バイデン政権、ワクチン接種2億回に 目標上回るペース

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ワシントン=合田禄
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 バイデン米大統領は21日、就任後の国内のワクチン接種が同日中にも2億回に達する見込みだと発表した。当初の目標としていた就任100日を前に到達することになる。さらに接種を加速させるため、中小規模の事業者に従業員が接種のために有給休暇をとる費用を負担することも明らかにした。

 バイデン氏は当初、1月20日の就任から100日となる4月末までに1億回接種する目標を立てたが、3月に達成。目標を2億回に倍増させていた。いまは1日約300万回のペースで接種が進み、100日を待たずに目標を達成する。

 現在、全米ですべての16歳以上が接種対象になっている。65歳以上の65%、18歳以上の33%がワクチン接種を完了している状況だ。

 バイデン政権は従業員が50…

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この記事を書いた人
合田禄
アメリカ総局|科学・米国政治担当
専門・関心分野
科学、医療、気候変動、宇宙開発
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