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悪い条件が重なったのかも知れないが、わざわざ足を運ぶに値するかは疑問
こちらを訪れたのは、読者登録いただいているレビュアーさんの情報が発端。
場所は町屋の駅から尾竹橋通りを進み、少し入り込んだ住宅地の真ん中。
自宅に併設された店舗のようだが、店内は広々として明るい雰囲気。
初回は昼に蕎麦の出来を確認のために寄ってみてなかなか良かったので、こちら方面の用事の帰り、世間一般がお盆休みの土曜日(東京人にとっては8月のこの時期にお盆と言われてもピンと来ないが)の夕刻に再訪してみた。
早い時間帯ながら、すでに奥のテーブル席には先客が居る模様。
長いカウンターの端の席を選ぶ。
主人は作業に専念しており、接客にはお母さんらしき方と女将さんが当たっているが、何とも心許ない。
メニューに目を通そうとしたが、酒や肴が載っている夜用のものが備えられていない。
やっと手渡されたメニューから「生ビール」(ヱビス)を注文したが、口開けであったためサーバーの調整が不完全で注ぎ方が粗い。
お通しにはメニューにも載っている、こちらオリジナルの「ポテトサラダ」(いぶりがっこのみじん切りとパルメザンチーズが入ったポテトサラダ)が少量出されたが、これはなかなか面白い。
肴には次の2品を注文
「海鮮かき揚げ」:厚みのある円盤形で登場。温かい天つゆが添えられている。
割ってみると具材の主体は長ネギの細切りや三つ葉、さつま芋や茄子の薄切りなどで、海鮮として確認できたのは少量の烏賊のみ。
「トマト・アボカド・クリームチーズのごろ和え」:3種の角切りが醤油ベースのたれで和えられている。
決して悪い出来では無いが、傑出した料理とも思えない。
酒に新潟の「村祐 無濾過生原酒」をもらう。
手付きはぎこちないが、一升瓶からガラスの酒器に注いでサービスされた。
最初は蕎麦前をもう少し追加しようと思っていたが、気乗りがせず早々に蕎麦にする。
注文は基本の「せいろ」一枚。
作業の段取りを見て早めに注文したつもりだったが、案外早く登場。
星の見える挽きぐるみの粉が、やや太めに打たれている。
香りは有り食感もまずまずだが、切りは不揃いで長さも短いものが目につく。
仕上がりは前回の昼の時の方が良かった。
「つゆ」はきりっとした辛口である点は好ましい。
「蕎麦湯」は多少の手は加わっているが、それほどの粘度は無く自然体に近い。
一連の流れを振り返れば、釈然としない思いは強い。
開店は昨年11月とのこと。
まだ一年に満たないとは言え、少なくとも半年以上は経っているわけである。
味の面でも不満が残ったが、それを接客面のまずさがさらに助長している。
メニューの内容を把握していなかったり、配膳を間違えたり、会計時に異様に時間が掛かったり等々、まるで2.3日前の開店のようなレベルである。
当然ながら、蕎麦湯は催促しないと出て来なかった。
主人はこの地の出身のようで、客筋もほとんどが地元の方々と思われ、後ろの棚に並んだ焼酎のキープボトルの多さがそれを物語っている。
そういった皆さんにとっては、接客面に多少の遺漏が有ってもほほえましく映る程度なのかもしれない。
近所の住民を対象の商売で、遠方からわざわざ足を運ぶ人間は当て込んではいないように思われる。
私には終始アウェイ感が付きまとい、居心地は決して良くなかった。
メニューの中には河岸がまだ休みのため用意できない、と言うものも有った。
「海鮮かき揚げ」の具材がお粗末だったのは、そういった事情かも知れない。
他の方のレビューによると、主人の他にもう一人職人が居るとのことだが、今回は姿が見えなかった。
この日はその人が偶々休みのため、不慣れな家族が手伝っていたとも思われる。
レビューするには躊躇する気持ちも有ったが、あれこれ思い巡らせた上で、夜の総合評価は控える形でアップさせていただく。
紹介いただいたレビュアーさんには申し訳ないが、3回目の訪店までの気持ちは残念ながら起こらない。
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蓼喰人
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すし割烹 すし処 一会(練馬、桜台、豊島園 / 寿司)
店名 |
うじいえ
|
---|---|
ジャンル | そば、日本料理、創作料理 |
予約・ お問い合わせ |
050-5597-5016 |
予約可否 |
予約可 予約優先となります。お気軽にお電話ください。 |
住所 | |
交通手段 |
●東京メトロ千代田線 町屋駅より徒歩8分 町屋駅から409m |
営業時間 |
|
予算 |
¥4,000~¥4,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥3,000~¥3,999
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
サービス料なし |
席数 |
15席 (カウンター7席、テーブル8席) |
---|---|
最大予約可能人数 |
着席時 10人 |
個室 |
有 (8人可) 1室(最大8名まで) |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙
テラスでのみ喫煙可 |
駐車場 |
有 車1台 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2013年12月1日 |
電話番号 |
03-6807-8538 |
初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
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連休初日の土曜日、当初予定していたのは久しくご無沙汰している綾瀬の「重吉」。
開店時刻の11時に合わせて店の前まで行くと「臨時休業」の貼り紙があり、'さてどうしよう'と思案する。
真っ先に浮かんだのは隣駅の亀有の「やざ和」だが、あそこは土・日は落ち着かないし、これから行ってもすでに行列が出来ている虞がある。
そこで思いついたのが、2駅手前の町屋から少し歩くこちら。
この蕎麦屋は、4年ほど前に2度訪れている。
しかしその折は人出が足りておらず、全体の印象もあまり芳しくなかったため、それ以降足が遠のいていた。
最近の書き込みでは高評価も散見され、現状を確認したい気持もあり、丁度良い機会と思い向かうことにした。
こちらの開店は11時半のため駅を出て10分ほどの距離を歩いて、ほぼ定刻に無事到着。
相変わらず店内の雰囲気は、明るく清々しい。
前回と同じカウンターの一番奥の席を選ぶ。
私は一番客だったが、すぐにご近所さんと思しき面々が次々と入店し、そのほとんどはお得な「ランチセット」目当てのようだ。
卓上に置かれた品書きには蕎麦のメニューしか載っていなかったが、ビールを頼めるかと訊くと、花番さんは快く応じてくれた。
'生'も有るが口開けなので、敢えて瓶を選択。
銘柄は「キリン」と「アサヒ」があり、前者を選択すると「クラシックラガー」が出て来た。
肴の品書きも出してくれたが、なかなか魅力的なラインナップ。
しかし立て込み始めた状況のため、なるべく手の掛からなそうな2品を注文。
「板わさ」は分厚くカットされた4枚で、歯応えも味わいも上々で、添えられた山葵も上質。
'小田原産'と明記されており、多分「鈴廣」か「籠清」あたりと思われるが、850円と言う値付けも納得。
「穴子一本天ぷら」は結構大ぶりの一尾がそのままで揚げられ、それを3つにカットされて登場したが、身に厚みが有り食べ応え十分。
やや油っぽい仕上がりだが、硬めの揚げ切りは江戸前蕎麦屋伝統のスタイル。
先に塩で試したが、やはりおろし入りの天つゆに浸した方が、味が存分に楽しめる。
添えの野菜は「南瓜・丸十・長葱」の3種で、特に房状の切り込みを入れて揚げられた長葱が面白かった。
これで750円は安い。
酒の品揃えも程よく、その中から石川の「加賀鳶」を一合。
白木の枡を履かせた洒落たガラスの徳利に、卓上で一升瓶から注がれる手法。
猪口も籠に盛られた中から、好みのものも選べるシステム。
辛口のきりっとした味わいが好ましく、ゆるりと蕎麦前を楽しむ。
蕎麦は今回も基本の「せいろ」にする。
細かな星が見える中太の蕎麦で、以前に比べて綺麗に揃っている。
配合は'外一'とのことだが、香りもあり食感も喉越しも良好。
つゆはやや辛口だが、'かえし'のコクと出汁の旨味が融合したなかなかの仕上がり。
薬味の仕事も丁寧。
少し残しておいた天つゆの小鉢で、穴子天と絡めるように食べても美味かった。
蕎麦湯は手が加えられており、それもかなりの粘度が付いている。
私の主義からは外れるが、つゆ自体が美味いのでそれほど嫌みは感じない。
むしろしみじみとした味わいに、偶にはこういったものも良いかなと思えるほど。
店はご主人と女性2人の3人体制。
相変わらず調理はご主人がほとんど一人で賄っており、カウンター越しに忙しそうに動き回る姿は否応なしに目に入る。
しかし以前に比べて段取りは良くなっており、今回は個室に予約客も居たが、一時に集中した注文をそつなくこなしてる様子が窺えた。
開店からそれなりの年数を経ているため当然とも言えるが、仕事の面でも接客面でも安定感が見られたことは良かった。
結果的に以前の印象よりは多くの点で好転しており、こちらに足を運んだことは正解だったと思う。
改めてほんの1.2回訪れただけで断定的な物言いをしてしまうことは、早計にすぎることを痛感する。