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Shogo Hagiwara

クレイジーな状況に、みんな盲目になっている──ジャミロクワイ、IoTに沸く現代社会とその未来に警鐘を鳴らす

2017年3月、ジャミロクワイは7年ぶりのアルバム『Automaton』を発売し、9月には日本武道館でのライヴも成功させた。アルバムのテーマは「人工知能(AI)」。ジャミロクワイのフロントマンであるジェイ・ケイは、テクノロジーの革新が急速に進む現代社会をどうとらえているのか。テクノロジーと未来、そして音楽について訊いた。

一晩で売り切れなかった本は全て焼き捨ててしまう、「最も美しい」出版レーベル

アートなのか、それとも政治的ステイトメントなのか。満月の夜に本を発売し、もしそれが売れ残ったなら一夜のうちに焼却処分する出版レーベルが、アイスランドにある。レーベルを率いる作家とアーティストの真意はどこにあるのか。

世界的チキン人気が生んだ「余った羽毛で家を建てる」活用法

世界的に消費が急拡大する鶏肉人気の副産物として生まれようとしているのが、ニワトリの羽毛をベースにした断熱材だ。ロンドンのデザインスクール、ビジネススクールに通った2人がつくったその素材は、従来に比べて格段にサステイナブルだと話題を呼んでいる。

インテルがVRで変革する「スポーツ生中継の未来」

「生観戦」できるスポーツファンは、実は総数の1パーセントにも満たないという。米メジャーリーグとパートナーシップを結び、野球のVRストリーミング中継を開始したインテル。プロスポーツの臨場感あふれるVR体験はファンの心をワシ掴みにできるか。

CO2削減のためオスロ市がとった、ちょっとカゲキな取り組み

自家用車利用が減らないならば、公共の駐車場を排除してしまおう。ノルウェーの首都オスロは、そんな前代未聞の政策の実現に向け動き出した。かつて自家用車規制を試みた際には、反対派の抵抗を受けたというオスロ市。政策の行方やいかに。

「廃棄される生鮮食料品」にセンサーで立ち向かうスタートアップ・Zest Labs

大規模農法で栽培された野菜を、より細かな単位で出荷管理できれば、これまでの廃棄処理へ直行という運命から救えるはずだ。シリコンヴァレーのスタートアップ・Zest Labsは、センサリング技術とクラウドデータを活用して、廃棄野菜を生む主原因のひとつである流通過程の管理を改良しようとしている。

米国の起業文化を支えている「元軍人起業家」たち

米国では、10社に1社の割合で、元軍人(=ヴェテラン)による起業の会社がマーケットを占める。彼らのビジネスモデルをサポートする専門組織も充実している。

米なきパリ協定後の世界で「大気中の二酸化炭素を売る」スタートアップを、スイスに訪ねる

トランプ米大統領の「パリ協定」からの離脱宣言が注目されるなか、喫緊の地球温暖化対策に対し、あるソリューションが提案されている。チューリッヒ工科大学の同級生2人が始めたスタートアップは、二酸化炭素を大気中から回収しそれを「販売」するのだという。

旅先でもスマホでメール処理…結果、「美しい記憶」が失われる理由

いつでもどこでもチェックしてしまいがちな仕事メール。しかし、休暇中でも継続してスマートフォンと向き合っていると、旅の記憶が残らないという哀しい結末を迎えることになるという。米大学と民泊サイトによる共同調査の結果。

自転車好きの歴史学者、忘れられた「自転車専用道路」復活ののろしを上げる

歴史のかげに隠れてしまった「自転車専用レーン」を再発見した、英国の歴史学者にしてサイクリスト。彼が自著やクラウドファンディング・キャンペーンを使って狙うのは、英国全土に一大サイクルネットワークを構築することだ。

子どもたちのものづくりも刺激する、建築家が考案した「建築家のためのレゴ」

「アイデアをカタチに」を手軽にできて、再利用も可能。建築の模型づくりに革新を起こそうという「Arckit」がKickstarterで出資者を募っている。プロユースを満たすのはもちろん、子どもたちの「都市づくり」への興味を喚起するプロジェクトだ。

米オンライン銀行のミレニアル戦略は「その買い物が本当にサステイナブルか」わかるアプリ

米国のオンライン投資銀行が、ミレニアル世代に広がる「Vote with your wallet」をサポートする機能をリリースした。「People」と「Planet」という2つの評価軸による情報を提供できるという。

賞賛集める、「インターン不採用の大学生」が考えたApple Musicのインターフェイスデザイン

別に腹いせにつくったわけではない。アップルのインターンに採用されなかったある大学生による「Apple Music」のリデザイン案が、話題になっている。出会い系アプリ「Tinder」やGoogle検索などから着想を得たという。

英国で進む愛煙家包囲網、お次は「パッケージデザイン」

オーストラリアの先例に学び英国でスタートする統一規格のタバコパッケージ導入は、実に30万人の禁煙を促す効果があるという。このシンプルなデザインには、さらに若年層の喫煙開始を抑制する効果も期待されている。

ミレニアル世代が支持するジュエリー「エシカル・ダイヤ」が急成長

安価で質の高い「合成ダイヤ」が、エシカル志向のミレニアル世代を中心に注目されている。紛争で血塗られた「ブラッド・ダイヤモンド」を市場から駆逐する日も近い、かもしれない。

ウィキペディア創設者が立ち上げる「フェイクニュース打倒プロジェクト」の根拠

「ポスト・トゥルース」次代におけるニュースメディアのあり方に、新しい具体的なモデルが提起されようとしている。ウィキペディア創設者が率いる新メディア「Wikitribune」(ウィキトリビューン)は、ユーザー主導のジャーナリズムという既成概念を超えたプラットフォームが最大の特徴だ。

1時間のジョギングで寿命が7時間延びる、という研究結果

生活習慣、肥満度に関係なく体を健康にするジョギングは、万病に対する特効薬だった。ジョギングを習慣にすることによる健康への効果が、ある研究によって実証されている。

罰金58億円! ドイツの「フェイクニュース対策法」は功を奏すか?

9月に総選挙を控えたドイツ。フェイクニュースに踊らされた2016年の米大統領選挙の二の舞を避けるべく、メルケル政権が新法の素案を発表した。大手ソーシャルメディア企業に対し、フェイクニュースや違法コンテンツを速やかに削除することを義務付けるものだ。

筋肉を「ハック」する! VR空間で触感を再現する研究が進行中

独大学のとある研究チームが進めているのは、「VR(仮想現実)にふれる」ためのデヴァイス開発だ。現時点のプロトタイプでは、理学療法と同じように微量の電気ショックを媒介とすることで、壁に触れ、ボタンを押し、物体をつかむことが可能となるという。

老舗新聞社・NYTがミレニアル世代を引きつける理由

老舗新聞社ニューヨークタイムズ。デジタル対応の施策が功を奏し、全読者の約40%を30代までの若者たち、いわゆる「ミレニアル世代」が占めるようになったという。