登録日：2010/08/11(水) 13:55:37
更新日：2023/08/08 Tue 13:32:38NEW!
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川上稔作品登場人物リンク 境界線上のホライゾン 極東 ジャージ 姉 武蔵アリアダスト教導院 白石涼子 先生 教師 担任 リアルアマゾネス 焼き肉 オリオトライ・真喜子

境界線上のホライゾンの登場人物（CV.白石涼子）

高速戦闘型女教師。担当は三年梅組。
容姿は極東系だが目が青く、どこの出身かは分かっていない10万27歳。
また二境紋について知っていたりと、いろいろ謎の多い女性でもある。ちなみに上の名のスペルは「ORIOTRI」(10下より)。
8巻上によると、本来梅組の担任になるはずだった人物を打ち負かし(その人物は後に羽柴へと渡り「羽柴十本槍」の教師となった石川・数正)、教師となったという。
なお葵・トーリが作中で最初に揉んだのは彼女である。

浅間・智に「リアルアマゾネス」と言わしめるほど高い運動能力を持っており、梅組全員を相手にしてもほぼ無傷。
IZUMO系武装のテスターをしており(ただし生活用品)、斬撃重視の長刀を腰にさしているがこれは彼女本人の持ち物である。

彼女の授業は基本的に必罰主義である
流れとしては

１．授業する
２．解答者に質問する
３．答えられなかったら点数は引かれずに、通常"処刑"という厳罰が下る
４．答えられたら、申告していた厳罰に応じた授業点数が得られる

というもの
厳罰は月初めに自己申告し、内容に関しては執行時に犯罪者以外の全員で協議して刑重を調整する
かと言って軽い罰を申告していると、執行時に興味本意で十倍掛けされることもあるため油断は出来ない

罰を厳しくすればその分授業点数は高くなるが、梅組はほとんどが外道なのでそれ相応の覚悟は必要である

名前の元ネタは不明だがファンの間でオリオトライ→オリオン トライ→三本の矢、つまり毛利元就ではないかと推察されていた。
しかし本人がⅢ巻上に登場したため、この説は否定されている。

4月9日に公開されたアニメPVで、服の背中側には大きなスリットがあることが判明した。

素晴らし……いえ、なんでもありません先生！

……ともかく、これによりリアルアマゾネスは有翼ではないかとの可能性も考察されており、続刊が待たれている。

ゴリラじゃなかっ……いえ、なんでもありません先生！

【名(迷)台詞】

「いい？──先生、これから品川の先にあるヤクザの事務所まで、ちょっとヤクザ殴りに全速力で走って行くから、全員ついてくるように。そっから先は実技ね？」

「あはは、授業始まる前に死にたいのはお前ら二人か」

「小細工だわ！」

「ああ、それは駄目よ駄目。だって先生と通じてるなら君今すぐ自殺しないといけないから」

「よっしゃ死亡フラグゲット──！」

「うん、天罰食らうのは怖いっしょ？だからね？先生がね？──武器で殴るの」
「大丈夫よ、先生、武器が長剣だから斬ったら即死っしょ？だから鞘で殴るのに変更したんだから。少しは気遣い汲み取りなさい」

「あらあら、先生そこまでゴリラじゃないわよ、──消し飛ぶのは四回目くらいだと思うわ」

「今日が終わって無事明日になったら、俺、追記・修正に行くんだ。 憶えていてくれよ？」

「よっしゃ死亡フラグゲット----！」
次の瞬間、オリオトライが回し蹴りで事務所の壁に穴を開けた。
それは蹴りによって回転吹っ飛びしたアニヲタが激突したもので、菊のような形をしていた。

以下、10下の重大なネタバレ

実は、本編とは違う道を辿った未来における、葵・トーリとホライゾン・アリアダストの娘。

それは違う未来。トーリが三河争乱にてホライゾンを救えず共に果てた世界。
残された武蔵勢は大罪武装を集め、創世計画に全てを掛けるも失敗し、世界の滅びは確定した。
だがそんな世の中、一部女性陣はそれぞれに子供を残し、せめて彼らだけでもとシェルターに入れ助けていた。
またこの世界では、「体の一部」さえあればたとえ相手が死んでいようと女性同士だろうと体外受精や代理母形式で子を残すことが可能であり、
その結果トーリの遺した体の一部を子種とした、母親の違う子供が4人も誕生。しかも内一人はホライゾンの一部と掛け合わされて生まれていた。

そしてシェルターに一部母と共に子供&直政の妹が取り残され、内部の資源を守るため母たちも消え子供達が世界再生のため奮闘していた頃、
本編の過去にあたる時代からシェルターへのアクセスがあり、その結果子供たちは過去へと「抽出」(遡行)。
「親や身内が死ぬ未来を変える」ため、約一名を除いた子供達は今度こそ創世計画遂行を決意し羽柴勢へ参加、
「腕づくでも親たちを止め世界を救う」ため羽柴配下「十本槍」の一員となった(ここまでは10巻中で判明)。

だが一人…トーリとホライゾンの一部から生まれた子供だけは違った。実験的に他の子供達より大分先に過去へと現れ*1、IZUMOに確保されていたその子供は、
「親を死なせたくないのなら、親達を鍛えなおせばいいのでは?」
と考え、IZUMOに住むトーリの祖母ミツに色々と世話になった後、素性を隠し武蔵へと搭乗。三年梅組の担任となる道を選び、体育教師として教導院全体も込みでの底上げを図った。
それが、オリオトライ・真喜子の過去である。*2
(ちなみに以上の経緯は本人の口からはあまり語られず、それに気づいたホライゾン・ネシンバラらの推理等で説明されている)
まあ生まれる前に死んでた父親に胸もまれたりしたせいで三日くらいで「アレだった」って感じちゃったけどね。
ただ今まで「先生」・「生徒」でずっとやって来たことや実年齢で遺伝子的な親より年上なこともあり、その後も互いの関係はあまり変わっていない(親子関係は周知のものになったが)。

つまり彼女のアマゾネスぶりは父方の祖父母(凄腕の武芸者の襲名者)からの遺伝、眼の色も恐らく「生身時代のホライゾン」ないし「ホライゾンの母」の眼の色が隔世遺伝したものだったということ。
11上のカバー裏によると、それに加えて教えたのが未来の喜美だから(喜美に当てるだけでも相当な訓練になる)というのもあるらしい。*3
また二境紋について詳しかったのも、未来で得た知識と、その出自故に過去を語るだけで二境紋に攫われてしまうため。
余談だが父方の祖父は弟子を複数持ち、母方の祖父も「教師」だったので、いわば父方と母方のいいとこどりをしたハイブリッドなのかも知れない。

なお「オリオトライ」の由来は、
「ギリシア語で『地の果て(＝地平線＝ホライゾン)』を示す『ORI』」と「TRI(トライ)」＝「トーリ」。
そして「オ」とは「O」＝「〇(マル)」、つまり2人が繋がったのは間違いでは無かった…という意味ではないかと言われている。
なら本名は「葵・オリオトライ」となり、「真喜子」は…といった所で、葵・喜美が「ある事」に気づいた。
「死んでいたトーリとホライゾンの子供がいるなら、代理母がいたのでは?」、「そしてそれは、未来の自分では?」
「ならば『真喜子』とは、親の…『真には喜美の子』と言う事を示す(現在においての)偽名では?」と。
…そう、オリオトライには師匠がいた。舞を捨て剣術を教えてくれた「近所のオバチャン」が。
そして何も語らずとも、オリオトライには「彼女」が『母』なのではと感じられたのだと。

ちなみに彼女の異母弟妹は

• 浅間・智の娘「平野・長泰」(巨乳剣矢ダメ男好き巫女、本名「浅間・豊」)
• ネイト・ミトツダイラの娘「糟屋・武則」(黒髪巨乳クォーター人狼、本名「ネイメア」)
• 向井・鈴の息子「片桐・且元(本名「向井・生緒」」

の三人(11上で正式に再会している)。
流石に平野・糟屋の巨乳には劣るものの大きい胸をしている事を見るに、トーリ遺伝子を通じて喜美の巨乳遺伝子が継承されたのかもしれない。

さらにネタバレ

オリオトライの持つ『斬撃重視の長刀』はオリオトライがこの世界に抽出されたときに共にもってきたものである。
他の子供達が持つ未来武器のようなものと言えば未来武器だったが厳密に言うとオリオトライの長剣は剣ではなく、

賢鉱石で出来た第二の月の破片を鋳造して作られた柱状結晶である。

長剣のように使えたのは鞘などがあったためであり、鞘をパージし、柄とシャープナーを解除すると本来の姿になる。

滅びが確定した未来で”これが足りなかったのではないと作られた無念の一発”であり最終決戦では
重要な局面を決めた。

……なおこれ、『きみとあさまで』でネイトによってしっかり鞘などに入った状態で使われていたりする。
正体が出た状態だったらどうなっていたやら。

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