第2部 第1章 第2節 (1)事故情報等の収集・発信、原因究明
第2部 消費者政策の実施の状況
第1章 消費者庁における主な消費者政策
第2節 消費者の安全の確保
(1)事故情報等の収集・発信、原因究明
消費者庁が設置されたことにより、消費者事故等の情報を、消費者庁が一元的に集約する体制が整備されました。消費者庁では、収集した情報を分析した上で、関係行政機関等への情報提供及び国民への注意喚起等を行っています。収集した事故情報の具体的な内容や消費者への情報提供事例については、第1部第1章に記載しています。
消費者庁では、2016年6月に「子供の事故防止に関する関係府省庁連絡会議」を設置し、子供の事故防止のための取組を推進しています(第1部第2章第4節(5)参照。)。また、食品の安全性を確保するため、消費者庁は、関係府省庁と連携して、リスクコミュニケーションの推進を図っています。
なお、事故原因の調査や再発防止に向けた提言の発信については、消費者庁に設置された消費者安全調査委員会(以下「消費者事故調」という。)が担っています。
担当:参事官(調査研究・国際担当)