公開:2024/12/14 伊藤 みさ │更新:2024/12/15
宮島の隠れビュースポット!etto宮島交流館(まちづくり交流センター)大杓子の展示・休憩にも
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- 廿日市市 スポット 観光
宮島に住む人には公民館として、宮島を訪れる人は休憩・展望・トイレスポットとして利用できるetto宮島交流館(宮島まちづくり交流センター)。宮島の隠れスポットをご紹介
宮島の表参道商店街から1本山側に入った、町家通り(まちやどおり)。
etto宮島交流館(宮島まちづくり交流センター)は、町家通りから厳島神社方面に向かう道沿い(裏通り)にあります。
正面に「世界一の大杓子」を展示
etto宮島交流館の入口正面「しゃくし広場」には、世界一の大杓子 をドーン!!と展示中。大杓子は長さ7.7m、最大幅2.7m、重さ2.5tという巨大さで迫力があります。
この大杓子は、かつて表参道商店街の一角にありましたが、その場所に「TOTO宮島おもてなしトイレ」が新設され、大杓子は「etto宮島交流館」1Fへと移設されました。
大杓子は伝統工芸である宮島細工を後世に遺すとともに、杓子発祥の地である宮島のシンボルとして制作されたもの。かなり大きくインパクトがあり写真スポットにもなります。
グッドデザイン賞を受賞した、etto宮島交流館(廿日市市宮島まちづくり交流センター)
etto宮島交流館は宮島に「暮らす人」にとっての公民館的役割 / 宮島を「訪れる人」のための観光機能 のどちらも備えるスポットとして2021年4月に開館。
2021年グッドデザイン賞を受賞した建物で、海から見ると五重塔や千畳閣の背後になることからその景観を守るための工夫や 周辺の建物・階段との繋がりなどが評価されています。
建物の下に駐車場。ここが「地下1階」となる
そんなetto宮島交流館、“伝統的建造物の背景に徹した” ことから目立つ存在ではなく意外と訪れたことがあるという人は少ないのでは。
中はどんな感じになっているのかご紹介。
etto宮島交流館の3Fは、眺めのいい展望室!
etto宮島交流館(廿日市市宮島まちづくり交流センター)は地上3階、地下1階の建物。内容は以下。
地下1階 | 市民センター(工作室・調理室など)、駐車場 |
---|---|
1階 | 市民センター(会議室、集会室ほか)、しゃくし広場 |
2階 | ホール、ホワイエ(幕間の休憩場) |
3階 | 展望室 |
観光客などが主に利用するのは1階しゃくし広場と3階展望室 といった所でしょうか。
入口正面に階段があり、のぼっていくと、その先3階には休憩スペースと展望スポット。ガラス張りになっているので内側からも景色が見えて開放的。
編集部が訪れた時はちょうど紅葉の終わり時期だったのですが、千畳閣のすぐそば(厳島神社側)にあるイチョウの木はかなり大きく黄金色に色づく時はなんともいえぬ美しさ。この展望室からは、その全体を写真に収められます。
過去に千畳閣から撮影したイチョウの紅葉の様子
過去に千畳閣から撮影したイチョウの紅葉の様子
残念ながら大鳥居は見えませんでしたが、ちょっとした裏のビュースポットです。
etto宮島交流館は、街歩きの休憩スポットにも
また、1階~2階へとあがる階段の一部(写真向かって左側)は休憩スペース(ベンチ)になっているようです。歩き疲れたり、“とにかく影で休みたい” “トイレを借りたい” 時などにふらっと立ち寄れる。
大階段
なお、施設の正式名称は「宮島まちづくり交流センター」。呼称は広島電鉄株式会社がネーミングライツを取得し etto(エット)宮島交流館となっています。
宮島口フェリーターミナルに併設する「etto(エット)」は広島電鉄が運営する商業施設ですが、宮島交流館は商業施設ではなくステージやホール・会議室・調理室などを備えた地域の交流施設となっています。
etto宮島交流館(宮島まちづくり交流センター) | |
---|---|
住所 | 広島県廿日市市宮島町412 |
開館時間 | 館全体:9時00分~21時30分 1階:大階段の利用・大杓子展示 9時00分~17時00分 3階:展望室 9時00分~17時00分 |
備考 | ホールや会議室などの利用は有料。詳しくは館にお問い合わせください。 |
問合せ | 0829-44-2005 |
周辺 | 宮島グルメ / 宮島スポット / 周辺おでかけマップ |
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