【8月27日 AFP】女子ゴルフ、CNカナディアン女子オープン（CN Canadian Women's Open 2012）は26日、カナダのバンクーバー・ゴルフクラブ（The Vancouver Golf Club）で最終日が行われ、通算13アンダーを記録したニュージーランドのリディア・コー（Lydia Ko）が、米国女子ツアー史上最年少優勝を飾った。

　韓国生まれニュージーランド育ちの15歳のコーは最終日に7バーディー、2ボギーを記録し、2位に入った韓国の朴仁妃（In-Bee Park、イン・ビー・パーク）に3打差をつけて優勝した。

　米国女子ツアーでアマチュア選手が優勝したのは、1969年のバーディンズ招待（Burdine's Invitational）を制したジョアン・カーナー（JoAnne Carner）以来で、コーは史上5人目となる。

　また、1997年に男子ゴルフのタイガー・ウッズ（Tiger Woods）がマスターズ・トーナメント（The Masters Tournament）初制覇を果たした11日後に生まれたコーは、2011年に16歳の若さでナビスターLPGAクラシック（2011 Navistar LPGA Classic）を制した米国のレクシー・トンプソン（Alexis "Lexi" Thompson）が保持していた史上最年少優勝記録を更新している。

　14歳で出場したニューサウスウェールズ・オープン（New South Wales Open 2012）でプロツアー史上最年少優勝を飾り、8月に行われた全米女子アマチュア・ゴルフ選手権（US Women's Amateur Golf Championship）でもタイトルを獲得しているコーは、首位で迎えた最終日のバックナイン開始6ホールで5バーディーを奪い、後続を突き放した。

　宮里美香（Mika Miyazato）は通算3アンダーで15位タイに終わった。(c)AFP