櫻井海音、バンド活動中にコロナ禍で転機 俳優の道に進み「飛び込んだからこそ今の自分がいる」
俳優の櫻井海音(23)が21日、都内で行われた映画『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』(2月21日公開)の完成披露上映会に参加した。
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劇中で演じている18歳のエピソードを話すことになり、櫻井は「小さいころは、ずっとサッカーをやっていて、サッカー選手になるのが夢だった。そこから音楽をやりたいと中3ぐらいに思った」と回顧。音楽の道に進み、バンド活動をしていたが「ちょうど高校卒業ぐらいの年はコロナ禍で。ライブができなくなってしまった」と困難にぶつかったそう。「その時に自分を救ってくれたのが1人の仕事のオファー。そこにチャレンジしたら今ステージに立てている。こういう世界に飛び込んだからこそ今の自分がいる。音楽をやっていた時から何かを表現する仕事をやりたいと思っていた。そういう意味ではかなっているのかな」としみじみと口にしていた。
昨年3月31日をもって、放送作家業・脚本業からの引退を発表した鈴木おさむ氏が「辞める前に、どうしてもこの作品を作りたかった」と語っていた念願の企画となる。2019年の初演以降、何度も再演されている朗読劇を最旬のキャスト陣で映画化した。
田舎の小さな村の少年たちは18歳になると、「この村で生まれた男の子は、人生で1度だけ魔法を使うことができる。ただし、20歳までの2年の間に使わなければならない」ということを伝えられる。村の大人の男たちが過去にどんなことに魔法を使ったのかは、自分たちが魔法を使うまでは知ることができない。主人公たち4人の男子高校生は「何に魔法を使うか」を考え始める。それはかけがえのない体験となり、感動のクライマックスを迎える。
イベントには、八木勇征(FANTASTICS)、井上祐貴、椿泰我(IMP.)、木村真人監督も参加した。