【5827】如空 純米吟醸 華吹雪 生酒 限定品(じょくう)【青森県】

2025年04月14日 17時14分
青森県三戸郡五戸町 八戸酒類五戸工場
青森県三戸郡五戸町 八戸酒類五戸工場

【O会 全4回の④完】

 ともにH居酒屋の常連であるOさんご夫妻、Mさん、それにわたくしの4人による飲み会。場所はもちろんH居酒屋。こじんまりとした、あたたかい雰囲気に包まれ、居心地が良く、わたくしは非常に気に入っている会だ。

 この日は何種類かのお酒を飲んだが、そのうちこれまで当連載で取り上げたことがなかった4種類を取り上げる。「雪の松島」「松風」「翠玉」と飲み進め、次にいただいたのはMさんの提供酒「如空 純米吟醸 華吹雪 生酒 限定品」だった。

 当連載はこれまで「如空」を3種類取り上げているが、クラシックタイプの酒、という強いイメージを持っている。さて、いただいてみる。

 酒蛙「上立ち香は、メロン香がほのか」
 Oさん「けっこうガス感がある」
 酒蛙「すごい発泡感。キレがものすごく良い。非常にさらっとした口当たり」
 Oさん「ドライ感がある」
 Oさんの奥さま「飲みやすい」
 酒蛙「酸が出てきた。このお酒の味の主要素は酸と甘旨み」
 Oさんの奥さま「キレる!!!」
 酒蛙「すいすい飲める。このお酒のアルコール分は?」
 Mさん「17度です」
 Oさん、酒蛙「えーーーーーっ??? もっと低いとおもっていた。発泡感があるから低く感じたのだろうか」
 酒蛙「酸が良く出ているけど、苦みも良く出ており良いね」
 酒蛙「このお酒をカテゴリー分けをすれば、クラシックタイプの、ライトボディー酒。あるいは爽酒。あるいは淡麗旨口酒」

 瓶の裏ラベルは、このお酒を以下のように紹介している。「6BY今期しぼりたての新酒をそのまま商品化しました。おりの絡みが米の旨味をバランス良く醸しこの季節にしか味わえない限定酒です」

 裏ラベルのスペック表示は「原材料名 米(国産)米麹(国産米)、精米歩合50%、原料米 華吹雪100%、アルコール分17度、製造年月2024.12」。

 使用米の「華吹雪」は青森県農業試験場が1974年、母「おくほまれ」と父「ふ系103号」を交配。育成と選抜を繰り返し品種を固定。1985年に命名、1988年に種苗法登録された酒造好適米。全国的に著名な「田酒 特別純米」(青森県)の原料米や、「飛露喜 特別純米 無濾過生原酒」(福島県)がブレイクした当時の原料米として知られている。

 酒名「如空」の由来について、ウェブサイト「津軽びいどろ」は「『如空』という名前は、現在の社長である九代目・橋本八右衛門さんの祖父にあたる七代目が書道を嗜む際の雅号に由来します」と説明している。

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