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昨年のラリージャパンは約5300万円の赤字 有料観戦者数、見込みより2万人少なく 経済効果は約156億円

2025年2月26日 20時15分 (2月26日 21時26分更新)
 2024年11月の世界ラリー選手権(WRC)ラリージャパンについて、豊田市は26日、約5300万円の赤字となる見通しを明らかにした。赤字は市が主催者となった23年大会から2年連続。同日の市議会3月定例会で、山田主成議員(自民クラブ)の一般質問に、市生涯活躍部の八木健次部長が答えた。

ラリーカーを見ようと道の駅「どんぐりの里いなぶ」周辺に集まった人たち=2024年11月22日、豊田市で

 市によると、歳出(会場費など)は27億900万円、歳入(協賛金やチケット販売収入など)は26億5600万円だった。答弁で八木部長は「チケット販売収入が大幅に下回り、収支均衡が図れなくなった」と説明。有料観戦者数は当初12万人を見込んでいたが、10万人にとどまったという。歳入の不足分は、豊田市と岐阜県恵那市が拠出し...

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