北朝鮮の「水爆実験」、専門家は懐疑的な見方

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北朝鮮の水爆実験、米国は懐疑的な見方

(CNN) 北朝鮮が6日に初の水爆実験を成功させたと発表したことに対し、各国の専門家から懐疑的な見方が浮上している。米ホワイトハウスのアーネスト報道官は、「これまでの分析結果は北朝鮮の主張とは一致していない」と語った。

北朝鮮が違う種類の水素爆弾を爆発させたとの見方を示す専門家もいる。しかしたとえ水爆ではなかったとしても、国際社会の反対を押し切って新たな核実験に踏み切ったことに疑いの余地はない。アーネスト報道官は、「いずれにしても、北朝鮮が実施したような核実験は挑発的であり、国連安全保障理事会の決議に真っ向から違反する」と強調した。

地下核実験は現地時間の6日午前10時に実施された。米地質調査所はこの時刻に、北朝鮮でマグニチュード5.1の揺れを観測していた。

核実験を監視しているノルウェーの非営利組織NORSARは、振動などの情報を分析した結果、今回の爆発の規模はTNT火薬1万トンを爆発させた規模にも満たず、広島と長崎に投下された原爆よりも小さかったと指摘する。

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