「13歳のハローワーク」少年テッペイ役・田中偉登くんインタビュー!
テレビ朝日系で、毎週金曜に放送中のドラマ「13歳のハローワーク」で、主人公・鉄平(松岡昌宏)の過去の自分である13歳の“テッペイ”を演じる田中偉登(たなか・たけと)にインタビューを敢行。主演の松岡とのエピソードや、ドラマの見どころなどを語ってもらった。
――本作への出演にあたっての感想を教えてください。
2000年生まれなので、昔('90年)のことは分からないことだらけですが、一生懸命理解してちゃんと皆さんについていけるように頑張っています。
――ドラマの舞台である90年代のことをご両親や先輩に聞いたりしましたか?
僕は大阪から来て寮に住んでいるんですが、そこの寮母さんに「これ、どういう意味ですか?」とか、(知らないことを)聞いていたりして「あ~なるほど!」って徐々に分かってきています。
――その中で何か面白い発見はありましたか?
“アッシーくん”ですね。全然意味が分かりませんでした。最初、サッカー選手か何かと思っていて、理由を聞いて「あ、そういうことなんだ~!」ってなりました(笑)
――テッペイと田中くんの性格で似ているところは?
思ったことを口より先に行動に移すところ。でも、その結果ロクなことがないんです…(笑)。それでも、思ったことを試さずにはいられないというところは似ていると思います。
――今回、松岡さん演じる鉄平の少年期を演じますが、松岡さんってどんな方ですか?
本当に面白くて明るくて、僕たちだけじゃなくて、スタッフさんもみんな引っ張っていってくれる方です。現場を仕切ってくれたり、笑わせてくれたり、アドリブもそうですが、何でもできるからそういうところは格好良いと思います。
――松岡さんと撮影の合間に話をしますか? 例えばどんなことを話しますか?
お話しはよくします。たまに僕の将来を予想して全て決めちゃいます(笑)。あとは、女の人の話をしたりとか…。それで僕が照れたりすると、すぐ「おっ!? 照れたな~!」とか、冷やかされたりしてすごく楽しいです!
――田中くんは小さいころから俳優になりたかったんですか?
いえ、小さいころは俳優とかこういう仕事をしたいと思っていなかったです。昔は大工さんになりたかったです。理由は、お兄ちゃんがパティシエになると言っていたので、「パティシエをするお店を僕が作ってあげる!」って、そのために大工になると思っていました。でも、今はもう考えていません。お兄ちゃんのパティシエの夢自体もあやふやになってきたので(笑)。
――このドラマの中で、いろんな職業を体感していますが、何か興味を引かれたものは?
この仕事(俳優)をしてからは、僕は俳優になりたいとしか思っていないので、あんまりほかの職業に就きたいとは思わなかったんですが、絵を描くのが好きなので、マンガ家とかは「すごいなあ、いいなあ」って思いました。
――ちなみに田中くんが俳優として目標にしている人は誰ですか?
福山雅治さんです。福山さんはトークが面白いし演技もできるし、歌も歌えるし、もちろんギターとか楽器もできるし、すごいなあって尊敬します。
――では、今後の見どころを教えてください!
僕と松岡さんの言い合い、口げんかのようなところとか、中川大志くん演じる三上とテッペイがこれからどう関わっていくのか。三上はいつもちょこっと映るだけだから、そこがモヤモヤしていて、ここから何かがあるんじゃないかな?って思います。これからも「13歳のハローワーク」を見て、いろんな職業を知って、将来の職業を決めてもらいなって思います!
毎週金曜夜11.15-0.15 テレビ朝日系で放送中
※一部地域では放送時間が異なる