パリ五輪ではアスリートたちの素晴らしい熱戦にくぎづけになりましたが、競技場以外にもたくさん見所がありました。カメラマンたちが切り取った「もうひとつの五輪」をご紹介します。
共同通信写真部五輪取材班
*写真・記事の内容は、2024年8月までの取材を基にしています。
「スヌープinパリ」 五輪のサングラス姿でスケートボード会場に現れた超人気ラッパーのスヌープ・ドッグさん。あちこちの会場で選手を応援する姿が目撃されているようです=2024年8月7日、パリ(共同)
「怖い…」 ラグビー7人制で不思議な動きの野口選手(左)とサモア選手(右)に迫られおびえている福士選手、に見える1枚です=2024年7月25日、パリ郊外(共同)
「期待も膨らみます」 メダリストを祝福するイベントでアルパカ形のバルーンを用意するペルーの観客。お国自慢のシンボルで、お目当ての選手が振り向いてくれるかも? 期待も膨らみます=2024年8月7日、パリ(共同)
「万華鏡」 フェンシング会場のグランパレは100年以上前につくられた歴史的建造物です。特徴的な天井を魚眼レンズでのぞいてみると万華鏡のような模様が現れました=2024年8月4日、パリ(共同)
「無重力」 対戦するフェンシングの選手。ふわりと飛び上がって一閃(いっせん)、宇宙空間のようです=2024年8月3日、パリ(共同)
「長さのふるさと」 長さの単位「㍍」はフランス発祥だそうです。18世紀末に制定され、1㍍の長さを表す石板がパリ市内に設置されました。現在の定義とはわずかに差がありますが、1㍍、1㍉を競う五輪の開催都市にこの石板が残っているなんて、歴史のロマンを感じます=2024年8月5日、パリ(共同)
「扇子いいね」 日差しが照りつける競技場は座っているだけで汗がだらだら。ふと客席を見渡すと、日本人にお馴染みの扇子を持つ観客がたくさんいました。皆、センスいいですね=2024年8月4日、フランス(共同)
「〝サムライ〟のかぶと」 自転車トラック日本チームのヘルメットは「和」のテイストが満載。高速で駆け抜ける〝サムライ〟にはかぶとが必須です=2024年8月6日、パリ郊外(共同)
「パリの夕暮れ」 ビーチバレーを観戦に訪れた男性。雲ひとつない夕焼け空とエッフェル塔がサングラスに映っていました=2024年8月5日、パリ(共同)
「チャンネルはそのまま」 フェンシング競技の合間にテレビ中継から目が離せないカメラマンたち。放送されていたのは柔道混合団体決勝の日本対フランス。その気持ち、よくわかります=2024年8月3日、パリ(共同)
「規律正しく美しく」 レスリング・ベネズエラ選手の左腕に「規律」の文字が。慣れない文字に見入ったわけではないでしょうが、相手選手は敗れてしまいました=2024年8月6日、パリ(共同)
「覆面選手」 覆面姿で女子砲丸投げ競技に臨むのは米国のソーンダーズ選手。視界は大丈夫なのでしょうか=2024年8月8日、パリ郊外(共同)
「しなやか」 フェンシングでカナダ選手(左)と対戦する東晟良選手。しなやかなのは、剣だけではありません=2024年8月1日、パリ(共同)
「映えスポット」 気球形の聖火台が置かれた公園で、自撮りをしているかのような石像を見つけました。100年ぶりの五輪を楽しんでいるみたいですね=2024年7月27日、パリ(共同)
「バランス」 スケートボードパークのブラジル代表アウグスト・アキオ選手は、長いものを何でも顔にのせられる見事なバランス感覚の持ち主です。銅メダルを獲得した後には記念品もしっかりのせていました=2024年8月7日、パリ(共同)
「集中」 陸上女子やり投げ決勝で、投てきを前に集中する北口榛花選手。張り詰めた空気感が伝わってきます=2024年8月10日、パリ郊外(共同)
「ジュ・テーム」 メダリストが集う「チャンピオンズ・パーク」で出会った、フランス国旗を唇にあしらった女性。ちょっと迫り過ぎてしまいました=2024年8月5日、パリ(共同)
「コケコッコー!」 テニスの会場で応援する観客。ニワトリはフランスの象徴とされる動物で、サッカーやラグビーの代表ユニホームにも描かれています。「コケコッコー!」と自国の選手を鼓舞していました=2024年7月29日、パリ(共同)
「目と目で」 男子高飛び込みで銀メダルを獲得した玉井陸斗選手(左)。演技後に馬淵崇英コーチとぴったりと抱き合い見つめ合う姿に、喜びがにじみ出ていました=2024年8月10日、パリ郊外(共同)