ドジャース・大谷翔平投手（30）がバッテリー組集合日の10日（日本時間11日）、アリゾナ州グレンデールのキャンプ施設で自主トレを行った。

　大谷は黒いTシャツ姿で、右手に茶色いボストンバッグを持って登場。到着時は間違えて報道陣の駐車場に入りかけ、慌ててUターンする一幕もあった。

　サブグラウンドではウォーミングアップの壁当ての後、傾斜板に乗ってメディシンボールや重みのあるプライオボールなどで入念に壁当てを行った。

　バットを持って室内練習場に移動すると、打撃ケージに入って、2、3歩ステップを踏みながら勢いをつけ、大きく右足を上げての素振りを9回。続けてティー打撃を4本行った。その後は外から見えないエリアでの練習となったが、室内練習場では計約50分間の打撃練習を行ったとみられる。

　球団は大谷の球場入りの様子をSNSで今季初公開。ファンの注目を集めたのが手に持っていたバッグだ。「ナイスバッグ」「そのバッグはどこのもの?」などのコメントが寄せられた。

　バッグは高級ブランド「ボッテガ・ヴェネタ」の東京・港区の麻布台ヒルズ店限定ものとみられる。同社のHPによると、値段は実に181万5000円。“野球小僧”の大谷らしく、野球のグラブをほうふつとさせる茶色の革のバッグだ。

　前日9日（同10日）にはキャンプ施設に真美子夫人（28）、愛犬デコピンと共に登場。第1子妊娠中の真美子夫人と一緒にリラックスした時間を過ごしたが、この日は気持ちを切り替えて練習に集中。いよいよ11日（同12日）にはバッテリー組がキャンプインとなる。