【12月18日 AFP】中国スーパーリーグ(1部)の上海申花(Shanghai Shenhua)は17日、ニコラ・アネルカ(Nicolas Anelka)が退団に向けた話し合いを進めていると明かした。

 同クラブの広報担当は「クラブとアネルカの間で話し合いが行われていますが、私自身は詳細な情報を知りません。今のところ、最終的な結論には至っていません」と語っている。

 中国ポータルサイト大手「Sina.com(新浪)」は、クラブから自由契約での退団許可を条件に、700万ドル(約5億9000万円)の最終年の契約を破棄することにアネルカが同意したと報じている。

 また同サイトは、イングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)やチェルシー(Chelsea)、スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)に在籍していたアネルカが、クイーンズ・パーク・レンジャーズ(Queens Park RangersQPR)と契約を結んでプレミアリーグへの復帰することを望んでいると伝えている。

 フランス代表で69試合の出場を誇るアネルカは、2012年にプレミアリーグから初めて直接中国スーパーリーグのクラブに加入し、話題をさらった。しかしながら、その加入はチームの活性化につながらず、上海申花は16チーム中9位でシーズンを終え、アネルカ自身も3得点に終わっている。(c)AFP