木を食い荒らす特定外来生物を初確認 東京・中央区が街路樹を伐採へ
森下香枝
昆虫のカミキリムシの一種で昨年、特定外来生物の「ツヤハダゴマダラカミキリ」が東京都中央区内で初めて発見された。都内含め宮城県や山口県など14都県で確認されている。区は、周辺の木が食害される恐れがあるとして、街路樹の伐採に乗り出した。
発見されたのは、中央区日本橋浜町の高層マンション周辺に植えられた街路樹。昨年7月、区民からの情報提供を受け、区が都環境局に鑑定を依頼し、確認された。
区によると、街路樹の一部が枯れ、幹の表面に産卵痕などがあるという。「暖かくなると卵が孵卵(ふらん)する危険性がある」として、来週までに計12本を伐採する予定だ。
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