1回
2017/06 訪問
贅沢な個室会席を堪能するなら、ココ!
個室会席 北大路 八重洲茶寮
2024/03/29
この度は、当店「北大路 八重洲茶寮」にご来店いただき、誠にありがとうございます。
お客様の詳細な口コミを拝読し、心より感謝申し上げます。また、お料理やサービス、雰囲気についての詳細な感想をお寄せいただき、大変嬉しく存じます。
お客様がお料理をご堪能いただけたようで、大変光栄に思います。季節感あふれる食材を活かしたお料理や、お酒とのマリアージュをお楽しみいただけたこと、大変嬉しく存じます。特に、鮑や鱧などの贅沢な食材を取り入れた前菜やお造り、そして黒毛和牛のローストビーフなど、お料理の一つ一つに対するお客様の感想を拝見し、心より感慨深く思います。
また、サービスや雰囲気についてもご満足いただけたようで、大変嬉しく思います。お料理の提供タイミングや、お酒のサービスなど、細やかな配慮がお客様に喜んでいただけたこと、心より嬉しく存じます。また、和室の雰囲気がお客様に好評であったこと、大変光栄に存じます。
今後もお客様にとって特別なひとときを提供できるよう、スタッフ一同努めてまいります。またのご利用を心よりお待ちしております。何かご要望やご意見がございましたら、お気軽にお知らせください。
2017/06/21 更新
日本橋勤務だったときは東京駅付近もたまにうろついたりもしたけれど、八重洲通りから1本奥まったところに、こんな静かな佇まいで、雰囲気のある懐石料理のお店があるのなんて、気づきませんでした。それが、この日素晴らしいお料理の数々を出していただいた、 個室会席 北大路 八重洲茶寮
中へ入ると、和室がかなり贅沢なつくりになっています。平日は法人の接待利用が多いそうですが、土日だと、会食やお披露目会などでの利用があるそうです。
この日は、日本料理とワイン、日本酒とのマリアージュを堪能すべく、の温故知新 四季会席をチョイス。メインは、鱧料理とのことで、楽しみだわ~。
まずはパークリングワインということで、カルテット・アンダーソン・ヴァレー・ブリュット。カリフォルニアのスパークリングで、
きりっとした味わいが特徴のスパークリングで、とても飲みやすかったです。
さすが一流レストランはサービスも一流で、良いタイミングでお料理を出していただいたり、お酒を追加してくださったり。気遣いの素晴らしさも一流で、居心地がとても良かったです。
前菜は、柔らか蒸し鮑、汲み上げ湯葉、鬼灯釜(玉蜀黍掻揚)、檸檬羹(ピータン・サーモン)、生ハムとクレソンの辛子お浸し、かます炙り寿司、チーズカステラ、山葵枝豆と品数豊富で、彩鮮やかなものばかり。鮑なんて高級食材も前菜から使ってあり、柔らかく美味しく、贅沢な前菜です。ピータンも久しぶりに食べましたが、美味しい~。
レモンを器にしてあるピータンがおしゃれ。久しぶりに食べましたが、美味しい~。
実は俳句がついているのだけれど、私のお料理には、正岡子規の俳句がついていました。風情があるねえ。
小吸椀は、メインの鱧鍋の一番出汁とのこと。薄味だけど、良いお出汁で、これだけでもう鍋が絶対美味しいことが、期待できます。
お造りは、宮崎県油津産の本鮪、愛知県の縞鯵(お造り醤油)、梅肉醤油、殻付き北紫雲丹 海水ゼリー。さすが、本マグロ。脂がのっていて身に甘みさえ感じます。こちらでは、日本各地の旬の食材を、ベストな状態で仕入れをされているので、良いものが良い状態でいただけるのが特徴。大好きなうにも、濃厚な甘みで美味しい。
お造りにあわせて、合いそうな日本酒も出していただきましたよ。
醸し人九平次純米大吟醸 山田錦EAUDUDESIR(希望の水)江戸切子のお猪口が素敵です。以前、飲んだことがある日本酒だけど、やっぱりこれは冷酒でいただくのがいいですね。すっきりした飲み口がたまらない日本酒。
さて、メインの鱧しゃぶ鍋は、メインの鱧のほかに、九条ネギ、三つ葉、水菜、新玉葱とお野菜もたっぷりあわせて出していただきました。先ほどに小吸椀のと同じ出汁汁に、さっとくぐらせて、ネギや三つ葉などのお野菜とあわせていただきます。身がしまっていて、今からが旬の鱧は、鍋でいただくのが一番美味しい食べ方かも。
鍋も最後は飽きてしまうことが多いので、こちらでは柑橘系でさっぱりした味つけにして、最後までしっかりいただきました。
お魚の次はお肉でしょ、ということで、宮崎産黒毛和牛A4ローストビーフに万願寺とうがらし、スーパーフルーツトマト、アスパラ添えのお料理。さしのはいったお肉は、脂っぽさをあまり感じず、柔らかいローストビーフは、肉の美味しさ堪能できる一品。とろけるようなお肉に合わせていただいた赤ワインは、ラレンドル・ルージュ。芳醇な香りの赤ワインは、これだけで飲んでも美味しいはずだけど、お肉と合わせていただくことで、お肉の味が引き立ちますね。
お口直しのソルベは、冷やし無花果 胡麻クリーム。綺麗な紫でさっぱりとした味わいがして、デザートでも良かったくらい。
まだまだ料理は続きます。
揚げ物は、鮎うるか揚げ 木の芽塩。和歌山県産のあゆに、真子、白子からつくる子うるかを挟んで揚げてあるそう。添えられている木の芽塩をちょっとつけていただくと、味が引き立つようになっています。からっと揚がっているので、全然脂っぽくないのが、いいですね。
お食事は、焼き鱧炊き込みご飯、止椀、香の物。鱧しゃぶ鍋と同じ鱧を、今度は焼いたものをお米と一緒に炊き上げた炊き込みご飯です。
香りよく、美味しいごはんに大満足。今が旬の鱧を、いろんな形で美味しくいただくことができました。
デザートは、宇治抹茶ゼリー、ジャージー牛乳アイス、蓴菜葡萄にワインシロップ。抹茶の濃い味がするゼリーはのど元をするっととおっていき、アイスの下にはお取り寄せの特製パウンドケーキがあり、ボリューミーだけど美味しく、最初から最後まで文句なしの美味しさでした。
雰囲気の良い場所で、見た目の美しさもさりながら、お料理の美味しさやサービスの素晴らしさを堪能することができ、大満足でした。ちょっと贅沢な時間を過ごしたいときに、ぜひ訪れたいお店です。
サービスの素晴らしさにも、満足いただけるはずです。
ごちそうさまでした。