伝統的酒造りとギャルマインドの融合!新時代の日本酒ブランド「YUICHU」
日本酒は、“おじさんの飲み物”。そんなイメージを持つ人も少なくないかもしれない。
しかし、そんな固定概念を根底から覆す、前代未聞の日本酒が登場した。2025年2月中旬、衝撃のリリースを迎えた「YUICHU(ゆいちゅ)」は、なんと老舗酒蔵と渋谷ギャルのコラボレーションによって生まれたもの。
伝統と革新(?)の融合
“ギャル”が酒造りに参画してみた
南部杜氏の伝統と技術を受け継ぎ、地産地消の酒造りに取り組む「株式会社南部美人」と合同会社「CGOドットコム」が開発した新感覚日本酒「YUICHU」。株式会社南部美人の発表によると、「ウチらの乾杯、YUICHUでしょ?」をコンセプトに、日本酒の美味しさを世界へ、そして若者へ届けたいという五代目蔵元の想いから生まれたそうだ。
異例のコラボレーションだが、どうやら単なるイメージ戦略と片付けてしまう話ではなさそうだ。というのも、渋谷を拠点に活動するギャルたちは、実際に南部美人の酒蔵を訪れ、日本酒の歴史、製造工程、そしてなによりも、造り手の情熱に触れた。



今プロジェクトに参加したギャルたちの声を一部紹介したい。
リリースペイシー / プリプリプリンセス💅🏽💅🏽
日本酒って最初のイメージは「大人が顔真っ赤にして飲むやつじゃん😭💦」って感じだったけど、岩手の農家さんや南部美人さんの酒蔵に実際に行って、お酒の仕込みとか稲刈り🌾とか体験したら、考え方が変わりました!💡✨ ナチュラルでクリアな味わいが、日本酒を作るときの心の状態とかバイブスで変わるって聞いて、「え、最高すぎ!❤️🔥」って超感動しました!
Piffany
私は岩手の酒蔵に行って、米農家さんが大事に育てたお米や、綿密な仕込み作業を見て、日本酒作りに込められた深い愛情を感じました!🫶💖しかも、日本酒は仕込む人の「感情で味が変わる」ってお話を聞いて、日本酒って生き物みたい🤯!って率直に感動しました!
彼女たちの率直な感想は、まさに今回のプロジェクトの意義を象徴していると言えるだろう。
「カワイイ」が詰まった
パッケージデザインにも注目
ちなみに、YUICHUの中身は、岩手県産の酒米「ぎんおとめ」を主原料とし、「IWC 2017 Champion Sake」を受賞した特別な酒。ふわっとやさしい果実の香りと上品な米の旨みで、すっきりとした後味が持ち味だ。
が、「YUICHU」の特徴は、味だけではない。
パッケージデザインも、現代の若者文化を象徴する「渋谷ギャル」の感性が光っている。南部美人の酒蔵を訪れたギャルアーティスト2名が手掛けたデザインは、ある意味、伝統とモダンの化学反応。人と人との架け橋をイメージした「虹」と、ギャルらしいポップな色使いは、まさに“映える日本酒”といったところか。

縮小する日本酒市場に、新しい風を
農林水産省のデータによれば、日本酒の国内出荷量はピーク時(1973年)には170万kℓを超えていたものが、近年では50万kℓを下回る水準にまで減少している。しかし、視点を変えれば、これは大きな潜在需要を秘めているとも言えるのではないだろうか。
「YUICHU」は、これまで日本酒に馴染みのなかった若年層、そして増加しつつある訪日外国人観光客にとって、新たな発見となる可能性を秘めている。
伝統的な製法を守りながら、常に新しい挑戦を続ける「南部美人」。そして、固定概念にとらわれず、自分たちの感性を自由に、自在に表現する令和のギャル。「YUICHU」がその橋渡しとなり、世界中の人々に愛される日が来るかもしれない!

『YUICHU』
【品目】日本酒
【原材料名】米(国産)
【精米歩合】55%(特別純米)
【アルコール分】YUICHU(缶):15度、YUICHU(瓶):16度
【容量】YUICHU(缶):180ml、YUICHU(瓶):500ml
【価格】YUICHU(缶):880円、YUICHU(瓶):3,850円
※ともに税込
【公式ウェブサイト】https://yuichu.com/