福島第1デブリ、成分詳しく分析 原子力機構、夏に主要成果

日本原子力研究開発機構で分析中のデブリ。左右の機器がつかんだそれぞれの容器の中に、砕いたデブリが入っている=2月、茨城県大洗町
日本原子力研究開発機構で分析中のデブリ。左右の機器がつかんだそれぞれの容器の中に、砕いたデブリが入っている=2月、茨城県大洗町
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2025年03月01日 15時06分

 東京電力が福島第1原発2号機で試験採取した溶融核燃料(デブリ)の分析が進んでいる。電子顕微鏡や大型実験装置で構造や成分を詳しく調べ、日本原子力研究開発機構が今夏にも主要な成果をまとめる。1~3号機に880トンあると推計されるデブリの大規模な取り出しに向け、工法や保管方法の検討に生かす。

 東電は昨年11月、大きさ約9ミリ×約7ミリ、重さ0.693グラムのデブリを採取し、茨城県大洗町にある機構の研究施設に搬入した。これまでに機構が行った表面の分析では、核燃料物質のウランや燃料を覆う管に使われるジルコニウムを確認。ケイ素やマグネシウムなども検出した。

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