が絨毯のように。
◆フォアグラのテリーヌ
こちらのスペシャリテ。なめらかなソースのようなフォアグラです。
◆鹿
北海道のエゾシカ。炭火で見事な火入れです。肉が逆にシンプルに。肉はシンプルに焼くのが一番旨いと思います。
旨い鹿でした。
◆苺
見せる演出も素晴らしいですね
◆オランジェット
フランス産のチョコレートを何種類も使ったデザート。
チョコレート好きな私にはたまりませんでした。
◆自家製パン
シンプルなパンが好きです。美味しい。
◆茶菓子&珈琲
(飲み物)
・シャンパーニュ
・グラス白ワイン
・グラス赤ワイン
今回も素晴らしかった!
特に大好きなセイコカニの料理は驚きでした。これは来年もぜひ食べたい(笑)
最後は風貌も天才的なシェフのお見送りで
同行した東京の方もこの繊細な料理をこのシェフが作られるんだ!と驚いていました(笑)
セイコカニ
セイコカニ
九絵
鹿
自家製パン②
化石の上①
化石の上②
自家製パン①
九絵
フォアグラのテリーヌ
フォアグラのテリーヌ
鹿
苺
苺
オランジェット
珈琲
珈琲&小菓子
本日のメニュー
外観
2024/03/09 更新
2023/08 訪問
芸術的なシェフ
名古屋市、JR中央本線、鶴舞駅より徒歩3分にあるお店です。
人によっては名古屋で一番のフレンチ店との評されており、当然予約は難しいそうですがたまたまネット予約で空席を見つけ土曜日のランチに地元の友人4人で訪問しました。
店内は思っていたよりもこじんまりとして席数は少ない印象です。その割にスタッフの人数が多めでサービス面が行き届いている感じを受けました(何度か電話しましたが対応も実にスマートでした)
この日はネット予約限定コースでしょうか。ドリンク2杯付のランチコース(19800円)となります。
メニューは食材のみ記載されているだけです。
ではまずは白ワインで乾杯!
(ランチコース)
◆化石の上
ワクワクさせる圧巻の創作的な前菜7品でした。ワインが進みますので白を追加しました(笑)
・生雲丹(北海道)
下には米粉のチップ。
・剣先イカ
上には酢橘の果汁、皮、イタリアの唐墨が。下には蒸し焼きにしたズッキーニを細かくしお鮨のシャリ状にし鮨風に仕立ててあります。
・毛蟹(北海道)
身と蟹味噌を混ぜて上にはフルーツとマートのガスパチョのソースで
・新生姜
マリネした新生姜をブーケにようにセットしてあります。中には鯵(長崎)とレンズ豆のサラダが詰まっています。
・戻り鰹(宮城)
オリーブオイルでマリネした鰹をタルト状に仕立ててあります。
・アカシャ海老とモロッコインゲン
欧州風の天ぷら。生地にイカ墨が練り込んであるため黒い表面となっています。
・生ハムメロン
大阪の黒毛和牛の生ハムにメロンはイタリア産。
◆貝
貝を使って前菜仕立てに。貝は4種類。北寄貝(北海道)、石垣貝(岩手)、赤貝(三河)、小豆貝(三重)
下には黒米のサラダ。ブロッコリーのピューレソースに、上にはキャビア、イカ墨のガレット等が添えられています。
この日一番気に入った料理かもしれません。新鮮な貝と黒米、ブロッコリーソースの相性が抜群でした。
フランス版貝のちらし寿しといいましょうか。この時期限定でしょうか。来年も是非とも食べたい。
◆オマール
カナダ産の若いオマール海老を殻付きのまま焼き上げています。オマールの殻から取った出汁にハーブオイルで作られたソース。
希少なオマールとのことで、身は柔らかく火入れも抜群で甘さを感じます。ソースも濃厚すぎずあっさりしていますが、旨味がギュッと詰まっています。
◆フォアグラのテリーヌ
メニューには載っていませんが、こちらのスペシャリテとのこと。しっとりとなめらかで上品なお菓子を頂いているような。
◆子羊
フランス産の子羊で部位はクラシタ。付け合わせには京都と唐辛子、サマートリュフ等。
脂と赤身がちょうどいいバランスでしっとりと柔らかく美味しい子羊。ソースも美味です。
◆パイナップル
下には林檎のワインジュレ、パッションフルーツのアイスパウダーを仕上げにかけます。
◆白鳳
下に桃のスープを敷き、その上に大きめにカットされた山梨県産の桃と桃のソルベ上にはミルクソース。
いろいろなものが組み合わっていて表現が難しいのですが、あくまでも桃が主役で絶品でした。
◆茶菓子
シャインマスカットにチョコ、カヌレ、マカロン
◆珈琲
◆自家製パン
お店で焼いているそうです。こちらみたいにフレンチには美味しいシンプルなパンが1種類あればいいと思います。
(飲み物)
・グラスワイン白×2
・グラスワイン赤×1
創造的で見た目というか色の使い方が見事でワクワクさせてくれる料理の数々でした。かといって奇をてらう感じはなく素材の良さを他の物との組み合わせで一段上に上げている感じがしました。シェフのセンスが現れているのでしょうか。
食材で言うと特に魚介の良さが光りました。貝のサラダは特別に感動しました。また是非食べたい。
最後帰る時に出口でシェフ出て来て挨拶してくれました。風貌も芸術家ぽい雰囲気です。
また再訪出来る日を待ち望んで。
子羊
貝
オマール
化石の上②
化石の上①
化石の上①
化石の上②
貝
貝
自家製パン
オマール
フォアグラのテリーヌ
子羊
パイナップル
パイナップル
白鳳
小菓子
本日のコース
ドリンクメニュー
店内
外観①
外観②
2023/08/06 更新
名古屋市、JR中央本線、鶴舞駅より徒歩3分です。
映画「グランメゾン・パリ」の公開に合わせて運よく名古屋を代表するフレンチのお店へ伺う事が出来ました。
この日はちょうどキッチン内が見える席で観察してるとシェフ、スタッフが見事な共同作業で料理しているのがよくわかります。
ロンゲが特長的で風貌から天才肌だと感じ取れるシェフ。
メニュー内容はいつものように紙1枚に食材のみが書かれているだけで、想像が膨らみます。
まずはシャンパーニュで乾杯
最初は定番の化石の上7品。
最初から非常にワクワクさせてくれる映える料理です。
せいこ蟹は、この時期限定で楽しみにしていました。去年も頂き感動した料理です。
よく混ぜて食べてくださいとのことで。私は基本混ぜる料理は好きではありませんがこちらだけは別。
サラダ仕立てでしょうか。せいこ蟹の身、外子、内子、黒米、蟹出汁、豆、ビネガー等の食材は混ぜることのより見事の一体化されます。
蟹好きにはたまらない一品です。
スペシャリテのフォアグラ。
しっとりと上質なクリームのようです。口に入れると幸せな気分。
メインは根室半島の「ユック」というブランドの鹿肉。
部位は背ロースで、レア感を残す見事な火入れです。ナイフがスッと入る程柔らかく、肉の旨味もしっかりとあり旨い肉です
デザートは2種類に茶菓子。
どれも美しく芸術性を感じます。
この日も素晴らしかったです。
またの再訪を願って。
(本日のコース)
◆スープ
◆化石の上7品
◆せいこ蟹
◆九絵
◆フォアグラ
◆蝦夷鹿
◆紅ほっぺ
◆ルージュ
◆茶菓子