新人議員は誰が育てる? 派閥任せだった自民の対策、過去にも模索

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神野勇人
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 新人議員の教育は誰がどう担うのか――。自民党が長年抱えてきた課題に再び直面している。これまで大量の新人議員が当選した際に起こる悩みだったが、異なる事情も絡んでおり、党執行部が試行錯誤している。

 24日まで1カ月近く続いた臨時国会では、しばしば朝の党国会対策委員会に出席する新人議員の姿があった。自民の新人議員は全員が国対委員となり、国会の手続きや審議の流れを現場で学ぶことが習わしだ。その一人、根本拓衆院議員は「戸惑うことも、わからないことも多い。少しずつ覚えていかないといけない」と語った。

 党教育機関の中央政治大学院…

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この記事を書いた人
神野勇人
政治部|自民党担当
専門・関心分野
国内政治、選挙、地方自治