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東京電力は14日、福島第1原発2号機で、昨年11月に続き2回目となる溶融核燃料(デブリ)の試験的取り出し作業を、15日に開始すると発表した。前回同様、原子炉格納容器の貫通部から釣りざお式の装置を差し込み、遠隔操作で格納容器底部にあるデブリを少量採取する計画。作業開始から取り出し完了まで12日間程度を見込んでいるという。
東電によると、機器の改良やカメラ交換など、準備が14日に整った。15日からの作業では、格納容器底部で機器をつり下ろす位置を変更し、初回よりも格納容器の中心に1~2メートル近い場所で3グラム以下のデブリ採取を目指す。
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