with4月号で大特集! 私たちの「可能性」のトビラをあけよう!
そんな「可能性」のトビラは、アニメの中にも。今回はプリキュアに秘められた“ガールズエンパワメント”についてお話を伺いました。
お話をうかがったのは ブロガー kasumiさん
「女子だってずっとずっと戦っている」プリキュアに秘められたメッセージ
プリキュアは2004年に始まった、普通の女の子が不思議な力で変身し、仲間とともに世界を救う子供向けアニメーション。2021年で18作品、68人ものプリキュアが登場し、今や子供だけでなく大人のファンも増えています。
私もその一人。最初はキャラの魅力に惹かれて見始めたのですが、今や凛々しく戦い“最後まであきらめない姿”に励まされ、一緒に観ていた娘がプリキュアを卒業しても自分だけは見続ける事となってしまいました。
作中では「なりたい自分になる事」が表現され、68人のプリキュアには68種類の生き方が描かれます。初代『ふたりはプリキュア』は“女の子だって暴れたい”を掲げ、守られる女の子ではなく、自身の肉体で戦い、道を切り開く姿が大好評となりました。
以降プリキュアはシリーズを重ね、ファッションやお菓子作り、お姫様、子育てといった従来の女子のジェンダーロールを否定するのではなく、むしろ積極的に作風に取り込み、それらを楽しみながら自己実現していく姿が描かれます。プリキュアの戦う力は、男の子と同じ力を発揮する事ではなく、女の子を楽しみながら自己実現するためのガールズエンパワメントなのです。
近作を見ても“自分の力で夢をつかみ取るプリンセス”が描かれた『Go!プリンセスプリキュア』や『キラキラ☆プリキュアアラモード』では“大好き”で集まったプリキュア達の個々の尊重と相互理解、いわばシスターフッド的な繫がりが描かれました。
シリーズ15年目作品『HUGっと!プリキュア』では、「子育ては社会がするもの」や「ワンオペ育児の否定」「子育てだけが女性の幸せではない」等、社会問題を包括しつつ、家父長制などの古いシステムに縛られる事なく“誰だって、何にでもなれる”姿が描かれます。「男の子プリキュア」も誕生しました。みんながプリキュアになれる時代が来たのです。
2月末より始まる最新作『トロピカル~ジュ!プリキュア』は“メイクでチェンジ!ムテキのやる気!”をキャッチフレーズに、メイクで気合いを入れながら、今一番大事なことに挑戦していきます。主人公プリキュアが「白+トロピカルカラー」となり「主役がピンク色」からの脱却にも注目です。
2004年初代『ふたりはプリキュア』
2018年『HUGっと!プリキュア』
©ABC-A・東映アニメーション
2021年最新作『トロピカル~ジュ!プリキュア』
©ABC-A・東映アニメーション
『映画ヒーリングっど♥プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!』
3月20日(土)公開
延期されていた映画がついに公開。2008年放送の『Yes!プリキュア5GoGo!』の6人との共演にも注目。当時キュアドリームやミルキィローズに憧れていた女子も多いのでは?
©2020 映画ヒーリングっど♥プリキュア製作委員会
大特集!「 私たちの『可能性』のトビラをあけよう!」の続きはwith4月号でお楽しみください!
ライフスタイルトピックス
「ライフスタイルトピックス」に関する記事をまとめたページはこちら。 with classでは、教育・住まい・時短術をメインに、暮らしをラクに豊かにする、共働き夫婦向けのトピックを発信中。
こちらもおすすめ
結婚しても、子供を持っても、自分らしく働き続ける女性にエールを!仕事と家庭を上手く両立させるコツ、忙しくも楽しい共働きライフを支えるライフハックが充実!
お友達登録で、ファッション・ライフスタイルなどのお役立ち情報が毎週届きます!
アンケート隊「with会員」募集中!
withのアンケートやプレゼントキャンペーン等にご参加いただく会員組織。会員限定のイベントへのご案内や、withからのお得な情報を受け取ることができます!
©東映アニメーション