天の川 / Milky Way

ヨーロッパ南天天文台（ESO）が運用する宇宙望遠鏡が、まるで天の川銀河をかじっているかのように見える写真が公開された。このように望遠鏡と天の川銀河が“共演”したシーンを交えながら、天の川銀河の知られざる“真実の姿”を解き明かしていこう。

過去最大の恒星のカタログデータを、このほどハーバード・スミソニアン天体物理学センターを中心とした研究チームが発表した。この美しい“宇宙規模のセルフィー”の狙いのひとつは、恒星の間を漂う塵のマップを作成することだ。

銀河系は、高密度の超銀河団に引き付けられながら高速で移動しているが、同時にある領域からの力によって押し返されてもいるという研究結果が発表された。謎の宇宙領域「ダイポール・リペラー」を特定することで、銀河の移動について理解できるかもしれない。

ヨーロッパ南天天文台の赤外線望遠鏡「VISTA」が、銀河系（天の川銀河）の中心部を90億ピクセルでとらえた画像が公開された。これまでに観測された数の10倍にのぼる恒星が写っている。

雄大な天の川やオーロラ、地平線に沈まない白夜の太陽など、微速度撮影によって映し出された美しい空の風景を動画で紹介。

国際宇宙ステーションから見た夜の地球を動画で紹介。きらめく都市の美しさもさることながら、オーロラや瞬く稲妻、銀色に輝く天の川などの自然現象も壮観だ。

「宇宙には少なくとも1000億の恒星があり、その周りを回る1000億以上の惑星がある」という。相対性理論に基づく「重力マイクロレンズ効果」により、天文学者はより多くの惑星をともなう恒星を観察することが可能になる。