【台北=西見由章】台湾の気象当局によると、30日午前10時11分(日本時間同11時11分)ごろ、中南部・嘉義県を震源とするマグニチュード(M)5・6の地震があった。震源の深さは10キロ。嘉義県大埔で震度5強を観測するなど台湾本島の全土と澎湖諸島などの離島で揺れた。

台湾では21日未明にも嘉義県大埔を震源とするM6・4の地震があり同地区で震度6弱を観測、台湾全土で50人のけが人が出た。台湾では同日以降、M4以上の余震が続いている。